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日本遺産 倉敷宝探し 〜 美観地区界隈をめぐる謎解きイベント【終了】

日本遺産 倉敷宝探し 〜 美観地区界隈をめぐる謎解きイベント【終了】

知っとこ / 2019.03.03

日本遺産 倉敷宝探し・解答編

謎1の解答

▼謎1の解答は「大橋家住宅」でした。

倉敷宝探し(解答編):大橋家住宅

江戸中期以降、現在の倉敷中心部周辺に干拓地が広がり、綿花やイ草の栽培が盛んになりました。

そのため、倉敷中心部は綿・イ草製品の取り引きや運搬で繁栄し、豪商が生まれ、大きな屋敷も建つように。

謎1の問題は上記の歴史をふまえたもので、表の中にならぶ文字を、ヒントを手がかりに読み解くと「おおはし」の4文字がわかります。

なお、大橋家は江戸時代に新田を開発して大地主となった豪商でした。

▼大橋家住宅に行くと、入口の向かって右上に6文字の手がかりがありました。

倉敷宝探し(解答編):大原家住宅 手がかりのある場所

▼書かれていた手がかりは「さいしょのな」です。

倉敷宝探し(解答編):大原家住宅 手がかり

謎2の解答

▼謎2の解答は「新渓園(しんけいえん)」です。

倉敷宝探し(解答編):新渓園

江戸後期から商人・地主として大きな富を得たのが大原家でした。

明治から昭和にかけて大原家は、富を大原美術館をはじめとする文化事業や銀行などの社会事業で町に還元し、倉敷の発展に寄与しています。

この歴史背景をふまえたのが謎2の問題です。

地図のようなイラストの中に、ヒントとなるイラストが描かれています。
解答となる場所に×印が記されていました。

また、「×印の場所で、入口の急須(きゅうす)のそばを探せ」という指示も。

謎2を読み解くと、解答が新渓園とわかります。

新渓園の中にある建物の入口の、向かって右に急須型の鉢があります。

▼急須型の鉢の左にある案内板の右下に手がかりがありました。

倉敷宝探し(解答編):新渓園 手がかりのある場所

▼書かれていた手がかりは「ぞのなかでい」です。

倉敷宝探し(解答編):新渓園 手がかり

なお、新渓園は明治26年(1893年)に、倉敷紡績の初代社長だった大原孝四郎氏が別荘として建てたもの。

現在は倉敷市に寄贈されていて、無料で観覧できます。

謎3の解答

▼謎3の解答は「楠戸(くすど)家住宅」です。

倉敷宝探し(解答編):楠戸家住宅(はしまや)

明治時代になると、綿花栽培や綿製品の加工などで栄えていた倉敷の地では、伝統産業と当時の先端技術が合わさり、繊維産業が盛んになります。

足袋(たび)・帆布(はんぷ)・学生服・作業着・ジーンズなどの製造で栄え、地場産業として根付きました。

さらに、江戸時代の倉敷代官所の場所には、大原氏によって倉敷紡績が設立されています。

謎3の問題は、上記の歴史に関するものです。
5種の繊維製品のイラストが描かれていて、その下に文字がならんでいました。

そして、「にさよごろ」の順に並び替えて逆から読むと解答がわかるというヒントも。

問題を読み解くと「くすど・けじゅう・たくのろ・じのい・りぐち」、つまり「楠戸家住宅の路地の入口」となります。
楠戸家とは、東町にある「はしまや呉服店」の店舗兼住宅のことです。

▼はしまや呉服店の向かって右側。路地の入口にある看板の下に手がかりがありました。

倉敷宝探し(解答編):楠戸家住宅(はしまや) 手がかりのある場所

▼書かれていた手がかりは「とのしたよめ」です。

倉敷宝探し(解答編):楠戸家住宅(はしまや) 手がかり

なお、はしまや呉服店は明治2年(1869年)に楠戸徳吉氏によって創業されました。
平成8年(1996年)には、建物が国指定登録文化財となっています。

また、楠戸家の蔵は「夢空間 はしまや」というカフェに生まれ変わりました。

最終目的地と宝発見キーワード

謎1〜3の解答場所にあった手がかりを、順に並べると「さいしょのな・ぞのなかでい・とのしたよめ」になります。
つまり「最初の謎の中で 糸の下 読め」です。

謎1の問題では、表の中に文字がたくさんならんでいました。

その中の糸偏がつく漢字の下にある文字をならべると「あいびーすくえあ」となります。

▼「倉敷アイビースクエア」のことです。

倉敷宝探し(解答編):最終目的地の倉敷アイビースクエア

また問題には、手がかりをならべて示された場所の、西の入口近くにある一番大きな木のそばに宝があると書かれたあります。

▼アイビースクエアの建物のすぐ西側、「パブリックバー赤煉瓦」のある建物の南に大きな木があります。

倉敷宝探し(解答編):最終目的地の倉敷アイビースクエア 宝箱のある場所

この木のふもとに宝箱がありました。

▼箱を開けると宝発見キーワードがあります。

倉敷宝探し(解答編):最終目的地の倉敷アイビースクエア 宝発見キーワード

宝発見キーワードは「日本一の繊維のまち」でした。

おわりに

倉敷宝探し:ゲームクリア 倉敷物語館にて

謎解きイベント「日本遺産 倉敷宝探し」の謎はけっこう難しかったです。
でも、あれこれ考えながら、美観地区一帯を町歩きできました。

また、わからないときにお店や施設の人に聞くことで、謎以外にもいろいろな倉敷の情報を教えてもらえるのも、「日本遺産 倉敷宝探し」に参加するメリット。

もちろん、謎解きを通して倉敷が綿花・繊維産業で栄えた歴史を知ることもできました。

観光客だけでなく地元の人にも好評で、参加者には好奇心旺盛なお子様も。
また、歩き回るので健康にもよいため、ご高齢の方の参加も多いそう。

倉敷を知るための、あるいは倉敷の町をめぐるためのきっかけづくりとして、このようなイベントがあった場合には、挑戦してみてはいかがでしょうか。

日本遺産倉敷宝探しのデータ

倉敷宝探し:チラシ
名前日本遺産倉敷宝探し
期日2019年2月9日(土曜日)〜同年3月17日(日曜日)
場所岡山県倉敷市阿知2丁目23-19 倉敷物語館 臨時観光案内所
参加費用(税込)無料
ホームページ倉敷美観地区で謎解きイベント「倉敷宝探し」〜日本遺産〜 | 倉敷観光WEB
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アサノ

フリーランスとして活動するプロの取材・インタビューライター、フォトライター。地域の文化・地理・歴史・食べ物などに精通。企業の社員インタビューや事例紹介、採用コンテンツも。

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倉敷宝探し:ゲームクリア 倉敷物語館にて

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