ほかほかの白いご飯と味噌汁、漬物と焼き魚の組み合わせは、家庭的でほっと落ち着く献立ですよね。
赤い提灯(ちょうちん)がぶら下がり、「さけ」「めし」「coffee」と書かれた紺色の暖簾(のれん)がかかるお店が、真備町の倉敷市立川辺小学校の近くにあります。
そのお店の名前は、「ノラネコ食堂真備店」。
令和元年(2019年)8月1日にオープンしました。
平成30年7月豪雨後、川辺小学校を中心に炊き出しを行なっていたRACCO(ラッコ)さんが、地元住民の声をもとにオープンした食堂です。
ついつい通いたくなる、「ノラネコ食堂真備店」の魅力を紹介します!
2022年3月31日に閉店しました。
以下より記載の情報は、営業時のものです。
記載されている内容は、2020年8月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
ノラネコ食堂真備店のデータ
名前 | ノラネコ食堂真備店 |
---|---|
住所 | 岡山県倉敷市真備町川辺946-2 |
電話番号 | 086-454-8865 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 午前11時〜午後2時 午後5時〜午後11時(金・土曜日のみ) |
定休日 | 日 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 可 |
座席 | カウンター席:8席 4人掛けテーブル席:2卓 |
タバコ | 喫煙可能 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | |
バリアフリー | |
ホームページ | ノラネコ食堂真備店(Instagram) |
ノラネコ食堂真備店は、川辺宿の旧山陽道沿いにあります。
▼矢掛方面(西)から行く場合は、国道486号線のローソン倉敷真備町川辺店の角を左(北)へ曲がってください。
▼へんこつうどん真備店が右手に見える、「川辺交番南西」の交差点を右折。
旧山陽道を約700メートル直進すると、住まいるネット真備店が右手に見えてきます。
▼住まいるネット真備店の角を右手へ曲がってください。
総社方面から行く場合は、川辺橋を渡って、「川辺西」交差点を左へ曲がってください。
▼曲がって約100メートル進んだ、分岐を右手へ。
道なりに進み、約300メートル進むと黒い建物が左手に見えてきます。
▼この横断歩道が見える角を左手へ曲がってください。
▼黒い建物の1階部分が、ノラネコ食堂真備店。
駐車場は、青いのれんがかかる入り口の向かって右側です。
ノラネコ食堂真備店とは
平成30年7月豪雨後、真備町のかたの「働く場所がなくなった」や、職人さんたちの「ご飯を食べられるところがない」の声をもとに、令和元年(2019年)8月1日にオープンしました。
倉敷市立川辺小学校から北へ約250メートル、旧山陽道沿いにあります。
被災された真備町に住むかたの自宅1階駐車場スペースを改築した、小さな食堂です。
4人掛けのテーブル席が2卓、カウンター席が8席、計16席のこぢんまりとしたお店。
▲テーブル席の椅子は、清酒のケースで作ったものです。
昭和の雰囲気を感じる店内は居心地が良く、長居したくなります。
飽きない魅力が詰まった、ノラネコ食堂のメニュー!
ノラネコ食堂はお酒がすすむおつまみから、腹ペコなかたには嬉しい定食など、メニューが充実しています。
塩サバやトンカツ、カツカレーや焼きそばなどの家庭的なメニューも。
メニュー表以外にも、店内の壁に短冊形メニューが貼られています。
オーナーのRACCOさん手描きの猫のキャラクター、スーちゃんがとても愛らしいです。
ドリンクは、ソフトドリンクからビールやカクテルなどのお酒がそろいます。
常連さんには嬉しい、お酒のボトルキープも可能です。
平成23年の東日本大震災後、オーナーが炊き出しなど支援を行なった、宮城県石巻市小渕浜より直送のわかめを使った「わかめサラダ」。
そして、岩手県の沿岸部・陸前高田産の「マスカットサイダー」を使ったカクテル、「三陸ストリートサーファー」もおすすめです。
東日本大震災で被災したあと復興へと歩む、東北地方の特産品を味わえます。
昼夜問わずすべてのメニューを提供しているので、昼飲みもでき、夜に定食をガッツリ食べられるのが魅力です。
腹ペコなひと必見!お腹いっぱいになる定食メニュー
▲アジフライ定食は、アジフライが3尾もついたお得なメニュー。
定食はなんと、ご飯のおかわりが無料なんです!
▲「東京田中のジンジャーポークソテー」は、豚肉の1枚肉を使ったメニュー。
このメニューは、ノラネコ食堂のオーナーと親交のあるロックバンド「MAN WITH A MISSION(マン・ウィズ・ア・ミッション)」のボーカル、Tokyo Tanaka(トーキョータナカ)さんが提供したレシピです!
豚肉の表面はパリッと香ばしく、中はやわらかい。甘めのソースが絡んで、ご飯がすすみます。
▼定食メニューは、以下の6種類です。(2020年7月現在)
- 東京田中のジンジャーポークソテー
- からあげ
- 豚の生姜焼き
- アジフライ
- 塩サバ
- チキン南蛮
メインのおかずと白ご飯、お味噌汁、ミニ冷奴やお漬物などがつく定食。
メインのおかずのみ、単品での注文も可能です。
真備町産のたけのこを使ったお惣菜「飯取物語(めしとりものがたり)」
▲真備町産のたけのこを使用したお惣菜「飯取物語」
平成30年7月豪雨直後から、浸水家屋の床材撤去や炊き出しの支援活動を行なってきたRACCOさん。
真備町のかたと連携を取り合うなかで、「地元での雇用」「復興業者の食事場所問題」の新たな提案として、「ノラネコ食堂真備店」をオープンしました。
「ノラネコ食堂真備店」を、真備の特産品であるたけのこを製造加工できる場所としても整備し、生まれたのが「飯取物語」です。
「飯取物語」は、ピリッと辛い青唐辛子を使用した「辛口」と、お子様にもおすすめな味噌の風味を楽しめる「甘口」の2種類。
そのままお酒のお供としてつまんだり、炊き立てご飯にのせたり、炒め物と一緒にあえたりなどのさまざまな形で楽しめます。
思わずお酒が進んじゃう、お酒にピッタリなおつまみ
「とうもろこしの唐揚げ」は、ノラネコ食堂の人気メニュー。
とうもろこしの甘みがギュッとつまった、香ばしい香りが食欲をそそります。
揚げたてのアツアツなうちに、やけどには注意しながら食べましょう。
▲2020年7月のノラネコ食堂真備店の新メニュー「豚タン焼」
黒こしょうがきいたコリコリの豚タン焼のうえに、白ネギと「飯取物語」をのっけて食べてみてください。
「豚タン焼」は、ビールとの相性抜群です!
▲ノラネコ食堂真備店の名物「かぐやもち」
かぐやもちは、南蛮味噌と真備町産のたけのこを使った惣菜「飯取物語」を使ったアレンジメニューです。
表面はカリッと、中はもっちりとしたおもちの食感。そして、「飯取物語」の青唐辛子と韓国海苔の塩気がクセになる、ピリッと辛いおつまみです。
「かぐやもち」は、イベントでの露店などでも販売。
店内にはハードでロックなBGMが流れています。ノラネコ食堂のオーナー・RACCOさんは、自身のバンドではボーカルを担当。
音楽をはじめ、飲食店経営、災害支援などのさまざまな活動をされるRACCOさんに、真備町でお店をオープンした経緯などを聞きました。
ノラネコ食堂真備店のデータ
名前 | ノラネコ食堂真備店 |
---|---|
住所 | 岡山県倉敷市真備町川辺946-2 |
電話番号 | 086-454-8865 |
駐車場 | あり |
営業時間 | 午前11時〜午後2時 午後5時〜午後11時(金・土曜日のみ) |
定休日 | 日 |
支払い方法 |
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予約の可否 | 可 |
座席 | カウンター席:8席 4人掛けテーブル席:2卓 |
タバコ | 喫煙可能 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | |
バリアフリー | |
ホームページ | ノラネコ食堂真備店(Instagram) |