子どもたちには等しく「教育を受ける権利」が憲法で保障されています。
これは、病気や怪我で入院している子どもたちにも平等にある権利です。
そのような子どもたちの教育を保障する場のひとつが、院内学級です。
倉敷市立倉敷東小学校と倉敷市立東中学校の院内学級を設置している公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院(以下、「倉敷中央病院」と記載)では、2024年度から院内学級の子どもたちの作品が見られる展覧会を開催しています。
今年度も2026年3月13日(金)から12日間にわたって、一般の来院者も気軽に立ち寄れる1階セントラルパーラーで作品展が開催されます。
記載されている内容は、2026年3月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
倉敷中央病院 院内学級 とは

「院内学級」を知っていますか。
院内学級は、ケガや病気のため、入院しなければならない児童・生徒のために病院内に設置された病弱・身体虚弱の特別支援学級です。
倉敷中央病院の小児科病棟には、小学校は倉敷市立倉敷東小学校、中学校は倉敷市立東中学校の病弱・身体虚弱特別支援学級という位置付けの院内学級が設置されています。
院内学級に通学する児童生徒は、転入手続きを経て入級し、治療や検査を優先しつつ、各教科の学習を進めます。学習内容は、入院前に在籍していた学校の教科書や教材に沿ったものです。また、中学生は入院前の在籍校から問題を取り寄せ、定期考査や実力考査も受けられるそうです。
なお、特別支援学級にあたるため、特別支援教育特有の活動として自立活動の時間もあります。倉敷中央病院は「元気の時間」と名付けており、子どもたちが一堂に会して交流を深められる活動をおこなっています。
自立活動
個々の児童又は生徒が自立を目指し、障害に基づく種々の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、技能、態度及び習慣を養い、もって心身の調和的発達の基盤を培う。引用元:文部科学省
倉敷中央病院院内学級作品展とは
「倉敷中央病院院内学級作品展」は、倉敷中央病院の院内学級で学ぶ児童生徒の作品とメッセージが掲示された作品展で、今回が2回目の開催です。
▼詳しくは、以下の記事を見てください。
会場は倉敷中央病院1階のセントラルパーラーで、2026年3月13日(金)~25日(水)まで開催されます。
病院内で開催する作品展ですが、一般のかたも入場可能です。感染症対策のため、マスクを着用して鑑賞しましょう。

院内学級担当者のメッセージ
院内学級の担当教員に、読者へのメッセージを聞きました。
「見どころは、院内学級の子どもたちの夢や願いが詰まった作品『ねがいよ とどけ』です。入院している子どもや入院していた子どもたちが仲間とともに制作した作品を、ぜひご覧ください」

おわりに

倉敷中央病院に行くと、いつも1階にあるアクアリウム横の院内学級の子どもたちの作品展示に足を運びます。
いつ行っても季節感のある子どもたちの作品が飾られていて、病院全体で院内学級の子どもたちの成長を見守っているのが伝わってくる場所です。
セントラルパーラーで開催される作品展で展示される子どもたちの本音が書かれた作品は、昨年度も『夢の木』という作品名で展示されていて、その切実な願いにさまざまなことを考えさせられました。

展示作品のそばには売店やカフェもあるので、お散歩がてら倉敷中央病院に足を運び、作品を鑑賞してみてはいかがでしょうか。




















































倉敷中央病院院内学級作品展
住所:
岡山県倉敷市美和1丁目1-1
開催日:
2026年3月13日(金)〜3月25日(水)
参加費:
入場無料
(病院内に入る際には、マスクを着用)
Webページ:
倉敷中央病院院内学級ホームページ
https://www.kchnet.or.jp/departments/ka09/innaigakkyu/