【3/29(日)開催】倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ The 18th Spring Concert ~ 春を告げるメロディ。地域に育まれ、成長する子どもたちが贈るコンサート

写真左から、楽団OG 三宅優美さん、オーボエ講師 上月真子さん、音楽監督の江島幹雄さん、ホルン講師 山下咲希さん
写真左から、楽団OG 三宅優美さん、オーボエ講師 上月真子さん、音楽監督の江島幹雄さん、ホルン講師 山下咲希さん

少しずつ暖かい日が増え、お出かけが楽しくなる3月。

春の訪れを告げるように、倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラによるスプリングコンサートが開催されます。

ステージに上がるのは子どもたちだけではありません。
地元の大学生や楽団のOB・OGなど、地域の人たちとともにクラシックを奏でます。周囲に支えられながら練習を重ねてきた子どもたちにとって、スプリングコンサートはまさに集大成の場です。生き生きとした演奏を楽しめることでしょう。

「The 18th Spring Concert」の内容や、活動に込めた想いについて話を聞きました。

記載されている内容は、2026年3月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ「The 18th Spring Concert」とは

画像提供:NPO法人 倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ
画像提供:NPO法人 倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ

倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラが送る「The 18th Spring Concert」は、2026年3月29日)に開催されるコンサートです。くらしき作陽大学の藤花楽堂にておこなわれます。

練習風景
練習風景

倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラは、1984年に結成された子ども向けのジュニアオーケストラです。「オーケストラ活動を通しての人間形成」を掲げ、単なる技術向上だけでなく、子どもたちの社会性や協調性を育むことも大切にしています

少子高齢化の影響もあり、近年では子どもたちだけでなく、OB・OGや、くらしき作陽大学音楽学部と作陽短期大学音楽学科の学生、アンサンブル早島の団員など、地域一丸となって音楽を創り上げています。さらに、楽団から輩出されたプロ奏者も多く、国内外で活躍するプロから直接指導を受けられることも特長です。

また、初心者向けの「基礎講座」では、子どものレベルに応じたていねいな指導がおこなわれています。演奏会では講座生のみのステージも用意されています。

画像提供:NPO法人 倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ
画像提供:NPO法人 倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ

「The 18th Spring Concert」は、成長を続ける子どもたちの集大成の場です。

演奏する曲は以下のとおりです。一度は耳にしたことのある曲もあるかもしれません。

  • ヴェルディ/歌劇「アイーダ」より 凱旋行進曲
  • モーツァルト/歌劇「魔笛」より 序曲
  • ビゼー/劇音楽「アルルの女」 第1組曲、第2組曲

入場料は無料ですが、入場整理券が必要となります。入場整理券は申込フォームから申し込んでください。

春の訪れを感じられるスプリングコンサート。企画に込めた想いや見どころなどについて、音楽監督の江島幹雄(えじま みきお)さん、オーボエ講師 上月真子(こうづき まさこ)さん、楽団OG 三宅優美(みやけ ゆうみ)さん、講座の講師のかたにお話を聞きました。

担当者インタビュー

練習風景

「The 18th Spring Concert」に込めた想いについて

スプリングコンサートが企画された経緯について教えてください。

江島

もともとは、夏の定期演奏会を発表の場としていたのですが、団員が一生懸命に練習する姿を見て、さらに演奏の機会を増やしたいと思って始まったのがスプリングコンサートでした。

当時はちょうどくらしき作陽大学音楽文化教育交流協定事業を締結したタイミングだったので、大学内の音楽ホール(※今回の会場でもある藤花楽堂)をお借りできることになったんです。

少子高齢化の今の時代、地域の人たちと一緒に、音楽を通じて子どもを育てる活動を続けていけたらと思います

練習風景

演奏する楽曲はどのように決められたのですか?

講師

今回演奏するのは、テレビやCMなどで一度は耳にしたことがあるであろう、馴染みのある有名な曲ばかりです。

最初に登場する講座生が演奏するのは、ヴェルディの凱旋行進曲です。生徒さんの成長に合わせて、楽しく演奏できる曲を選びました。担当講師によると、日々楽しそうに練習しているそうです。講座生もコンサートに向けてどんどん上達しているので、ぜひ聴いていただきたいと思います。

そして、オーケストラが演奏するモーツァルトの「魔笛・序曲」と、ビゼーの「アルルの女」は、団員からのリクエストで選ばれた曲でした。

「アルルの女」は、2025年の定期演奏会で講座生が演奏していた曲で、それを聴いた団員が「私たちも弾きたい」と思ったようです。組曲は数多くの曲で構成されていますが、今回は第1組曲と第2組曲を続けて演奏します。

吹奏楽でよく登場するサクソフォン(※通称「サックス」)が入るなど、珍しい見どころもあるので、ぜひ注目してみてください。

練習風景

今回の演奏はどのようなかたに届けたいですか?

江島

団員のご家族やお友だちをはじめ、年代を問わず、多くのかたに聴いていただきたいです。特に、団員のお友だちは「私もやりたい!」となるきっかけにもなると思いますので、ぜひ同世代のお友だちの姿を見に来ていただけたらと思います。

講師陣が身近に感じた子どもたちの成長

練習風景

普段の練習は、どのような雰囲気でおこなわれているのですか?

上月

和気あいあいとした雰囲気で、楽しみながら練習に取り組んでいます。もちろん、本番前はメリハリのある指導をしていますが、スパルタ的な厳しさは全くありません。子どもたちが自由に、のびのびと演奏ができる環境づくりを目指しています。

団員の年齢層も幅広く、休憩時間になると年上の子が下の子のお世話をする姿や、楽しくお喋りしている光景をよく見ますね。

こうした日々の練習に加え、直近では倉敷国際ホテル様でロビーコンサートを開催しました。少人数に分かれて演奏をおこない、音楽を通じて地域のかたがたと交流した経験が自信につながったのか、団員の意識がますます高まったように感じます。

画像提供:NPO法人 倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ
画像提供:NPO法人 倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ

ロビーコンサートはどのような演奏会だったのでしょうか。

三宅

芸術の街・倉敷で、長年活動を続けてきた当団の存在を知っていただくのと同時に、子ども自身に音楽の持つ力を再認識してほしいと思い企画した、初めての試みです。

アンサンブル・ロビーコンサートでは、講師のサポートもありつつ、団員である子どもたちメインの編成チームで演奏をおこない、普段の練習でも団員たちが積極的に意見を言い合ったりして準備をしていきます。

当日はなんと50人弱のかたが足を止めてくださり、観客も、団員も、ホテル側も、みんなが幸せそうに笑う本当に素敵な空間となりました。頑張って演奏する子どもたちを、地域で応援できたコンサートだったと思います

当団が大事にしている「地域全体で子どもを支えて育てる」が体現できた瞬間でした。

画像提供:NPO法人 倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ
画像提供:NPO法人 倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ

本番まで一か月を切りましたが、ロビーコンサートを経た団員の皆さんの意気込みはいかがでしょうか。

上月

少人数での演奏をやり遂げたことで自信がつき、今はますますやる気に満ちあふれているように感じています。

本番が近づくにつれて、地域の皆様や音大生のかたがたが続々と集まり練習に参加してくださるのですが、奏でる音のスケールが大きくなっていく過程に、団員も感動しているようです。

迫力のある演奏を、本番もお届けできるように頑張りたいと思います。

音楽を通じて子どもたちの活躍を見守り、地域で育んでいく

練習風景

最後に改めて、講座生とオーケストラそれぞれの見どころについて教えてください。

講師

かわいらしい講座生の皆さんが、一生懸命頑張る姿に心が動かされると思います。小さな体で音楽を感じ取り、生き生きと演奏する姿をぜひ見に来てください

オーケストラは、老若男女が集うチームで演奏します。くらしき作陽大学の現役音大生や、アンサンブル早島の団員のかた、当団のOB・OGといった、地域全体で奏でるステージです。ここでしか聴けない、迫力のある合奏をお楽しみください。

読者のかたへ、ひとことメッセージをお願いします。

江島

一生懸命に頑張る子どもたちが奏でる演奏を、ぜひ聴きにいらしてください。

講師

倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラは今後もさらにメンバーを増やして活動していきたいと考えております。スプリングコンサートをきっかけに、新たな仲間が増えることを楽しみにしております。

上月

本番直前の子どもたちの伸びしろは本当にすごくて、その成長に日々驚かされるばかりです。子どもたちの持つパワーをぜひ体感しに来ていただけたらと思います。

三宅

子どもたちの活動はさまざまな形でサポートできると考えています。一緒に演奏することだけでなく、子どもたちが活躍する機会に足を運んでいただくことも、地域で支える大切な一歩です。

「多くの人が協力してひとつのハーモニーを生み出す」という、音楽の心動かす力を感じていただき、次の原動力につなげられるようなステージをお届けします。

写真左から、楽団OG 三宅優美さん、オーボエ講師 上月真子さん、音楽監督の江島幹雄さん、ホルン講師 山下咲希さん
写真左から、楽団OG 三宅優美さん、オーボエ講師 上月真子さん、音楽監督の江島幹雄さん、ホルン講師 山下咲希さん

おわりに

取材を通して、倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラが単なる演奏団体ではなく、地域が一体となって子どもを育む大切な場所だと改めて実感しました。

今の団員が大人になって、いつかもし演奏する機会が減ったとしても、音楽が持つ力を知っている人生は、よりいっそう豊かなものになると思います。

子どもたちが生き生きと奏でる音楽を味わいに、そして一生懸命頑張る姿を応援しに、ぜひ会場に足を運んでみてください。

また、入団の春季オーディションが4月26日)に開催されるそうです。普段の練習のようすはInstagramFacebookでもアップされているので、気になる人はぜひ覗いてみてください。

倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ「The 18th Spring Concert 」のデータ

画像提供:NPO法人 倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ
名前倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ「The 18th Spring Concert 」
開催日2026年3月29日(日)
午後1時 開場
午後2時 開演
場所岡山県倉敷市玉島長尾3515
参加費用(税込)
ホームページ倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ ホームページ

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岩佐りつ子
岩佐りつ子
ずっと住んでいた神奈川を離れ、2023年12月に地域おこし協力隊として倉敷に移住しました。

縁もゆかりもなかった倉敷のまちは、見るもの、出会うもの、全てが初めてづくし!毎日の暮らしに居心地の良さを感じています。 移住者目線を忘れずに、倉敷の魅力を伝えていきたいです。

こんにちは、地域おこし協力隊です

県外から倉敷市への移住をより一層進めるため、Webを通じた生活者目線での情報発信や、移住関連イベントへの協力をミッションに活動しています。

倉敷市地域おこし協力隊

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