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バンカーの店長・友田 郁夫さんにインタビュー
バンカーは、ボリュームたっぷりでバランスもよく、コスト・パフォーマンス抜群のカレーや定食が楽しめるお店。
そんなバンカーの店長・友田 郁夫(ともだ いくお)さんに、お店を開業した経緯、お店の特徴、エピソードなどのお話を聞きました。
店名はゴルフのバンカーに由来
友田
ゴルフのバンカーに由来しています。
バンカーにボールが落ちると、なかなかボールを出しにくいんですよ。
バンカーに落ちたボールのように、お客さんにゆっくりとくつろいで欲しいという思いで名付けました。
なお、オープンは2019年(平成31年)1月11日の午前11時。
1並びですが、ねらったわけじゃないんです。
大安の日をえらんで開業したら、たまたまそうなりました(笑)
第二の人生は飲食店に挑戦
友田
もともと、私はずっと会社員として仕事をしていました。
飲食関係とはまったく違う業界です。
そして、定年退職したあと、飲食店をやってみたいなぁと思っていたんですよ。
カレーが好きだったので、スパイスにこだわったカレーをメインにした、一人で切り盛りできるようなこぢんまりとした店を考えていました。
なかなか候補となる物件が見つからなかったんですが、あるとき現在店がある物件を紹介されたんです。
ただ、想定したよりも広い空間の物件でして……。
私は10席前後くらいの小さな店をやりたかったんですよ。
あと、倉敷駅の西ビルという立地から、まわりに企業が多いという環境です。
そこで思い切って、スパイスにこだわったカレーから、多くの人になじみがある洋食風のカレーに路線を変更しました。
さらに、定食もそろえて、サラリーマンやビジネス客のランチに使ってもらうようにしたんですよ。
それと、当初は小さな店を予定していたので、私一人で切り盛りするつもりでした。
ですが、想定より広い店舗となったので、スタッフを雇いましたよ。
せっかく外食をするのならお得な気持ちになってもらいたい
友田
バンカーの特徴は、どの料理も価格のわりにボリュームがあること。
あと、バランスがよい食事が食べられることですね。
せっかくお金を出して、お店に来てまで食事をするんですから、お客さんにはお得な気分で帰ってもらいたいと考えています。
近くのサラリーマンのお昼ごはんとしてリピートしてくださるので、栄養バランスも考えていますね。
定食に関してはおかわりが無料でできますよ!
ごはんの量が多いというかたは、少なめにすることもできるので、女性のお客さんにも好評です。
また、リピーターのかたが飽きないように日替わり定食もあります。
毎日メニューを考えるのはたいへんですが、おかげさまで日替わり定食は一番人気のメニューです。
駅前でビル内にホテルがあるという立地を生かしていく
友田
さきほどのとおり、サラリーマンのランチとしての利用が多いです。
また、西ビルの中や近くにホテルがあることから、出張で倉敷に来たビジネス客もたくさんも多いんですよ。
だから、平日がいそがしくて、土日など休日はお客さんが少なかったんです。
でも、しだいに土日に観光のお客さんが増えてきました。
海外からの観光客にも来ていただいています。
駅の目の前で、ビルの中にはホテルがあるという立地ですので、観光のかたにももっと来てもらえるように、さらなる集客を考えていきたいですね。
さいごに
バンカーの料理はどれもボリュームたっぷりでバランスもよく、コスト・パフォーマンス抜群。
サラリーマンのお昼の強い味方で、リピーターも多い店です。
いっぽうで、家庭的で落ち着く味わいの料理なので、誰が食べてもおいしいと感じられるお店でもあります。
駅前、ホテルも近いという立地ですので、観光や出張で倉敷に来たかたにも利用して欲しいお店だと思いました。
価格以上の満足感がありますよ。