デイサービスSoda 〜 総社市で地域とつながる、人生に寄り添う新しい形の介護施設

デイサービスSoda 代表の土井脩平(どい しゅうへい)さん
デイサービスSoda 代表の土井脩平(どい しゅうへい)さん

土井脩平さんへインタビュー

デイサービスSodaを運営する、合同会社28 代表の土井脩平(どい しゅうへい)さんにお話を聞きました。

病院勤務を経て、デイサービスを選んだ理由

デイサービスSoda 代表の土井脩平(どい しゅうへい)さん
デイサービスSoda 代表の土井脩平(どい しゅうへい)さん

デイサービスを立ち上げようと思ったきっかけを教えてください

土井(敬称略)

もともとは病院で理学療法士として働いていました。
病院では、一人の患者さんと関われる時間がどうしても限られますし、退院後の生活まで見られません。

「この人は、家に帰ってからどのような生活を送るのだろう」と考えるなかで、その人の価値観、人生に向き合いながら関われる仕事がしたいと思い、デイサービスを立ち上げようと決めました。

大きな組織をなかから変えるのは難しいと感じていたので、自分で形にしようと思ったのも理由の一つです。

なぜ総社市を選ばれたのでしょうか。

土井

高校までは倉敷市で過ごし、大学進学を機に広島県へ移りました。社会人になってからは、愛知県での生活も経験しています。若いときから岡山県を離れていたからこそ、いつかは地元に戻りたいと思い、岡山県南エリアで検討することを決めました。

そのなかで、人口増加や福祉支援の充実、地域のあたたかな雰囲気に魅力を感じたのが総社市です。実際に足を運ぶなかで、人との距離の近さや地域とのつながりの強さを実感し、ここで開業しようと決心しました。

「来てみたら楽しい」を引き出す介護施設

近隣の幼稚園児との交流 画像提供:デイサービスSoda
近隣の幼稚園児との交流 画像提供:デイサービスSoda

デイサービスに抵抗や不安を感じているかたもいらっしゃいますか?

土井

最初は抵抗を感じるかたも多いです。

これまで他のデイサービスに馴染めなかったかたや、「できれば行きたくない」と話されるかたもいらっしゃいます。また、行き場がなくて来られた、というケースもありますね。

だからこそ、その人が安心できること、ここにいても大丈夫だと思ってもらえることを大切にしています。

デイサービスSodaの利用者さん 画像提供:デイサービスSoda
デイサービスSodaの利用者さん 画像提供:デイサービスSoda

通い始めてから、どのような変化が見られますか?

土井

「雰囲気が良いよね」「ここは落ち着く」と話される利用者さんが多いです。ご家族からは、「家で笑顔が増えた」「自分から家事をするようになった」などと聞くこともあります。

デイサービスに通う時間だけでなく、日常そのものが前向きになる姿が見られるのは、うれしいですね。

介護の延長にある、旅という楽しみ

旅行の写真 画像提供:デイサービスSoda
旅行の写真 画像提供:デイサービスSoda

旅行支援はどのようなことをされていますか?

土井

シニアのかたや障がいのあるかたが安心して出かけられるよう、旅行の企画から同行までおこなっています。旅行に関する国家資格を取得し、介護施設でありながら旅行サービスも提供しています。

普段から顔なじみのスタッフが同行することで、安心して旅行を楽しめる環境を整えられるからです。

デイサービスSodaが作成した旅行のアルバム
デイサービスSodaが作成した旅行のアルバム

どのようなかたが旅行支援を利用されていますか?

土井

これまで利用されているのは、介護や体調面の不安から、旅行を諦めていたかたが多いですね。デイサービスを利用しているかただけでなく、「旅行だけお願いしたい」という一般のかたからの相談もあります。

旅行が日々の目標になり、前向きな気持ちにつながっていると感じています。

介護を起点に 心が動くまちをつくる

卓球をする利用者さん 画像提供:デイサービスSoda
卓球をする利用者さん 画像提供:デイサービスSoda

土井さんが考える「介護」とは、どのようなものですか?

土井

介護は「できないことを補う」だけのものではなく、一人ひとりの生活や人生に寄り添うことだと思っています。

やりたいことに挑戦し、人や社会と関わりながら過ごすことが、結果的に心や体の元気につながると感じています。
その人を信じて、その人らしく生きる時間を支えることが、僕の考える介護です。

今後、挑戦していきたい取り組みはありますか?

土井

今後は、入所施設や自宅から出られないかたなど、より住まいに近い場所にもサービスを届けていきたいです。

デイサービスSodaを運営する合同会社28は、「介護を起点に 心が動くまちをつくる」という理念を大切にしています。

地域とのつながりや、その人のやりたいこと、人生のストーリーを大切にしながら、暮らしのなかでその人らしさが続いていくケアに、これからも挑戦していきたいです。

おわりに

デイサービスSodaの取り組みを取材するなかで、介護に対する捉えかたが少し変わりました。

生活を支えることにとどまらず、一人ひとりの人生や価値観に目を向け、「やってみたい」「好き」という気持ちを尊重する姿勢。その積み重ねが、その人らしく生きることにつながっているのだと感じました。
将来、自身が介護を必要とする立場になったとしても、こうした場所であれば前向きに通えるのではないか。そう思わせてくれる場所でした。

デイサービスSodaの取り組みがより身近なものとして地域に根づいていくことを期待しています。

併設の駄菓子屋と本屋は、誰でも気軽に立ち寄れる場所です。
施設の雰囲気が気になったかたは、ぜひお菓子や本を手に取りながら、その空気を感じてみてはいかがでしょうか。

デイサービスSodaのデータ

デイサービスSodaの外観
名前デイサービスSoda
住所岡山県総社市総社3丁目1-14
電話番号0866-33-0802
駐車場あり
デイサービスSodaの建物から南へまっすぐ進み、1つ目の信号の左手前にある三角地帯
「Soda」の看板があります
営業時間利用時間:午前9時30分〜午後4時30分
本屋・駄菓子屋:午前10時〜午後5時
定休日
GW、年末年始は休業
支払い方法
  • 現金
  • 本屋・駄菓子屋での支払いは現金のみ
ホームページデイサービスSoda

倉敷とことこの厳選記事を LINEでお届けします

Ads by Yahoo! JAPAN

地域を知る

  • 倉敷
  • 玉島
  • 水島
  • 児島
  • 船穂
  • 真備

はれとこからのお知らせ

一般社団法人はれとこは「とことこシリーズ」を中心に、地域の情報発信を担う「市民ライター」育成などの活動をおこなっています。

FMくらしき「倉敷とことこ」

倉敷とことこの厳選記事を LINEでお届けします