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【4/14(日)開催】第2回ハーモニーマルシェ ~ 食と音楽を通じて異文化を知ろう

【4/14(日)開催】第2回ハーモニーマルシェ ~ 食と音楽を通じて異文化を知ろう

伝えとこ / 2024.04.12

Armonía」(アルモニア)は、スペイン語で[調和・ハーモニー]を意味します。

この「Armonía」の精神に賛同した人たちが集い、2024年4月14日(日)に倉敷市庄新町でハーモニーマルシェが開催されます。

ハーモニーマルシェの発起人であるArmonía店長の矢尾みどり(やお みどり)さんに、コンセプトや想いを聞きました。

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記載されている内容は、2024年4月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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「ハーモニーマルシェ」とは

第2回ハーモニーマルシェは、2024年4月14日(日)に、庄新町4号公園グラウンドにて開催されます。

当日のマルシェ出店者とステージの詳細は、以下のチラシを見てください。

第2回ハーモニーマルシェ宣伝チラシ
画像提供:矢尾みどり

ハーモニーマルシェの発起人、矢尾みどりさんへのインタビュー

第2回ハーモニーマルシェへの想いを、ハーモニーマルシェ実行委員会の矢尾みどりさんにインタビューしました。

矢尾みどりさん
矢尾みどりさん

ハーモニーマルシェとは、どのようなイベントですか。

矢尾(敬称略)

倉敷市や早島町で、子ども食堂の活動や福祉活動に積極的に取り組む出店者たちによるマルシェです。

当日は、さまざまなマルシェへの出店経験豊富な出店者から、今後お店をスタートしていきたいお店まで、幅広い経験値を持った出店者が集う予定です。

ハーモニーマルシェを企画したねらいと意図を教えてください。

矢尾

私は「Armonía」という名前のレストランを経営しています。

この店名である「Armonía」は、スペイン語で[調和・ハーモニー]を意味します。

Armonia外観
Armonia店内

お店を通して、人種や性別、障がいの有無にかかわらずこの地域に住んで良かったと思ってもらいたいんです。だから、「食」を通じてお客さん同士が調和する場を提供したいと思い、いろいろな国の料理を提供したり子ども食堂を開催したりしています。

このお店には不思議と音楽を奏でるお客さんが多くて、音楽で盛り上がる日もあります。音楽も食と同じように、どのような文化の人も共通で楽しめるものなんですよね。

日々、このお店でお客さん同士が調和する瞬間を目にしてきて、この楽しさをもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、ハーモニーマルシェを始めました。

第1回ハーモニーマルシェとの違いを教えてください。

矢尾

まず、会場が庄新町4号公園グラウンドになったことです。昨年(2023年)開催した第1回ハーモニーマルシェは、Armoníaのお店の前で開催したのですが、予想以上にお客さんがたくさん集まってくれて。第2回は、庄新町4号公園グラウンドをお借りして開催することになりました。

また、第1回は私一人で運営しようと奮闘していたのですが、昨年のハーモニーマルシェのようすを見て私の想いに賛同してくれる人が集まったので、今回はハーモニーマルシェ実行委員会が立ち上がることになりました。メンバーは、この地区で育ち、暮らしている私の同級生が中心です。

ハーモニーマルシェ実行委員会のメンバー(画像提供:矢尾みどり)
ハーモニーマルシェ実行委員会のメンバー(画像提供:矢尾みどり)

実行委員会が立ち上がったことにより、お客さん同士だけでなく運営する側も私が持っていないものは誰かが持っているものなんだと気付かされる日々です。

第2回ハーモニーマルシェにはどのようなお店が出店しますか。

矢尾

私が経営するレストランArmoníaは、月に1~2回程度倉敷市内や早島町内で開催されるマルシェに出店しています。そのマルシェで出会った、子ども食堂の活動や福祉活動に積極的に取り組むお店を中心に声を掛けました。

どのような背景のある人にとっても安心できる食を提供する場にしたいからです。

また、今回は地域のグラウンドを会場にするので、庄地区の人たちに馴染みのあるお店やこの町で新たに挑戦を始めたばかりのお店にも声を掛けています。

Armoníaとしては、多国籍な料理はもちろんですが、普段子ども食堂で提供しているカレーライスも販売します。

子ども食堂での取り組み、この地区で暮らす子どもたちのことを住民にもっと知ってもらいたいからです。カレーライスの売り上げは、子ども食堂の運営に活用する予定です。

画像提供:矢尾みどり
画像提供:矢尾みどり

ステージプログラムは、どのような内容ですか。

矢尾

おもに音楽のステージがメインになっています。

Armoníaに集まる音楽家を中心に声を掛けました。

ただ、音楽は耳のきこえない人たちには届きにくいですよね。だからずっと「手話」には興味があって。いつか手話歌をしてみたいなと思っていたら、Armoníaのお客さんとして聴覚障がいのある地域おこし協力隊である高石真梨子(たかいし まりこ)さんが来てくれたので、手話歌の監修を頼みました。

当日は、出店者はもちろんお客さんたちにも一緒に手を動かしてもらってみんなでハーモニーを奏でたいと思います。

当日のおすすめの楽しみかたを教えてください。

当日は、誰かとともにハーモニーを奏でたい出店者たちが集まります。

新年度が始まって翌日からの生活に期待に満ちあふれている人も不安でいっぱいな人も、心の栄養を補給しにぜひハーモニーマルシェにいらしてください。

おいしい食べ物と楽しい音楽に囲まれて、一緒に良い1日を過ごしましょう。

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おわりに

インタビューでも紹介しましたが、当日は私も手話歌の監修者としてハーモニーマルシェに足を運ぶ予定です。

マルシェの出店者同士、出店者とお客さん、お客さん同士のハーモニーが奏でられる瞬間が見られるのかと思うとわくわくしています。

人種、障がいの有無……あらゆる文化が食と音楽を通じて調和するマルシェで、週末を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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第2回ハーモニーマルシェのデータ

第2回ハーモニーマルシェ宣伝チラシ
名前第2回ハーモニーマルシェ
期日2024年4月14日(日)午前10時~午後2時
場所 岡山県倉敷市庄新町4
参加費用(税込)無料(各店舗ごとに会計)
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高石真梨子

高石真梨子

東北→九州→近畿→関東を経て、2023年12月に倉敷市地域おこし協力隊になりました。

音の世界と音のない世界の狭間に住んでいる、手話と日本語のバイリンガルです。障がいの有無にかかわらず、倉敷を旅して倉敷に住み続けたくなるような情報を発信していきます。

こんにちは、地域おこし協力隊です

県外から倉敷市への移住をより一層進めるため、Webを通じた生活者目線での情報発信や、移住関連イベントへの協力をミッションに活動しています。

倉敷市地域おこし協力隊

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