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讃岐うどん かわはら 〜 地域に根差したうどん店が移転オープン!明るく元気においしいうどんを提供

讃岐うどん かわはら 〜 地域に根差したうどん店が移転オープン!明るく元気においしいうどんを提供

食べとこ / 2022.12.01

かわはらのスタッフ・川原 涼さんへインタビュー

かわはら:川原 涼さん
スタッフの川原 涼さん

心機一転、新しい場所・建物で新たなスタートを切った讃岐うどん かわはら

スタッフの川原 涼(かわはら りょう)さんに、移転した経緯や新店舗のこだわり、心境の変化、今後の展望などの話を聞きました。

インタビューは2021年6月の初回取材時に行った内容を掲載しています。

店舗の移転・新築について

かわはら:外観
新店舗

店舗を移転・新築したのは、なぜ?

川原(敬称略)

一番の理由は、コスト面です。

以前の店舗は賃貸物件だったので、営業を続けていく以上、家賃の支払いが必要ですよね。

いっぽう店が土地を持って自ら店舗を建てた場合、購入費用の支払いが必要ですが、すべて支払い終わったらそれ以上は発生しません。

お世話になっている金融機関などといろいろ相談し、家賃と購入費用の支払額が同じくらいだったら、自分の土地・店舗を持ったほうがいいんじゃないかと思いました。

かわはらの外観
旧店舗

ちょうどそのころ、旧店舗前の県道の工事が決まったんです。
工事は2年くらいかかるということで、店の営業にも影響がありそうでした。

そこで、思い切って移転をしようと。

できれば真備町内でも交通量の多い東寄りのエリアで、幹線道路の近くを移転先として考えました。

そして現在の場所を見つけ、移転を決めたんです。

旧店舗では2021年(令和3年)の5月6日まで営業し、5月19日に新店舗での営業を始めました。

新店舗のこだわりは、2種類の雰囲気が異なる空間

かわはら:店内

新しい店舗の特徴やこだわりは?

川原

基本的に、メニューは旧店舗と同じです。

ただ持ち帰りは旧店舗時代からもしていましたが、持ち帰りの容器は変更しました。

新型コロナウイルス感染症の流行の影響で、持ち帰りの需要が増えています。

そこで持ち帰りでもおいしくうどんを楽しめるよう、容器を新しいものに変えたんです。

持ち帰りを買ってすぐ車の中などで食べても、熱々のうどんがおいしく楽しめますよ!

店内の席はカウンター、テーブル、座敷とあるのは同じですが、座敷の数は増えました。

あと、店内のデザインにはこだわっています。

おもに、スタッフとして働いている私の母がデザインを考えたんですよ。

デザインのポイントは、店内の入口側と奥側で雰囲気が違うこと。

入口側のベーシックな雰囲気と、奥側の梁や天窓のある明るい和風のたたずまい。

同じうどんを頼んだとしても、入口側で食べるのと奥側で食べるのとで、違った雰囲気で楽しめるのがポイントです!

ぜひいろいろな席で食事を楽しんでほしいですね。

あとは一見(いちげん)さんでも入りやすい、アットホームで明るい雰囲気を意識しました。

通りがかりのかたも、お気軽に来店していただけるとうれしいですね。

毎日一定の水準を維持する難しさを痛感

かわはら:川原 涼さん

うどん店の運営に携わるようになって約2年半が経った(取材時=2021年)が、心境の変化はある?

川原

旧店舗で「倉敷とことこ」に取材してもらったときは、ちょうど私は当店の運営に携わり始めたころでしたね。

右も左もまだわからない状況で、毎日が勉強と練習の繰り返しでした。

目の前の作業や覚えることで精一杯。
気持ちの余裕はなかったと思います。

今は作業ややるべきことが、一通りできるようになりました。

気持ちの余裕ができて、少し俯瞰(ふかん)して考えられるようになったかもしれません。

そして今は、覚えたことを毎日繰り返し、しかも一定の水準を維持していくことの難しさを感じています

毎日同じ水準の作業をしている父のすごさに気づきました

あとは、お客様からいつもの店員として気軽に声をかけていただけるようになりましたね。
店に私という存在が定着したかなと感じています(笑)。

今後も明るく元気においしいうどんを提供していく

かわはら:川原 涼さん

今後の展望ややってみたいことを教えてほしい。

川原

やはり当店のコンセプト「明るく元気に、おいしいうどんを提供する」ということを、これからもシッカリとやっていくことですね。

新型コロナウイルス感染症拡大対策も徹底し、お客様が安心して利用できるようにしています。

さきほどのとおり、持ち帰りもおいしく食べられるように容器も変えたので、ぜひ持ち帰りもお試しください。

あとコロナ禍が落ち着けば、新しいメニューなんかも考えたりしてみたいですね!

地元の常連から一見さんまで多くのお客でにぎわう讃岐うどん かわはら

かわはら:看板

店は新しくなりましたが、かわはらを訪れると「いらっしゃいませ」の元気な声が響き渡るのは変わっておらず、いつもどおりのかわはらの印象でした。

もちろん、うどんの味わいも前といっしょでとてもおいしかったです。

さらに座敷が多くなったので、子供や年配のかたといっしょでも行きやすいのではないでしょうか。

新店舗でも明るく元気に営業しているかわはらに、ぜひ行ってみてください。

讃岐うどん かわはらのデータ

かわはら:外観
名前讃岐うどん かわはら
住所岡山県倉敷市真備町川辺1810-3
電話番号0866-98-8286
駐車場あり
営業時間午前11時〜午後8時
定休日
月曜日が祝日の場合は、午後3時まで営業
支払い方法
  • 現金
  • PayPay・au PAY
予約の可否
混雑時間帯は予約できない場合あり
持ち帰りの場合は、事前予約を推奨
座席全56席
・カウンター:10脚
・2人がけテーブル席:2卓
・4人がけテーブル席:4卓
・2人がけ座敷:3卓
・4人がけ座敷:2卓
・6人がけ座敷:2卓
タバコ
トイレ
子育てベビーカーの入店可能
子供用食器あり
子供用椅子あり
バリアフリー車椅子での入店可能
トイレは車椅子非対応
ホームページ讃岐うどん かわはら 公式WEBサイト
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アサノ ・ヨウスケ

フリーランスの取材・インタビューライター、フォトライター。地域の文化・地理・歴史・食べ物などに精通。企業の社員インタビューや事例紹介、採用コンテンツも。地域情報サイトも運営。
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