倉敷市内のお店やイベントでよく目にするマスキングテープ「mt(エムティー)」。
倉敷市片島町に本社を置く「カモ井加工紙株式会社(以下、「カモ井加工紙」と記載)」が製造しており、mtファンのなかでは「mt誕生の地・倉敷」としても有名です。
カモ井加工紙では、年に1度本社工場が見学できる「mt factory tour」を開催しており、2026年3月20日(金・祝)からスタートしました。
開催2日目の3月21日(土)に参加してきたので、工場見学のようすを紹介します。
記載されている内容は、2026年3月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
mt factory tour vol.15 とは

「mt」は「masking tape(マスキングテープ)」の略で、カモ井加工紙が文具・雑貨向けに販売しているマスキングテープのブランド名です。
1923年創業のカモ井加工紙は、ハイトリ紙の製造から始まり、現在の主力は粘着テープなどの工業用製品の販売です。粘着テープの製造技術を生かしたカラフルでデザイン性が豊かなマスキングテープ「mt」は、2008年から製造・販売がスタートし、日本だけではなく海外でも大人気となっています。
そして、2012年から始まった工場見学「mt factory tour」は、年に1度特別にカモ井加工紙の工場を見学できるツアーとして、倉敷市民はもちろんmtファンにも注目されるイベントになりました。
15回目となる2026年は、3月20日から4月2日まで開催されており、約1万人の定員に対して4万人ほどの応募があったそうです。
キャンセル待ちで参加できる?

mt factory tour vol.15は多くの応募があったため、原則予約した人しか参加できません。
しかし、当日にバスの空きやキャンセル枠が出た場合に限り、カモ井パーキングでキャンセル待ちすることで、参加できる可能性があります。
参加が確約されるものではないため、空き枠の数などを事前に問い合わせても、回答はできないそうです。
mt factory tourに参加
3月21日(土)に足を運びました。
集合場所となる倉敷駅前にあるカモ井パーキングには、3連休ということもあり多くのかたが集まっていました。

定番のラッピングバスに乗って、片島町の本社工場に向かいます。
20分ほどバスに乗って工場に到着すると、第2.5工場に案内されます。
mtができるまでの工程を見学

第2.5工場では当選番号が発表され、1名に記念品がプレゼントされました。
その後、mtの歴史を紹介する動画を視聴し、工場見学が始まります。

工場内では、カモ井加工紙の社員が、「mtができるまでの工程」を機械の前で、ていねいに説明してくれました。




会場内のアート作品

工場見学の終了後は、敷地内の指定エリアを散策します。
基本的な内容は例年通りですが、今回は会場内のいたるところにテープアートなどの作品展示が多くなっていました。








縁日会場

縁日会場では人気の「mt詰め放題」コーナーなどのほかに、今年は「mt釣り」や「スマートボール」が登場していました。

mtショップでお買い物

もちろん、mtショップも充実しています。
定番から限定mtなど、さまざまなmt・mtグッズが販売されていました。
荻野紗奈さんにインタビュー
倉敷市民はもちろん、岡山県内外からも多くの人が集まる「mt factory tour」。
カモ井加工紙の企画・広報担当 荻野紗奈(おぎの さな)さんに話を聞きました。

mt factory tour企画の経緯を教えてください。
荻野(敬称略)
年に1回、エンドユーザー(購入者や利用者)の皆様をお招きして、マスキングテープ(mt)を実際に作っている製造工程や工場の現場を見学していただきたいという思いから、毎年開催しております。
また、単なる工場見学にとどまらず、mt誕生の地である「倉敷」を街ぐるみで楽しんでいただきたいと考えています。このため、倉敷美観地区などの周辺店舗様(サポートショップ)で、倉敷の名物を食べたりお買い物をしたりすると限定テープがもらえる企画などもご用意しました。
15回目になりますが、今年の目玉はありますか。
荻野
今回は「アートを中心にした展示」が大きな見どころです。
倉敷アイビースクエアでのイベントと連動し、国内外のアーティストに制作していただいたテープアートを工場内のあちこちに展示しているほか、アーティストの石村嘉成(いしむら よしなり)さんの絵日記も工場内で展示しています。
また、毎年来てくださる常連のお客様にも新鮮な気持ちで楽しんでいただけるよう、縁日コーナーに新しい企画を増やしました。テープの粘着力を生かした「mt釣り」や、ボールが入ったマスに合わせて景品をお渡しする「スマートボール」など、グループや親子でワイワイ盛り上がっていただける内容になっています。
最後に、来場されるかたや読者へのメッセージをお願いします。
荻野
mt factory tourを通して、皆様の「旅の思い出」をたくさん残していただけたらうれしいです。
今回は思い出に残る企画として、集合場所のパーキングに「mt柄のプリントシール機」を設置しました。お帰りの際などに、一緒に来られたかたとぜひ写真を撮って楽しんでください。

お買い物をしていただくだけでなく、工場内のアートやフォトスポットを背景に写真を撮るなど、この空間での体験と旅の思い出をたくさん作っていただけることを心より願っております。
おわりに
過去に何度か足を運んでいるmt factory tourですが、基本的な構成は変わらないものの、毎年細かな変更があります。
mtファンのことを考えて企画されていることを、参加者も感じているからこそ、イベントを楽しみ、応援しているのでしょう。その証拠に、参加者に配布されるトートバッグに、たくさんのmtが詰め込まれ、帰りのバスの車内では「この後はこのお店に行こう」と話す声も聞こえてきました。
また、mt factory tourに合わせて倉敷市内では以下のイベントも開催中です。
- mt ex at 愛美赤煉瓦館 2026
※2026年4月12日まで - mt archive vol.4 -tapes,events,and posters at 沙美の家
※2026年4月2日まで
倉敷がmtで盛り上がるこの期間に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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mt factory tour vol.15のデータ

| 名前 | mt factory tour vol.15 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年3月20日(金)~4月2日(木) |
| 場所 | 岡山県倉敷市片島町236 |
| 参加費用(税込) | 500円 |
| ホームページ | mt factory tour |




















































