倉敷で「キノコ」といえば、美味しく食べるキノコではなく、美味しいコーヒーのカフェ「QINOCO」!
倉敷市川入にあるかわいい間口のカフェ「QINOCO(キノコ)」は、モーニング、ランチ、夜カフェまで、いつでもカフェ好きを迎えてくれるお店です。
QINOCOの看板メニューは、倉敷きってのグルメバーガー、その名も「トリトンバーガー」!
大迫力のハンバーガーは、男性でもきっと満足できるはず。大食いを自認する筆者も果敢に挑戦しましたよ。
岡山県産の素材を使い、ドレッシングまで手作りされたフードメニューに、SNS映え抜群のキュートなスイーツも魅力的です。
知れば知るほどコーヒーが美味しくなる、コーヒー好きにおすすめのカフェ「QINOCO」を紹介します。
2024年3月に閉店しました。
以下より記載の情報は、営業時のものです。
記載されている内容は、2020年7月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
QINOCOのデータ
名前 | QINOCO |
---|---|
住所 | 岡山県倉敷市川入470‐8 ハイツアルクス101 |
電話番号 | 086-431-8235 |
駐車場 | あり 共同駐車場8台 |
営業時間 | 午前9時~午後6時 |
定休日 | 水 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 可 |
座席 | 16席 テーブル:6×1 4×2 2×1 |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | |
バリアフリー | |
ホームページ | QINOCO |
QINOCO(キノコ)は、倉敷駅から徒歩約15分のところにあります。
▼まずはアリオ倉敷方面の倉敷駅北口からスタートです。
▼北口からアリオ倉敷入り口、向かって右側の階段を降ります。
▼そのままアリオ倉敷沿いを道なりに進みます。
▼道なりに歩くと、信号にさしかかります。信号は渡らずに左折しましょう。
▼三井アウトレットパーク倉敷の入り口を通り過ぎ、道なりに進みます。
▼三井アウトレットパークを過ぎ、しばらく歩くと十字路に出ます。横断歩道を渡ると、左手にQUINOCOが見えてきます。
駐車場も完備、アウトレット近くのかわいいカフェ「QINOCO」
しとしとと雨が降るなかやってきたのは、倉敷市川入にあるカフェ「QINOCO」。
QINOCOと書いてキノコと読む、なんとも響きがかわいらしい小さなカフェは、2018年4月に美容院のとなりにオープンしました。
店長の後藤真明(ごとう まさあき)さんは、岡山県井原市木之子(きのこ)町出身。店名の由来はこの木之子町からきているそうです。
「コンビニもなく、ほぼ田んぼで、フレッシュ石田というスーパーしかないです(笑)」
という木之子町。なんだか無性に行ってみたくなります…!
QINOCOが入る建物のとなりには、共同駐車場も完備されています。
倉敷駅から三井アウトレットパーク倉敷沿いに歩いて約15分の立地ですが、地元の人を中心ににぎわっていますよ。
コーヒーとともに、フードも楽しめる魅力的なメニュー
QINOCOは、まずカウンターでメニューを選ぶ先払い制。ドリンクメニューはもちろん、フードメニューも充実しています。
試作の段階でコーヒーに合うように作られ、コーヒーも食べ物も相乗的に美味しくなる、フードペアリングの理念でメニュー開発されています。
多彩なドリンクにスイーツメニュー。自家製のスイーツも見逃せません。
モーニングとドリンク、サラダ付きのフードメニュー。
おすすめは、完成までに2週間かかる自家製ベーコンを使った「新BLETサンド」。ベーコン液の漬け込みから燻製(くんせい)まで、すべてお店で手作りされています。
午前11時から午後4時限定のランチメニュー。混ぜそばにカレーも気になりますね。
QINOCO自慢のハンバーガーは、井原市(いばらし)美星町(びせいちょう)の美星牛、美星豚を使い、メニューの名前も美星町にちなんで、海王星の衛星「トリトン」からとったのだとか。
ハンバーガー以外にも地産地消を掲げ、なるべく岡山県産の素材を使っています。
本日のコーヒーはレジ横にある黒板をチェックしましょう。
QINOCOのコーヒーは、キノシタショウテン系列のカフェ「ザコーヒーハウス」から仕入れています。後藤さんもザコーヒーハウスで修業したそうですよ。
家具や食器もセレクトされたこだわりの店内
スタイリッシュで温かみのあるQINOCOの店内。おしゃれですね!
「やるなら(前の店舗から)ガラッと変えたかった」という、店長後藤さんの趣味が反映された、居心地の良いお店です。
カフェを始める前は、コンビニのオーナーとして働いていた後藤さん。
「自分が納得して、自分の手で作ったきちんとしたものを提供したい」
との思いから、一念発起してカフェをオープンさせました。
「作り手さんの顔が見えるもの」
として地産地消にこだわり、ドレッシングからデザートにいたるまで、すべて手作りしています。
日替わりのキッシュも評判の逸品です。温めて提供してもらえますよ。
インターネットで「倉敷 キッシュ」と検索すると、「QINOCO」が出てくるそうですが、その元となる記事は筆者の個人ブログが発端だったと知り、とても驚きました。
オーブンから出てきた、でき立てのプリンも美味しそう!平日でも売り切れが出るほど評判なんだとか。
木の温もりを感じさせる、特注品のテーブルとイス。
お店の雰囲気とも調和し、子供連れでも安心して過ごせます。
お店の入り口には、コーヒーカップや雑貨、オリジナルのTシャツなどが販売されています。
カフェで使う波佐見焼 マルヒロのコーヒーカップ。赤や黄色など、ポップな色合いがかわいい!
以前は北欧食器が好きだったという後藤さんですが、日本の手仕事に惹かれ、波佐見焼の窯元まで訪れるほど惚れ込んだそうです。
QINOCOの看板メニュー「トリトンバーガー」ができるまで
取材時に、ランチの限定メニュー「トリトンバーガー」をお願いしたところ、特別に厨房にお邪魔させてもらいました!
ボリュームたっぷりのトリトンバーガー、楽しみですね。
まずはこんがりとオーブンで焼き上げたバンズに、水切りヨーグルト、岡山県産のフレッシュなレタス、トマトをのせていきます。
マヨネーズではなく水切りヨーグルトがポイントですよ。
次に、こんがりとローストした玉ねぎステーキを重ねます。
美味しいハンバーガーの絶対条件は「厚切り玉ねぎ」だと信じる筆者にとって、この玉ねぎはめちゃくちゃ嬉しい!
そして、ついにお待ちかね、美星牛と美星豚のパティ+とろ~りチェダーチーズの登場です!
お肉の焼ける良い香りが広がるうえに、濃厚なチェダーチーズはたまりません。
さらにふるふるの半熟目玉焼き!見事な半熟加減です。
最後に自家製の野菜たっぷりフレンチソースをかけて、QINOCO特製「トリトンバーガー」のできあがりです。早く食べたい!!
美味しさビッグバン!QINOCO特製トリトンバーガー
こちらがランチ限定「トリトンバーガー」1,390円(税込)のセットです。
大きなハンバーガーに、ベイクドポテト、ピクルス、飲み物付きの、豪華でお得なランチセットです。
このハンバーガーのために、ランチタイムを狙って行きたいですね。
あらためてハンバーガーを見ますと、重量感、そして絶妙なバランスの高さに驚きます。
手に持ち豪快にガブリと行きたいところですが、ここはナイフとフォークでいただきましょう。
このパティの厚さを見てください、美星牛と美星豚のパティ、食べ応えがすごい!
嚙みしめるほどに肉の旨味がじんわりと広がり、スパイスと相まってとってもジューシー。ギュギュっとしたお肉感が印象的です。
甘い玉ねぎ、シャキシャキレタスとともに、とろとろ卵をまとわせたハンバーガーは、まさに食べ応え抜群、大満足の一品です。
箸休めにぴったりな、甘酸っぱいピクルスがさらに食欲を高めます。
「ハンバーガーなら2個いけます、大食いなので食べられます!」
と豪語した筆者ですが、バーガーとベイクドポテトでさすがにお腹いっぱいです、参りました!
コーヒーの甘味とコクを味わって
セットドリンクはフレンチプレスで淹れたアイスコーヒーを。グラスも素敵です。
後藤さんにコーヒーの魅力を訪ねると、こんなことをお話しくださいました。
後藤
「ひとつのコーヒーは、品種もそうですが、その産地、農園によって味が変わってきます。
そして、そこから精製、焙煎とあるのですが、この工程でも味が変わるんです。
どんどん味が枝分かれしていく、その面白さに魅力を感じますね」
後藤
「コーヒーの風味は、苦味、酸味で表すことが一般的ですが、僕はそれは固定観念だと思います。
産地から焙煎の過程が上手くいったコーヒー豆は、甘味、コクがあるんです」
そう言われて味わう一杯は、ほんのりフルーティでいつものコーヒーとは違うような気がします。
自家製レアチーズケーキと倉敷アフタヌーンティー
さて、甘味とコクのコーヒーにぴったりな、美味しいデザートもいただきましたよ。
こちらは期間限定「自家製ムースレアチーズケーキ」。なんてラブリーなケーキでしょう。
ふんわりとした口当たり、ブルーベリーのジャムがアクセントの、夏に食べたい爽やかなレアチーズケーキです。
QINOCOは、2020年クラウドファンディングに成功した倉敷アフタヌーンティーの加盟店です。
後藤
「正直アフタヌーンティを提供するのはしんどいところもあります。
でも、QINOCOはかなり倉敷アフタヌーンティーに助けられてきたので、これからも頑張りたいです。
今後は新しいスイーツも出したいですね」
これから、どんなQINOCOのアフタヌーンティが楽しめるのでしょうか。ワクワクしながら待ちたいと思います。
おわりに
QINOCOの店長、後藤さんのお話を聞いていると、思わずこちらもワクワクして、何かお店を始めたい、とにかく何かしたい!という気持ちになっていました。
「あの気持ちはいったい何だったのだろう」と記事を書きながら思うのですが、たぶんQINOCOが開店した当時のワクワクが、筆者にも乗り移ったのかもしれません。
「SNSで映えるお店」としても魅力的ですが、でもそれだけじゃない。
ちゃんと美味しくてちゃんと体に優しい、中身のギュギュッとつまった素敵なカフェ、それがQINOCOの魅力です。
今度は食べ損ねた「自家製プリン」をお目当てに、またお邪魔したいと思います。
QINOCOのデータ
名前 | QINOCO |
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住所 | 岡山県倉敷市川入470‐8 ハイツアルクス101 |
電話番号 | 086-431-8235 |
駐車場 | あり 共同駐車場8台 |
営業時間 | 午前9時~午後6時 |
定休日 | 水 |
支払い方法 |
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予約の可否 | 可 |
座席 | 16席 テーブル:6×1 4×2 2×1 |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | |
バリアフリー | |
ホームページ | QINOCO |