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児島駅前三白市(2025年5月25日開催)~ 月1回、最終日曜のお楽しみ。五感で味わう朝市さんぽ

児島駅前三白市(2025年5月25日開催)~ 月1回、最終日曜のお楽しみ。五感で味わう朝市さんぽ

伝えとこ / 2025.06.06

倉敷市児島地区で毎月開催されている「児島駅前三白市」を知っていますか?

児島では昔から、機業(繊維)、塩業、漁業の三つが地域の暮らしと産業を支えてきました。それぞれを象徴する「綿の白、塩の白、玉筋魚(イカナゴ)の白」を合わせて「三白(さんぱく)」と呼び、児島人の誇りある言葉として現在まで語り継がれています。

その「児島三白」に由来して始まった朝市が「児島駅前三白市」です。今回(2025年5月25日)で196回目の開催となった、歴史ある朝市に足を運んできました。

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記載されている内容は、2025年6月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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児島駅前三白市とは

児島駅前三白市チラシ

児島駅前三白市」は、倉敷市児島の7番街・パティオ・天満屋トピア周辺敷地内で毎月最終日曜に開催される朝市です。

三つの施設はほぼ一直線に連なっており、通路沿いに出店店舗がずらりと勢ぞろい。

また、当日は周辺敷地内が歩行者天国となるため、安心してゆっくりと買い物を楽しめます。

イベント当日のようす

会場についてまず感じたのは、鼻をくすぐる香ばしい匂い。
炭火や鉄板焼きの香りがあちらこちらから漂ってきて、思わずお腹が鳴ってしまうほどでした。

会場のようす

「今日はどんなおいしいものに出会えるだろう」と、ワクワクしながら歩き出します。
朝の爽やかな空気のなか、お店の人たちの元気な声が飛び交い、活気があふれていました。

三白市のグルメを味わう

最初に「いもころ」で、トルネードポテトを買いました。パティオ入口に出店しており、黄色い屋台が目を引きます。

いもころ

30cm以上はありそうな長いポテトに、家族は大喜び。

トルネードポテト

4種類の味から選んだのは、バーベキュー風味です。ザクザクな食感とパンチの効いたスパイスが絶妙でした。

続いては、「ERI粉’S」のお鍋で炊いたシフォンケーキ
種類の多さに驚きつつ、選ぶ時間も楽しく思えます。今回はチョコチップ味を選びました。

ERI粉’S

手に取った瞬間の「ぷるん」とした感触に驚きました。ケーキなのに、ぷるんぷるんなんです。

ひとくち食べれば、しっとりとした食感と優しい甘みが口いっぱいに広がりました。

シフォンケーキ

炭火焼の香ばしさにつられて購入したのは「おかやま小松村」の赤親鳥炭火焼です。

おかやま小松村

コリコリとした食感と、ピリッと効いたスパイスがやみつきになり、いくらでも食べられそうです。

ハーフサイズ(通常300円)はこの日、小中学生だと200円というサービス価格での販売でした。

赤親鳥炭火焼

その場でハーフサイズを楽しみ、レギュラーサイズは持ち帰って晩酌のおともに楽しみました。

「児島らしさ」が光るものづくりと、意外なブースの発見

デニム雑貨・N」では、バッグや小物入れ、ペンケースなどがところ狭しと並んでいました。

デニム雑貨・N

国産ジーンズ発祥の地としても有名な児島地区。
このお店の商品は児島デニムを使用した手作りの一点もので、同じものは二つとありません。

お店のかたにお話を伺ったところ、普段は委託販売が中心とのことですが、三白市には毎月出店しているそうです。

筆者は家族用に、小物入れを購入しました。

コインケースとして使っていますが、使い込むほどに味が出て、さらに愛着が湧きそうです。

小物入れ

意外だったのが「児島児童館」による、遊びのブースです。

輪投げや魚つり、皿回しに工作まで、小さな子どもたちが夢中になって楽しそうに遊んでいました。

幼児がいる子育て世帯には、とてもうれしいコーナーですね。

児島児童館

意外性で言えば「児島薬剤師会」による血糖値測定コーナーも珍しさを感じました。

血糖値測定コーナー
  • 健康に不安があるけど、病院に行くほどではない
  • 自分の健康について少し見直してみたい

そのような人にとって、イベントでの健康チェックはありがたい取り組みだと感じました。

活気あふれる屋内会場!&ベリーダンスショー

建物内に入ってみると、野菜の販売コーナーがにぎわっていました。

野菜の販売コーナー

立派なサイズの野菜たちがお手ごろ価格で売られており、会計待ちの行列ができる場面も。新鮮野菜をお得に買えた人たちは、大きなビニール袋を提げてうれしそうな表情でした。

セントラルコートでは、「アトリエ麻ノ葉」によるベリーダンスショーがおこなわれていました。

ベリーダンスショー

きらびやかな衣装をまとって艶やかに、力強く舞う姿にうっとり。
会場が一気にエキゾチックな雰囲気に染まり、多くの人が足を止めて見入っていました。

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おわりに

児島駅前三白市

「朝市」と聞くと、つい野菜やグルメをイメージしてしまいますが、実際に参加してみると出店店舗のジャンルは多岐にわたっており、その種類の多さに驚きました。

見てうれしい、食べておいしい、聴いてワクワク、香って幸せ、触れて楽しい。五感すべてで楽しめる素敵なイベントでした。

毎月最終日曜の開催で雨天でも実施されるので、お出かけの予定が立てやすいのもうれしいところですね。

ぜひ一度、児島駅前三白市を訪れてみてはいかがでしょうか。

情報提供者:たけち

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児島駅前三白市のデータ

児島駅前三白市チラシ
名前児島駅前三白市
期日毎月最終日曜日
午前9時〜午後3時
場所7番街・パティオ・天満屋トピア敷地内
参加費用(税込)無料
ホームページ児島駅前三白市公式ホームページ
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児島駅前三白市

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