秋の倉敷はイベントがたくさん。
2019年10月19日(土)・20日(日)には、健康でオーガニックな「食」と「暮らしの品」を一堂に集めた市場「高梁川マルシェ2019」が開催されました。
主会場は、国指定重要文化財の「大橋家住宅」です。
2019年は、近隣の商店も舞台に加わりパワーアップ。
買いものやワークショップを楽しみながら、地域の生活文化を感じられる「高梁川マルシェ」を紹介します。
記載されている内容は、2019年10月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
高梁川マルシェ2019のデータ
名前 | 高梁川マルシェ2019 |
---|---|
期日 | 2019年10月19日(土)・20日(日) 午前10時~午後5時 |
場所 | 岡山県倉敷市阿知3-21-31 |
参加費用(税込) | 入館料無料 |
ホームページ | 高梁川マルシェ2019|Takahashigawa marche 2019 |
高梁川マルシェとは
高梁川マルシェは、高梁川流域の各所で生産した健康でオーガニックな食べ物と、暮らしに潤いをもたらす雑器や家具・アクセサリー・アート作品などを一堂に集めたマルシェです。
2012年にスタートし、2019年で14回目を迎えました。(※初期は年に複数回開催、現在は年1回)
高梁川は、岡山県西部を流れる一級河川です。
倉敷市・新見市・高梁市・総社市・早島町・矢掛町・井原市・浅口市・里庄町・笠岡市の7市3町を高梁川流域圏と呼びます。
マルシェとは、フランス語で「市場」のこと。
高梁川マルシェは、なんでもありな雑多な市場ではありません。
リピーターも楽しめるように出店者は毎回変わるのですが、一貫したライフスタイルが感じられます。
主会場である「大橋家住宅」に集った多様な店舗で、暮らしを豊かにする買いものができます。
ワークショップも開催されますよ。
過去に著者が訪れたときには、コーヒー屋さんのお菓子・ケークサレ・多肉植物の寄植え・鹿の角でできた指輪・素朴な風合いのお皿・おしゃれなせっけんなどを購入しました。
知らなかったお店や作家さんとの出会いが楽しみなんです。
高梁川マルシェ2019の出店店舗
2019年の高梁川マルシェには、大橋家住宅に8の食品店舗と、22の工芸店舗が出店します。
店舗名 | 概要 |
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デザートタイム・クラシキ | オーガニックなカレーとドリンク |
株式会社丸菱 | プチ小町シリーズより、なた豆茶・ルイボス×はと麦茶・たんぽぽ茶他 |
菓子工房小町 | お洒落でカワイイ焼き菓子 |
倉敷珈琲館 | オリジナルブレンド珈琲 |
七草農園 | オーガニックなハイレベルな野菜 |
倉敷中島屋 | 作家作品とオーガニックな料理 |
旅農人ふぁーむ | 備中の伝統炙り番茶 |
Boulangerie MaiMai | 米粉パン |
Glass studio MIGAKI | ガラスの鏡餅など |
内山 直人 | 真鍮や銀を素材とした装身具 |
HiFuMi | 天然染料を用いた日々の生活衣や小物、染め直しオーダー+WS |
SIRUHA | 手帳、バッグ、小物 |
CLAY STUDIO GENN | 普段使い出来る淘器 |
蜻蛉玉工房・MABO | とんぼ玉、手作りビーズの髪留め+WS |
BARREL FINE CLOTHING | BLENHEIM |
坂本織物有限会社 | 真田紐とその関連商品+WS |
la luce dolce | キャンドルアート+WS |
花好 | ドライフラワーのガーランド、ハーバリウム+WS |
KKD Labo | 宇宙人こけし、掛け時計等 |
KOHUG | オリジナル織物と革を使用したバッグ |
Tackle wood design | スタイリッシュな木の小物 |
陶工房 よし野 | 陶芸 |
灯Glass | ポリシリケイトガラスのアクセサリー、カップ+WS |
氏峯 麻里(イラストレーター) | イラスト作品展示 |
武 才(銅版画家) | 銅版画作品展示 |
井上 準三(画家) | 絵画作品展示 |
bolly 木工房 | 箸、木工小物 |
工房 川月 | 木工品+WS |
仁城 逸景(漆器作家) | 漆器 |
forutuna(フォルトゥーナ) | 端切れワークショップ※町内会会場に出店 |
高梁川マルシェ 2019年の特徴は?
2019年は、これまでとは一味違います。
特徴は以下のとおり。
- アートに関わる人も加えて、会場をギャラリーに
- 阿知(あち)町界隈の町内会と協力、会場が広がる
少し詳しく紹介しましょう。
2人のアーティストにより、会場がギャラリーに
会場には、倉敷にゆかりの深い若い2人のアーティストの作品が飾られます。
- 真備町のイラストレーター 氏峯麻里(うじみね まり)さん
- 銅版画家 武才(たけ たえ)さん
大橋家住宅では、おふたりによるインスタレーション(空間をひとつのアート作品として表現する手法)も開催予定です。
阿知町界隈の参加店にも、作品がお目見え。
ポスターに使われているのは、武さんが高梁川マルシェをテーマに制作した新作です。
阿知町界隈を会場に、作品展示やガレージセールを開催
阿知町界隈の10店舗でも、氏峯さんと武さんの作品が飾られます。
また、民家である3軒も会場になり、ワークショップを開催。
阿知町界隈の参加店舗や家は、以下のとおりです。
店舗名など | 概要 |
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加嶌屋 白神源次郎商店跡 | カフェ・ガレージセール・阿知町の古い写真の展示 |
林邸前 | カブトムシの幼虫プレゼント |
四十瀬屋 小河原呉服店 | 屏風展示。和のカード又はポチ袋手作り体験 |
内田邸 | 古民家で煎茶の茶会の雰囲気を楽しんでください |
キャンドルフェアリー | 古民家で世界で一つの手作りキャンドル感動体験 |
毛糸のミヤケ「廣田屋」 | 手作りハンガーワークショップ |
倉敷ジーンズ | シルクスクリーンプリント体験 |
たい焼本舗 | 10月19・20日営業 |
中桐邸駐車場 | 休憩所 ちょっと一休み |
トラットリア自家製蕎麦 武野屋 | 16:30より営業 |
蔵Pura 和膳 風 | 16:30より営業 |
trattoria MUSICA | 16:30より営業 |
我が家 | 16:30より営業 |
特に注目してほしいのが、「加嶌屋 白神源次郎(しらが げんじろう)商店跡」です。
昔は金物屋さんだった場所で、今はガレージだけ残っています。
ここに町内会の人の蔵出し品を集めて、ガレージセールを開催。
たとえば内田邸では、古い糸巻きなどが蔵に眠っていたそうです。
糸巻きはガレージセールで販売されるだけでなく、オブジェ作品に生まれ変わり、会場に展示されます。
阿知町の古い写真も展示されるので、昔の暮らしに思いを馳せてみてはいかがでしょう。
環境への配慮
高梁川マルシェは、3つのエコ活動に取り組んでいます。
- 人と環境、地域にやさしいイベン卜にします。
- ごみの削減、できるだけリサイクルします。
- 公共交通機関や自転車等の利用を促します。
出店物もオーガニックなものがコンセプト。
環境に優しいマルシェなんです。
高梁川マルシェの特徴や思いについて、実行委員会代表の岡野 智博(おかの ちひろ)さんにお話を聞きました。
高梁川マルシェ2019のデータ
名前 | 高梁川マルシェ2019 |
---|---|
期日 | 2019年10月19日(土)・20日(日) 午前10時~午後5時 |
場所 | 岡山県倉敷市阿知3-21-31 |
参加費用(税込) | 入館料無料 |
ホームページ | 高梁川マルシェ2019|Takahashigawa marche 2019 |