おはぎ(ぼた餅)は好きですか?
「お彼岸のお供え」のイメージがあるかもしれませんが、近所のスーパーでも売っているほど身近な存在ですよね。
私は甘いもの好きなので、お店でおはぎを見かけるとつい手に取ってしまいます。
そんな甘党・おはぎ好きにとってたまらない店が、倉敷市西部・玉島地区にあります。
その名も「甘党の店 やまと (以下、やまと)」。
店名の頭に付いた「甘党の店」という言葉が、甘いもの好きのための店だと物語っています。
やまとは約50年にわたり、手づくりのおはぎをつくり続ける老舗専門店です。
毎日開店前には店頭に行列ができ、午前中には売り切れることも多い人気店。
おはぎで行列ができる店は、めずらしいと思いませんか?
県外や、かなり遠方から訪れるお客さんもいると聞くと、とても気になりますよね。
甘党は要チェックの人気のおはぎ専門店・やまとについて紹介します。
記載されている内容は、2020年10月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
甘党の店 やまとのデータ
名前 | 甘党の店 やまと |
---|---|
住所 | 岡山県倉敷市玉島中央町1丁目8-14 |
電話番号 | 086-522-5055 |
駐車場 | あり 7台 |
営業時間 | 午前9時〜売り切れ次第終了 |
定休日 | 水 祝日の場合も休業 |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 不可 予約・取り置きはおこなっていない |
座席 | なし |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | トイレなし |
子育て | |
バリアフリー |
マイカーで行く場合
やまとに向かうには、まず県道191号線「良寛通り」を通ります。
県道191号線と国道429号線の交差点「中央町一丁目」交差点を南に折れましょう。
中央町一丁目交差点は、トマト銀行 玉島支店や玉島中央病院のある交差点です。
▼中央町一丁目交差点から南に約200メートル直進すると、「バスセンター北」交差点があります。
P-MALL(ピー・モール)がある交差点です。
▼バスセンター北交差点を東(進行方向左)に折れましょう(左折)。
▼バスセンター北交差点を曲がって約80メートルで、丁字路となっている突き当たりに出ます。
▼この突き当たりの丁字路を南(進行方向右)に折れます(右折)。
▼曲がって約70メートル、道路の東側(進行方向左側)にやまとの店舗があります。
▼店舗の北隣、店舗に向かって左側に駐車場があるので、ここに駐車しましょう。
駐車場は約7台分あります。
満車の際には、近隣のコインパーキング等を利用しましょう。
近くには「玉島中央町第2駐車場」「タイムズのB 玉島中央町駐車場 (予約制)」などがあります。
路上駐車や他店の駐車場・他店の店頭などへの駐車は、絶対におこなわないでください。
交通機関で行く場合
交通機関で行く場合、JR新倉敷駅からバスで向かいましょう。
新倉敷駅南口から両備バス「玉島中央町線」へ乗車してください。
その後「玉島中央町」バス停で下車しましょう。
玉島中央町バス停は良寛通り沿いにあります。
▼バス停から約80メートル北に進むと「バスセンター北」交差点です。
バスセンター北交差点を東(進行方向右)に曲がります。
以降は、マイカーで行く場合と同じ道順です。
やまとは昭和46年創業の老舗おはぎ専門店
やまとは、おはぎの専門店です。
扱っている商品は、おはぎのみ。
創業は昭和46年(1971年)です。
取材をした令和2年(2020年)で、49年の歴史があります。
やまとは約50年にわたり、おはぎ一筋でやってきた老舗なのです。
やまとがあるのは、玉島中心市街地。
店の向かいは、タテソースで有名な豊島屋があります。
ほかにもキムラヤ、築山製パン所、手づくりコロッケ南田支店、中華蕎麦みず川、武田屋などといった人気店が多いエリアです。
そして、やまとも人気店のひとつ。
やまとのおはぎを求め、多くのお客さんが訪れます。
▼店頭には、開店前から行列ができるほど。
▼そして12時までには売り切れてしまうことも多いのです。
おはぎは、店舗に向かって左側にある窓口で販売されています。
取材時も、次から次へと飛ぶようにおはぎが売れていました。
なかには数百個という数を購入するお客さんもいて、ビックリです。
おはぎは手作業でつくられる
やまとのおはぎをつくる工程は、手作業が中心です。
そのため、一日でできるおはぎの個数に限りがあります。
店内では、スタッフが黙々と作業をおこなっていました。
▼おはぎの材料のもち米と小豆です。
▼もち米は岡山県産「ひめの」を中心にしたブレンド米。
▼小豆は北海道産を使用しています。
また、きな粉も国産です。
毎朝午前3時ごろから仕込みをおこない、もち米や小豆を蒸したりしているそう。
▼注文の入ったおはぎをパック詰めする作業も、見事な手際。
スタッフ同士の連携もすばらしいと思いました。
おはぎは「あんこ」「きなこ」の2種類のみ
おはぎといえば、いろいろな種類が思い浮かびませんか。
しかし、やまとが扱っているおはぎは「あんこ」「きなこ」の2種類のみ。
どちらも、おはぎの定番中の定番です。
しかも、あんこ・きなことも1個70円(消費税込)という安さ。
つい、たくさん買ってしまいそうです。
「あんこ」は粒あんがちょうどいい甘さ
やまとのおはぎは、やや小ぶり。
大きすぎず、ちょうどよいくらいのサイズ感なのでうれしいです。
表面を覆うあんこは、粒あん。
粒あんは、もちろん自家製です!
▼粒あんはシットリとしていて、ほどよい甘さで上品な味わいです。
甘すぎず、しかしながら、グッとくるようなシッカリとした甘さのあんこらしい味わい。
粒あんの中にある小豆の粒感もほどよく、柔らかくもあり、それでいて粒の存在感もある絶妙な食感です。
そして、小豆の風味も楽しめます。
粒あんの下には、白い餅。
▼餅は半殺しで、適度な粒感と粘りがあります。
粒あんの甘さのあと、半殺しの餅のシットリとしながらモッチリとした、粘りのある食感とサッパリとした味わいを感じました。
粒あんの甘さと餅の味わいのハーモニーが絶妙です。
「あんこ」は、年配のかたに人気があります!
やまとの「あんこ」のおはぎは、くどくなくて食べやすいと思いました。
「きなこ」は中に粒あんが入っている
「きなこ」のサイズも「あんこ」と同じです。
▼表面を薄黄色のきな粉が覆っています。
食べると、たっぷりのきな粉がフワフワっと口の中に拡散。
このきな粉は砂糖がはいっておらず、甘くありません。
そのため、きな粉の風味をダイレクトに楽しめます。
きな粉の風味のあとには、中の餅です。
▼きな粉の餅の中には、なんと粒あんがタップリと入っていました。
「きなこ」と「あんこ」では、中の餅に違いがあったのです。
「きなこ」の中の粒あんは、「あんこ」で使っている粒あんと同じものです。
きなこのおはぎを食べると、きな粉の風味、餅の食感と味わい、粒あんの甘さの三層が一体となって、なんともいえないおいしさに!
「あんこ」が年配に好まれるのに対し、「きなこ」は若いかたに人気です!
「きなこ」のおはぎは、「あんこ」とはまた違ったおいしさがありました。
どちらかひとつを選ぶことになったら、私は相当迷ってしまい、決められないでしょう。
やまとのおはぎは、あんこ・きなことも、食べ終えたあとにいつの間にか次の1個を口に放り込んでしまうほど、食べやすくおいしかったです。
そんなおいしいおはぎをつくって約50年。
おはぎ一筋の専門店・やまとの代表・廣谷 正彦(ひろたに まさひこ)さんへインタビューをしました。
甘党の店 やまとのデータ
名前 | 甘党の店 やまと |
---|---|
住所 | 岡山県倉敷市玉島中央町1丁目8-14 |
電話番号 | 086-522-5055 |
駐車場 | あり 7台 |
営業時間 | 午前9時〜売り切れ次第終了 |
定休日 | 水 祝日の場合も休業 |
支払い方法 |
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予約の可否 | 不可 予約・取り置きはおこなっていない |
座席 | なし |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | トイレなし |
子育て | |
バリアフリー |