総社市山手地区でセロリを中心に年間数十品目の野菜を栽培する「メゾンやまて」。
若い農家が減り続けるなか、30歳で農業の世界に飛び込み、夫婦二人三脚で畑に立ち続けています。
SNSでの発信や地元飲食店とのコラボレーションなど、地元野菜の魅力を届けるための活動もおこなっています。
農業を始めたきっかけや、セロリへのこだわり、地域への想いについてメゾンやまての高越友紀(たかごし ゆき)さんに取材しました。
記載されている内容は、2026年5月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
総社市山手地区で生まれたセロリ農家
メゾンやまては、岡山県総社市の山手地区を拠点とするセロリ農家です。
2019年12月に就農し、セロリを中心にキャベツ・白菜・大根・カリフラワー・きゅうり・ズッキーニ・ミニトマトなど、季節ごとに旬の野菜を栽培しています。

ハウス2棟と露地の畑5枚、合わせて7反(7たん:一般的なサッカーコート1面分)を夫婦二人で管理する小規模農家です。
収穫した野菜は、旬感広場 農畜産物直売所「晴れのち晴れ」・農マル園芸 吉備路農園・エブリイ総社南など、総社市内の店舗を中心に販売しています。
収穫したてのみずみずしさを、食卓へ
メゾンやまてのセロリが多くの人に支持される理由のひとつが、鮮度へのこだわりです。

セロリを収穫しスーパーマーケットに並ぶまでには時間がかかるため、水分が抜けてしまいがちです。しかしメゾンやまてでは、収穫した瞬間から霧吹きで水分を補いながら、素早く袋詰めし冷たい場所で保管します。
できる限りみずみずしさを保った状態で、お客さんの手元に届けているそうです。

栽培においても、作業の有無にかかわらず毎日畑に足を運び、野菜の変化を細かく観察することを大切にしています。小さな変化も見逃さないことが、品質の高い野菜作りの土台となっているのでしょう。
総社市の飲食店とコラボランチを開催
メゾンやまての活動は、野菜作りだけではありません。

2024年1月に、総社市に店舗を構える「和食 たにもと」とコラボレーションし、メゾンやまてのセロリを使ったコースランチを期間限定で提供しました。コラボレーション期間中は、メゾンやまての高越さんもスタッフとして店舗に立ち、お客さんと直接言葉を交わす機会にもなったそうです。
お客さんからの「おいしい」という声を直接聞けたことは、農家として大きな喜びだったと話してくれました。

プロの料理人の手によって生まれた一皿。高越さん自身も驚くほどの仕上がりで、「セロリにこんな一面があったんだ」と新たな発見もあったそうです。
今後も地域のかたや飲食店とのつながりを大切にしながら、総社の食文化を盛り上げていきたいと今後の想いを聞かせてくれました。
メゾンやまての高越友紀さんに、農業を始めたきっかけやセロリの魅力、今後挑戦してみたいことなどを聞きました。















































