倉敷観光の大きな魅力のひとつである、白壁の建物。
倉敷の家や蔵の美しさと日本庭園を堪能できるのが、「語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)」です。
国指定重要文化財の建物や土地に、倉敷らしい美しさがギュッと凝縮されています。
外観はもちろん邸内どこでも撮影OKで、写真好きにはたまらない場所なんです!
ざっくり見るならば30分ほどで周れるので、観光時間が限られていても安心。
2018年4月に一般公開された、語らい座 大原本邸を紹介します。
記載されている内容は、2023年4月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
語らい座 大原本邸のデータ
名前 | 語らい座 大原本邸 |
---|---|
所在地 | 岡山県倉敷市中央1丁目2-1 |
電話番号 | 086-434-6277 |
駐車場 | なし |
開館時間 | 午前9時~午後5時 ※最終入館は午後4時30分まで ※カフェは午後4時30分まで ※抹茶は午前10時~12時もしくは午後1時~4時 |
休館日 | 月 年末年始は休館 ※祝日、振替休日の場合開館 |
入館料(税込) | 【一般】 大人:500円 高校生以下:400円 ※別途20名以上の団体料金あり 未就学児:無料 |
支払い方法 |
|
予約について | 可 |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | |
バリアフリー | |
ホームページ | 語らい座 大原本邸 |
語らい座 大原本邸は、大原美術館の正面です。
JR倉敷駅の南口を出て、倉敷中央通りを南に進みます。「美観地区入口」の信号にあるスクランブル交差点を、左に曲がってください。
大原美術館が右に見えたら、左にある「今橋」を渡りましょう。
橋のすぐ先、左側に見えるのが「語らい座 大原本邸」です。
語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)とは
「語らい座 大原本邸」は、倉敷町家の文化施設です。
倉敷を代表する町家として、国の重要文化財に指定されている「旧大原家住宅」。
倉敷の発展に貢献した「大原家」の人々が、江戸時代後期の1795年(寛政7年)からつい最近まで住んでいました。
住宅であることから邸内非公開となっていましたが、2018年4月1日より展示交流施設「語らい座 大原本邸」として一般公開されています。
「語らい座 大原本邸」の見どころ
語らい座 大原本邸の見どころを紹介します。
江戸時代後期に建てられた、美しい建物
「語らい座 大原本邸」の建物である旧大原家住宅は、倉敷の町家の代表的な形式。
660坪の敷地内に、主屋・蔵・離れ座敷などが並び、10棟が国の重要文化財に指定されました。
江戸時代後期に建てられた主屋は、「倉敷窓」「倉敷格子」と呼ばれる倉敷だけで見られる工夫が施されています。
蔵は、下部に瓦を張りつけて目地を白漆喰で盛りあげる「なまこ壁」と呼ばれる壁。
「倉敷」と聞いて思い浮かぶ、「倉敷らしい」建築を見ることができます。
離れ座敷と緑あふれる庭
離れ座敷からは、庭が一望できます。
とっても美しくて素敵な空間!
美観地区の一等地にありながらも静かで、時の流れを忘れそう。自由に座ってくつろぐことができるのも、うれしいところです。
この離れ座敷では、800円(税込)でお抹茶とお菓子のセットをいただけます。ブックカフェでチケットを買いましょう。
もみじの木がたくさんあるので、紅葉の季節は真っ赤に染まるそうですよ。
なお、大原家の本邸(語らい座 大原本邸)の向かいに建てられたことから、建築当時は「向屋敷(むかいやしき)」と呼ばれていた「新渓園」も、素敵な庭園が堪能できます。
大原家について楽しく知るインスタレーション
大原家は、倉敷に計り知れない影響を与えた一族です。
そんな大原家について楽しく知ることができるのが、土間のインスタレーション。
インスタレーションとは、空間ごと作品として体験するアートのことです。
文章や写真がただ並んでいるだけではありません。
インスタレーションのひとつ、「ふりそそぐ言葉」では、大原家歴代当主の言葉が天井から降ってくるように吊り下げられています。
例えば、「十人のうち七人も八人も賛成するようなら、もうやらない方がいい」という言葉。
先見の明があった実業家の言葉に、重みを感じました。
ほかにも、心を打つ言葉が見つかるかもしれません。壁にも言葉が投影されているので、合わせて見てくださいね。
落ち着いたブックカフェ
ブックカフェは、大原家八代目当主・大原總一郎(そういちろう)の蔵書の一部が飾られています。
哲学・経営・美術・鳥の本などがずらりと並んでいて、カフェに置いていない蔵書も多くあるそうなので、勉強熱心なかただったに違いありません。
貴重な本が多いため手に取ることはできませんが、背表紙を眺めるだけで楽しめました。
ブックカフェでは、オリジナルブレンドのホットコーヒーをいただけます。
コーヒーカップは倉敷市酒津で作られたもの。
水が入っているグラスは、倉敷産の「い草」を燃やし灰にしガラスに溶かし込ませて色を出した「IGUSA GLASS」。
どちらも倉敷在住の作家さんが作られています。
コースターは、綿100%の原糸を撚り合わせて生み出す一級帆布(はんぷ)である「倉敷帆布」です。
倉敷のものづくりを感じられます。
メニュー | 価格(税込) |
---|---|
オリジナルブレンドコーヒー(ホット) | 500円 |
オリジナルブレンドコーヒー スイーツ付き | 800円 |
倉敷の魅力が詰まった「語らい座 大原本邸」
大原家のことを知れば知るほど、倉敷の文化や産業を大きく発展させてくれた人たちであることがわかりました。
倉敷の魅力が詰まった、「語らい座 大原本邸」。美しい建築と庭を眺めて、倉敷の歴史に思いを馳せてみませんか。
記事の後半では副館長「藤谷知洋さん」に、「語らい座 大原本邸」の成り立ち、展示品の見所などの話をききました。
語らい座 大原本邸のデータ
名前 | 語らい座 大原本邸 |
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所在地 | 岡山県倉敷市中央1丁目2-1 |
電話番号 | 086-434-6277 |
駐車場 | なし |
開館時間 | 午前9時~午後5時 ※最終入館は午後4時30分まで ※カフェは午後4時30分まで ※抹茶は午前10時~12時もしくは午後1時~4時 |
休館日 | 月 年末年始は休館 ※祝日、振替休日の場合開館 |
入館料(税込) | 【一般】 大人:500円 高校生以下:400円 ※別途20名以上の団体料金あり 未就学児:無料 |
支払い方法 |
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予約について | 可 |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 洋式トイレ |
子育て | |
バリアフリー | |
ホームページ | 語らい座 大原本邸 |