瀬戸内海に面したボートレース児島。
レースを観覧する施設は5階建てで、客席が約7,000席もあります。
客席数は2022年9月時点の情報です
収容人数が多ければ、その分グルメ施設も必要です。
広い建物内には、食堂が5つと売店が3つもあるとのこと。
食べるのが大好きな筆者がボートレース児島のグルメを取材しました。
記載されている内容は、2023年4月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
ボートレース児島のデータ
名前 | ボートレース児島 |
---|---|
住所 | 岡山県倉敷市児島元浜町6-3 |
電話番号 | 086-472-5051 |
駐車場 | あり |
営業時間 | ■ボートレース場 午前9時45分~午後5時 ※レースの時間によって変動 ■食堂 店舗によって異なる ■売店 開場~午後4時 |
定休日 | 不定休 |
支払い方法 |
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予約の可否 | |
座席 | |
タバコ | |
トイレ | 洋式トイレ 和式トイレ バリアフリートイレ |
子育て | 授乳室 オムツ替えシート ベビーカー貸出 |
バリアフリー | 車いす貸出 スロープ バリアフリートイレ エレベーター |
ホームページ | ボートレース児島 |
ボートレース児島の食事処について
建物はフロアによって、機能が異なります。
1階と3階に観覧席、2階はボートの展示コーナー、4階は有料指定席。
5階は有料会員専用フロアなので一般客は立ち入れません。
3つの売店はすべて3階にあります。
ワンフロアが非常に広いので、売店が密集している感覚はありません。
市販のお菓子や地元企業の和菓子、コーヒーなどが売られています。
食堂は5つあり、メニューも異なります。
1階の店舗は立ち食いスタイルです。
5階以外のフロアに点在しています。
フロア | 食堂名 |
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1階 | アジサイ、コスモス |
2階 | サルビア(2022年10月21日に閉店) |
3階 | ナデシコ、スイセン(2022年12月13日に閉店)、すずらん |
4階 | カトレア |
5つもあると、どこに行こうか迷いませんか?
そんなときは食堂の一覧が便利。
1階の案内所や施設内の掲示板への掲示や公式ホームページで確認ができます。
写真付きでイチオシメニューの紹介があるので、行きたい店がきっと見つかりますよ。
食堂グルメ
食堂グルメで、いくつか気になった店を紹介します。
コスモス
立ち食いスタイルの店の「コスモス」。
地元食材にこだわっているそうで、児島の松家製麺の生麵と塩田屋醸造所の醤油を使用しています。
あっさりしたスープに、細麺ストレート。
岡山らしい、昔ながらの中華そばです。
コスモスの中華そばを目当てにボートレース場を訪れるひとがいるのも納得。
天ぷらうどんも食べました。
素うどんもありますが、少し豪華に。
天ぷらはエビのかき揚げでした。
うどんもラーメンも量は多すぎず、さっと食べたいひとにぴったり。
すずらん
「カツ(勝つ)三兄弟」が気になって注文しました。
ボリュームとネーミングで、ボートレースに勝てそうな気がします。
▼カツ三兄弟のメニュー
- カツカレー 720円(税込)
- カツラーメン 820円(税込)
- カツカレーラーメン 870円(税込)
どれも気になりますが、カレーも豚カツもラーメンも一度に食べられるカツカレーラーメンを選びました。
カツ三兄弟に載っている豚カツはトッピングの扱いで小さいかと思いきや、立派な大きさ!
汁気が少ないので、ルーが麺に絡まります。
辛さがほとんどないので子どもでも食べられそう。
お腹ぺこぺこの食いしん坊さんにおすすめのメニューです。
ナデシコ
牛丼や玉子丼など丼ものがある「ナデシコ」に新メニューが登場したと聞き、行ってきました。
新しく登場したのは、岡山名物のデミカツ丼。
カツ丼に豚カツソースや卵とじではなく、デミグラスソースをかけたご当地丼ぶりです。
味噌汁付きで運ばれてきました。
おなじみのグリーンピースがデミカツに乗っています。
甘めでとろりとしたソースでごはんが進みました。
岡山らしいメニューが食べられるのはうれしいですね。
売店グルメ
食堂だけではなく、売店にも隠れたグルメがあります。
3つの売店は店名が違うものの、売られているものは同じです。
大福
売店グルメで注目されているのが大福です。
ボートレース児島開局時(1952年)から売られていて、児島の北沢聖天堂 吹上店(きたざわしょうてんどう ふきあげてん)が作っています。
無添加で1個110円(税込)です。
ふわっふわに柔らかい餅生地は少し塩味がし、黒豆が練りこまれています。
あんこはほどよい甘さ。
こちらの大福と一緒に味わいたいのが次に紹介するコーヒーです。
ブラジルコーヒー
淹れる直前に豆を挽くコーヒーマシーンを使用。
ブラジル最大のイパネマ農場の5種類の豆をブレンドしているそうです。
香りがよくて、少し苦みが強めで大福にあいます。
売店3店舗あわせて年間で3万杯も売れている人気のコーヒーです。
屋台グルメ
イベント時に登場する屋台のグルメも紹介しましょう。
イベントは土日祝を中心に開催されます
たこコロッケ
児島といえば、たこが有名ですね。
手作りの「たこコロッケ」を迷わず買いました。
サクサクの衣の中身は、ゴロっと大きなたこがいくつも入っていました。
下津井だこを手軽に味わえる、ぜいたくなコロッケ。
小腹を満たすのにちょうどよく、万人に愛されそうなやさしい味でした。
鯛ドック
はじめて見た「鯛ドック」を購入しました。
コッペパンに鯛のフライを刻んでサンドしたものです。
鯛自体は淡泊ですが、ゆで卵の下に隠れていたタルタルソースとの相性はばつぐんでした。
屋外観覧席に腰をかけて、レースを観ながらたこコロッケと鯛ドックをぱくり。
青空の下、目の前を6艇のボートが爽快に駆け抜けていきました。
ボートレース児島でしかできないグルメの楽しみかたです。
広々とした施設にはさまざまなグルメがあります。
食堂の数が多くてほんの一部しか紹介できていませんが、行ってみたくなりませんか?
さらにボートグルメの魅力を深めるために、ボートレース児島で働く倉敷市役所職員、ボートレース事業局の横田裕子(よこた ゆうこ)さんと食堂すずらんの石井由美(いしい ゆみ)さんに話を聞きました。