バー・ディンプル(Dimple) 〜 美しい照明の演出やゆとりある席でウイスキーやカクテルを楽しめる。季節の果実や生ハム・自家製の燻製にも注目！

大人になると、会話や店の雰囲気を味わいながら、ゆっくりとお酒を楽しみたいときもありませんか。

フラリとバーに立ち寄って、ウイスキーやカクテルを楽しめればかっこいいですよね。

しかし、バーにあまり行ったことがないと、少し不安かもしれません。

そんなとき、倉敷市鶴形の路地裏にある「バー・ディンプル(Dimple)」は、おすすめのお店。

店主・宮内 裕崇(みやうち ひろたか)さんが、過ごしやすい空間になるように工夫をした、とても行きやすいショット・バーです。

しかも、宮内さんはとても気さくで話しやすい人柄。
バー初心者でも、安心してお話ができます。

こだわりのウイスキーやカクテル、日替わりの新鮮フルーツを使ったお酒、おいしいスペイン産生ハム、そして自家製の燻製(くんせい)。

ドリンク・フードからバーの空間まで楽しめる、バー・ディンプルを紹介します。

ディンプルへの行き方

道順を確認

ディンプルはウイスキーやカクテルがゆっくりと楽しめる隠れ家的なショットバー

ディンプルがあるのは、JR倉敷駅の南東の地区・鶴形(つるがた)。

鶴形商店街の北側のエリアにあります。

▼ディンプルは「大衆割烹 たご作」がある建物の2階。

▼建物正面から見て、右端に階段があります。

ちょうど、たご作の入口の右横です。

階段を上りきり、進行方向左側にディンプルのドアがあります。

▼ドアを開けると、目の前にバー・カウンター。

▼カウンター席は、10脚あります。

▼カウンターのうしろには、ウイスキーをはじめとしたたくさんのお酒類のボトルがならんでいて、バーらしい雰囲気を演出。

▼ドアを入って右には広い空間があり、テーブル席がありました。

テーブル席は、4人がけが2卓あります。

カウンターでは照明を使った演出が美しい

ディンプルのカウンター席は、照明を使った演出がおしゃれなんです。

▼カップルなどが座ったとき、二人のあいだにやさしい照明が落ち、特別感のある雰囲気に。

また、店主の宮内さんが、ウイスキーやカクテルなどのドリンクを用意しているときにも注目です。

▼なんと、作業するグラスの下に照明があるんです。

▼光に照らされたグラスは、美しく幻想的な姿に。

非日常的な雰囲気を味わいながら、ゆったりとした時間が過ごせるように、店主・宮内さんの配慮が行き届いています。

ウイスキー

ディンプルでは、ウイスキーにこだわっています。

たくさんの銘柄がそろっているので、ウイスキー好きにはたまらないのではないでしょうか。

銘柄が多すぎてわからなくても、気さくな店主の宮内さんが、いろいろと教えてくれるので安心です。

店名と同じ名前の「ディンプル」はイギリスの歴史あるウイスキー銘柄

▼まず注目は、店名と同じ「ディンプル」という名前の銘柄。

ディンプルは、イギリス・スコットランドの「スコッチ・ウイスキー」の銘柄です。
老舗のウイスキー蒸溜所「ジョン・ヘイグ社」が製造。
とても長い歴史がある銘柄で、世界で人気があります。

▼「ディンプル 12年」をロックでいただきました。

ディンプルは、甘みのある柔らかな味わい。
ウイスキー独特の芳醇な香りが抜けていきます。

とても吞みやすいウイスキーだと感じました。

「山崎」は日本を代表するウイスキー銘柄

日本代表するウイスキー銘柄のひとつ「山崎(やまざき)」。

大阪府島本町の山崎地区にあるサントリーの蒸溜所でつくられる、歴史ある銘柄です。

▼「山崎12年」をロックでいただきました。

グッとくるウイスキーらしい味わいが印象的。
深みのある芳醇な風味を楽しめました。

そして、鼻から爽やかでフルーティな香りが抜けていきます。

カクテル

ディンプルは、ウイスキーと並んでカクテル類にも力を入れています。

メニューには、たくさんのカクテルがラインナップ。

カクテルの種類はたくさんあるので、よくわからないというときも大丈夫。

甘いもの・酸っぱいものといった味の好みや、アルコールが強いもの・弱いものといったことを伝えれば、宮内さんがそれにあったカクテルを選んでくれます。

「ジントニック」は定番カクテルのひとつ

▼多くのバーに置いてある「ジントニック」。

カクテル通の中には、ジントニックを自分とバーの相性が合うかどうかの目安にする人もいるほど。

▼ディンプルでも人気のある定番のカクテルです。

私は、ジントニックのライムは上に浮かんでいたり、グラスの縁に添えられているイメージでした。

▼ディンプルでは、グラスの中にライムが入っているのが印象的。

ジントニックは、さわやかな香りが広がる、スッキリとした味わいでした。

「フレッシュフルーツのカクテル」はその日仕入れたフルーツを使う日替わりカクテル

ディンプルでは「フレッシュフルーツのカクテル」があります。

▼その日仕入れた新鮮な果実を使った、オリジナルの日替わりカクテルです。

▼取材時は、ピオーネを使ったカクテルでした。

▼色合いもピオーネらしく、とても美しいと思います。

吞むと、フレッシュなピオーネの香りが広がりました。

▼ピオーネの粒も添えられていて、ピオーネの味を直接楽しめるのもうれしいサービスです。

ピオーネのカクテルは、サラリとした口どけで、やさしい甘さでした。
とても吞みやすいカクテルです。

「ダージリン・クーラー」は紅茶のリキュールとキイチゴのお酒・ジンジャエールのカクテル

「ダージリン・クーラー」というカクテルは、紅茶のリキュールにキイチゴの酒とジンジャエールを合わせたカクテル。

▼照明で照らされると模様が美しく輝く、おしゃれなグラスで出されました。

▼ダージリン・クーラーは、紅茶らしいカラーが特徴的です。

ダージリン・クーラーは、とても吞みやすくてクセになる味でした。
しかもアルコールが低めなので、お酒の弱いかたにもおすすめです！

ノンアルコール、ソフトドリンク

ディンプルはお酒が弱いかたでも楽しめるよう、ノンアルコール類やソフトドリンクもそろえています。

「抹茶シェーク」は店内でブレンダーを使ってつくる

▼いろいろあるノンアールコールやソフトドリンクの中でも、気になったのが「抹茶シェーク」。

ファストフード店で飲む印象があるシェークが、バーで飲めるとは……。

▼抹茶シェークは、店内でつくられます。

▼上に盛られた抹茶クリームが、とてもおいしそうです。

抹茶シェークは甘すぎず、生クリームの食感と抹茶のほどよい風味がバランスよく楽しめます。
まさに、大人のデザートドリンク。

フード

ディンプルは、お酒を吞みながら楽しめるフードメニューも用意。

フードは、軽食が中心です。

「スペイン産生ハムのスライス」は深い味わいを堪能できる

▼人気のフードが「スペイン産生ハムのスライス」。

▼ハムは薄く切られていますが、ねっとりとした弾力を感じるような食感でした。

やや強めの塩味と、噛むほどにじみ出てくる肉の旨味が、クセにある味わいを生み出します。

なお、生ハムには小と大があります。

燻製はすべて自家製！いぶした風味が食欲をそそる

生ハムとともに人気のあるフードメニューが燻製(くんせい)。

燻製は、全部で以下の4種類。

• 鴨肉
• 煮卵
• スモークチーズ
• たくあん

そして、なんと燻製はすべて自家製。

宮内さん手づくりの燻製は、ぜひ食べてもらいたいです。

煮卵の燻製

▼煮卵の白身はプリッとした弾力ある食感で、香ばしく燻製のスモーキーないい風味です。

▼黄身は半熟で、トロッとした溶けるような舌触り。

▼切る前の煮卵の燻製は、以下のような姿です。

スモークチーズ

▼スモークチーズを食べると、柔らかく滑らかな舌触りでした。

▼甘みも感じつつ程よい塩味。

▼チーズの表面は、茶色くなっています。

とても香ばしく、燻製独特のスモーキーないい風味がたまりません。

▼切る前のスモークチーズは、以下のような独特の見た目。

燻製はどれも、クセになる香りや味わいです。
ぜひ、お酒のお供に食べてもらいたいと思います。

ディンプルのメニュー

ハレノミーノくらしき2019では前菜盛り合わせとドリンクを提供

ハレノミーノくらしき2019では、前菜盛り合わせとドリンク(グラスワイン・ノンアルコールをふくむカクテル各種)が提供されました。

盛り合わせる前菜の予定は、以下のとおり。

• スペイン産生ハムスライス
• 煮卵の燻製
• スモークチーズ

ハレノミーノくらしき2019(令和元年11月4日開催) ～ 飲んで食べて歩いて。お気に入りのお店と出会える、倉敷の飲み歩きイベント

照明をつかったおしゃれな演出、こだわりのウイスキーやカクテル、自家製の燻製など、魅力いっぱいのバー・ディンプル。

そんなディンプルの店主・宮内 裕崇(みやうち ひろたか)さんにインタビューを試みました。

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