シェフの本格的な料理がおうちに届いて、誰でも簡単に調理できる、ごちフレ倉敷。
このサービスが生まれた背景や想いが記者会見で語られました。
サムシングフォーの代表の岸本裕子(きしもと ひろこ)さん、開発担当の大橋季美(おおはし きみ)さん、EYOHAKUシェフの蓮池智(はすいけ さとし)さんからの話を紹介します。
ごちフレ倉敷が生まれた背景
岸本(敬称略)
コロナ禍で結婚式は大打撃を受けました。
そして食材が使えなかったり、余ったりする状況に。
そんな状況でいま私たちにできることはなにかと考え、テイクアウトの販売などいろいろなチャレンジをしました。
私たち結婚式場としては、参列できない、参列はできるけど会食を伴う披露宴は参加できないかたへ、コース料理を真空パックにしてご自宅に届けることも。
これがごちフレ倉敷の前身でした。
実際に召し上がったかた、ゲストのかたから「こんなにおいしいものを自宅で食べられるなんて!」「入籍した遠くに住む娘にお祝いとして送ってあげたい」などと大きな反響がありました。
結婚式ができないけれど新しいことにチャレンジする時期と考えかたをポジティブに変えて、結婚式という外食産業だけだったのですが、新たな事業である中食産業へ挑戦するように。
ごちフレ倉敷は、結婚式だけでなく、地元のかたがたにも喜んでいただける、私たちの料理を喜んでいただけるかたに届けたいと思っています。
ごちフレ倉敷の想いについて
ごちフレ倉敷の想いについて、開発担当の大橋さんから話がありました。
ごちフレ倉敷をとおして届けたいもの
大橋(敬称略)
ごちフレ倉敷を端的に言うと、ご自宅にシェフの本格的なお料理をお届けする、食の通信販売です。
サムシングフォーが運営する結婚式場・The 華紋とEYOHAKUのグランシェフがつくるフレンチベースの料理をオンラインショップで注文し、おうちに届けます。
ごちフレ倉敷を通してお客様に幸せな時間をお届けしたい。
サムシングフォーの企業理念は「幸せを創造し、人生を豊かに」です。
ふだん私たちは、お客様の幸せのために結婚式をし、おいしい料理を提供することを行なっております。
お客様にとっての幸せは特別なときだけでなく、日常のなかにもあります。
新型コロナウイルス感染症の影響で日常の生活様式が変わりました。
おうち時間が重要視され、なにか提供できることはないかと考えたどり着いたのが、ご自宅に本格料理をお届けすることでした。
倉敷ならではの食材を生かした本格料理をとおして、おいしいねと大切なひとと気兼ねなく過ごしてほしい、幸せな時間を感じてほしい、そんな想いを胸にサービスをスタートいたしました。
叶えたい3つの幸せ
大橋
私たちはごちフレ倉敷をとおして、3つの幸せに貢献したいと思っております。
その3つとは家族、地域、地球です。
家族の幸せについて。
ごちフレ倉敷では、シェフの料理を手軽に簡単にご自宅で召し上がっていただけます。
料理をとおして家族と幸せな時間を過ごしていただきたいです。
地域の幸せについて。
私たちの活動拠点である、倉敷や近郊で生産された食材を扱っております。
オンラインショップで全国に倉敷の食材を知っていただきたいです。
そして今までお世話になった地域に還元したいと思っております。
地球の幸せについて。
結婚式で提供する料理は汎用性がなく、どうしても食材のロスが出てしまいます。
ごちフレ倉敷では、ロスをできるだけ減らし、余すことなく使用できるハンバーグをメニューとしてご用意いたしました。
昨今フードロスが問題視されておりますので、企業としてできることから取り組んでいきたいと思っております。
ごちフレ倉敷のメニュー開発について
メニュー開発について蓮池シェフから話がありました。
蓮池(敬称略)
大事にしていることは安全面です。
マイナス40度、できたての食材を急速冷凍し、おいしさをそのまま閉じ込めました。
それをご自宅にお届けします。
ごちフレ倉敷のメニュー構成は、倉敷や岡山の食材が中心です。
フードロスの観点から、結婚式で使えなくなったものや残った食材を使用しています。
こだわりは味のなかでも食感で、かたいものがあったり柔らかいものが一緒にあったりと。
もしくは甘いものや酸っぱいもの、そこの対比というか、ふだんお店で食べている味と違うように表現しました。
コロナ禍で、家庭で料理を作る機会が増えました。
ごちフレ倉敷をとおして、一緒に作って楽しんでいただければと思っています。
そして楽しんで食べていただきたいです。
おわりに
結婚式場を運営するサムシングフォーならではのサービス、ごちフレ倉敷。
シェフの本格的な料理がおうちで食べられるだけでなく、3つの幸せの実現にも貢献するサービスです。
自宅用に買うもよし、大切なかたに送るのもよし。
ごちフレ倉敷をとおして、幸せが広がるといいですね。