倉敷市総合療育相談センター「ゆめぱる」〜 障がいがあったり発達が気になったりする子を育てる保護者に寄り添う公的機関

窓口の前に立つ赤木さん

「うちの子、周りのお友達とちょっと違うかもしれない」

「障がい児の育児特有の悩みを、どこに相談したら良いのかわからない」

発達の気になる子や障がいのある子を育てていると、周りの友人などには相談できない悩みが出てきます。

そのようなときに、子どもの発達相談をおこなったり療育などの関連機関を紹介してくれたりする場所が、倉敷市総合療育相談センター「ゆめぱる」です。

どのようなときに、どのようにして利用できるのか。
普段はどのような活動をしているのか。

障がいのある子を育てる家庭はもちろんのこと、発達の気になる子を育てる人が身近にいるかたや、これから子どもを生み育てる人たちにも知ってもらいたい倉敷市総合療育相談センター「ゆめぱる」を紹介します。

記載されている内容は、2026年3月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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倉敷市総合療育相談センター「ゆめぱる」とは

倉敷市総合療育相談センター「ゆめぱる」(以下、「ゆめぱる」と記載)は、倉敷市笹沖のくらしき健康福祉プラザ1階にある倉敷市保健福祉局が運営する相談機関です。

相談対象は、乳幼児〜18歳未満の障がいまたは、その疑いのあるお子さんを育てる保護者です。初回相談時に各種障がい者手帳や療育手帳、「児童発達支援」や「放課後等デイサービス」の受給者証などを所持している必要はありません。

開所日は火曜日から土曜日までで相談は予約制になるので、電話や電子申請サービスで予約をしてから相談に行きましょう。

オンライン相談にも対応している相談室
オンライン相談にも対応している相談室

ゆめぱるで受けられるサービス

ゆめぱるの相談対象は、障がいまたは、その疑いのあるお子さんを育てる保護者です。保護者支援に特化した総合療育相談センターは全国でも非常に珍しい相談機関です。

ゆめぱるで提供しているサービスを紹介します。

  1. 相談員による一貫した支援
    子どもが18歳で成人を迎えるまでの間にある、就学や進学などのタイミングでは教育委員会や障がい者支援センター、就業・生活支援センターなどの関係機関と連携した支援をおこないます。
  2. 子どもの発達に関する情報提供
    児童発達支援事業などの療育機関や相談機関、福祉サービスなど、子どもの成長に関わる情報を提供します。
  3. 子どもに関わるさまざまな機関の連携づくり
    倉敷市内にある子どもに関わるさまざまな機関同士の連携支援をしています。

このように、行政機関とも民間機関とも連携がスムーズにおこなえるのが大きな特徴です。

福祉サービスを利用するための受給者証の申請もゆめぱるでできます。

保護者が我が子の障がいを理解し、ありのままのその子を受け入れるプロセスは、受給者証や各種障がい者手帳を取得して解決するものではありません。成長に伴って周りの子どもと比べてしまったり、就学や進学の際に周囲の子どもとの関わりかたを理解してもらう過程で、再度気持ちが落ち込んでしまったりと、波のようにさまざまな課題が出てきます。

そのため、療育機関などと連携し、子どもが18歳を迎えるまで一貫した相談支援があることは、保護者にとって大きな支えになります。

18歳以上の発達障がい者は、倉敷発達障がい者支援センターへ支援機関が移行します

ゆめぱるでおこなわれている保護者支援とは

相談員による一貫した支援には個別の子育て相談もありますが、ほかにもゆめぱる主催のイベントなども定期的に開催されています。

  • すきっぷたいむ
    子育てに不安がある親子や療育が必要だけれども待機している親子を対象とした子育て広場
  • 障がいのある子どもの就学に向けた保護者勉強会
  • 世界自閉症啓発デー ブルーライトアップ(毎年4月2日)
  • ぱるかふぇ
    保護者が感じる子どもの成長や学びのようすを「かがやき手帳」に書く講座
  • 障がいのある子のおやこのためのかるがもキャンプ
    小学1年生〜4年生の障がいのある子どもとその保護者が集うデイキャンプ
  • ファジアーノ岡山ニアザピッチ
    ピッチの芝を見学できるイベント
  • ゆめぱる通信
    メールマガジン

ゆめぱるが主催するイベントに参加するのは、子どもの障がいや発達に悩みをもつ保護者です。就学や地域の福祉サービスの活用方法など、通常の子育て以上に必要となる情報を得られたり、同じ倉敷市内で障がいのある子や発達の気になる子の保護者同士が出会えたりする場にもなっています。

世界自閉症啓発デー ブルーライトアップ(写真提供:ゆめぱる)
世界自閉症啓発デー ブルーライトアップ(写真提供:ゆめぱる)

ゆめぱるで受けている相談例

「発達が気になる」といっても、「自分の悩み程度で相談しても良いのだろうか」と心配になってしまいませんか。

ゆめぱるでの相談内容はやはり療育や福祉サービス、受給者証に関する相談が多いそうです。これは、継続的に支援にを受けている家庭からの相談も含まれるので、自然なことでしょう。

続いて多いのは、学校生活(園生活)、育児不安、家庭生活に関する相談です。相談例としては、以下のようなものがあります。

  • 「夫(妻)と子育てに対する意見が合わない」
  • 「うちの子の将来はどうなるんだろう」
  • 「子育てのストレスで押しつぶされそう」

ゆめぱるでは、心理士や保育士など専門的な知識のある職員が相談に応じます。
気軽に相談できる場所なので、子育てに一人で悩まずにまずは電話してみてはいかがでしょうか。

ゆめぱるで所長を務める赤木紀公子(あかぎ きくこ)さんに、ゆめぱるで相談支援をするなかでの想いを取材しました。

倉敷市総合療育相談センターゆめぱるのデータ

窓口のようす
名前倉敷市総合療育相談センターゆめぱる
住所岡山県倉敷市笹沖180番地 くらしき健康福祉プラザ1階7番窓口
電話番号086-434-9882
ホームページ倉敷市総合療育相談センター

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高石真梨子
高石真梨子
東北→九州→近畿→関東を経て、2023年12月に倉敷市地域おこし協力隊になりました。

音の世界と音のない世界の狭間に住んでいる、手話と日本語のバイリンガルです。障がいの有無にかかわらず、倉敷を旅して倉敷に住み続けたくなるような情報を発信していきます。

こんにちは、地域おこし協力隊です

県外から倉敷市への移住をより一層進めるため、Webを通じた生活者目線での情報発信や、移住関連イベントへの協力をミッションに活動しています。

倉敷市地域おこし協力隊

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