岡山県の中西部に位置する高梁市成羽町。
標高約550mの高原地帯にある吹屋地区は、近隣の吉岡銅山で採掘された銅と、その副産物として生産されていたベンガラの産地として、江戸時代から繁栄を極めた場所です。
銅山は1972年に閉山となりましたが、地区の中心部にある「吹屋ふるさと村」は、ジャパンレッドと称されるベンガラ色の格子と石州瓦の町並みが静かに往時の繁栄を物語っています。
この美しい町並みの中心部、国指定重要文化財「旧片山家住宅」に隣接する場所に、書店「袖珍舎(しゅうちんしゃ)」が2025年にオープンしました。旅の途中にふらっと立ち寄りたい、店主のこだわりの選書が光る個人書店です。
オープンから1年を経た今の思いを取材しました。
記載されている内容は、2026年8月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
Ads by Yahoo! JAPAN
袖珍舎について

袖珍舎は、2025年4月に開業した吹屋地区唯一の書店です。
店主の川鍋裕和(かわなべ ひろかず)さんは、旅の途中に立ち寄った吹屋地区の雰囲気に惹かれ、2022年に埼玉から吹屋へ移住。
移住後、警備の仕事をしながら現在の物件と出会い、書店を開業しました。
お好み焼き店をリノベーションした店内

木材を多用した温かみのある店舗は、かつてお好み焼き店でした。店舗をより広くするため別の場所に移転後、空き家となっていた建物をリノベーションしたものです。
店内に入ると、新築の木材が放つすがすがしい香りとともに、造り付けの書棚が目に飛び込んできます。
元焼き台を活用したカウンター
店内の奥にあるレジカウンター。
実はこれ、かつてお好み焼きを焼いていた焼き台をそのまま再利用したものです。川鍋さんいわく「頑丈な作りで、壊すのが難しかった」とのことで、リノベーションの際に木材を組み合わせ、おしゃれなカウンターになりました。

カウンターの周囲には、植物標本がデザインされた壁紙が目を引きます。成羽地区は植物化石が多く発掘されるので、それにあやかったものだと川鍋さんは語ってくれました。

こだわりのつまった本棚
本棚には、表紙が見えるよう整然とディスプレイされた本が並んでいます。
川鍋さんいわく「いたずらに詰め込まず、なるべく本の表紙が見えて手に取りやすい陳列」にこだわっていて、全ての本が手に取りやすい位置や高さにくるよう配慮されています。

さらに、店内中央に建てられた木柱は、空間に立体感を与える美しい本棚としても使われています。

開業から1年を迎えた今の気持ちと、書店業にかける思いについて、店主の川鍋さんにお話を聞きました。
袖珍舎のデータ

| 名前 | 袖珍舎 |
|---|---|
| 住所 | 岡山県高梁市成羽町吹屋370-2 |
| 連絡先 | InstagramのDMへ |
| 駐車場 | なし 吹屋ふるさと村駐車場を利用 |
| 営業時間 | 営業日・時間はInstagramにて告知 |
| 定休日 | 不定休 |
| 支払い方法 |
|
| ホームページ | 吹屋の本屋 袖珍舎 |





































