「一点集中~玉島への思いここに集結~」のスローガンを掲げ、2026年9月26日(土)に新倉敷駅前にて開催された玉島まつり。
手作りを大切にしているこの祭りには芯のあるあたたかさがあり、さまざまな「踊り」を通して参加者全員が主役になる空間がありました。
玉島まつりの様子と、玉島まつりを通して浮かんできた人々の「玉島への思い」をレポートします。
記載されている内容は、2026年10月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
玉島まつりは今年で75回目!
江戸時代に港町として栄えた背景を持ち、現在もノスタルジックな風情を残す玉島。
今年(2026年)で75回目を迎える玉島まつりが、玉島まつり実行委員会主催のもと、2026年9月26日(土)に新倉敷駅前で開催されました。

会場では、夜店広場やホラーハウス迷路などが用意された他、以下のようなことが行われ、大いに賑わいました。
- お菓子まき
- 恒例のハーバーダンス(ダンスコンテスト)
- 阿波おどりの演舞
- 市民総踊り
- 大食いアイドルもえのあずきさんによるキッチンカー食べ歩き
手作りから生まれるぬくもりと一体感

しとしと雨が降り注ぐ中、開会を間近に控えた会場へ向かうと、学生スタッフの威勢の良い声が飛び交っていました。
今回の玉島まつりでは、地元の複数の高校や大学の生徒がスタッフとして参加。大人のスタッフは学生スタッフと連携しつつ、開場前のホラーハウス迷路ではともにはしゃぐ姿もあり、思わず私も笑みがこぼれました。
玉島まつりが、世代を超えた人々による手作りの祭りであることを確認し、その空間が持つぬくもりに早速引き込まれていったのです。

祭りが始まると、夜店広場やキッチンカーストリートから楽しそうな声が聞こえる一方、ステージでは参加者が一体となったパフォーマンスが繰り広げられ、私は時間を忘れて見入っていました。
特筆すべきはハーバーダンスと市民総踊りです。玉島への思いが集結し、新たに形作られる。そのような瞬間を見届けていた最中、気づけば雨はやんでいました。
本気のダンスが刻んだ青春の1ページ

玉島ゆかりの名僧・良寛にちなんだ「良寛音頭」をアレンジした曲に合わせてダンスを行い賞を競うハーバーダンス。参加者は地元の学生が中心で、笑顔と元気があふれるダンスに観客も思わず夢中に。

激戦を制し最優秀賞を獲得したのは倉敷翠松高等学校ダンス部でした。表彰式では、うれしさや悔しさから涙を流す参加者も。参加者たちにとって玉島まつりは、仲間と本気になった大切な思い出として心に刻まれたはずです。
いつでも思い出せるのは玉島の歌、踊り、そして記憶
玉島まつりのフィナーレを飾った市民総踊り。飛び入りの参加者を含む年代も性別もさまざまな人々が、大きな輪になってともに踊り、笑い合う光景がそこにはありました。

踊る時間も、全員で手作り。
その姿勢は、玉島の人々の絆とあたたかさを象徴しているようでした。

子どもも大人も、いつでも思い出せる歌と踊りが、ふるさとの大切な記憶とともにある。玉島の人々は、それがどれだけ心強く、誇れることであるかを知っているからこそ、市民「総」踊りを続けてきたのかもしれません。
おわりに

玉島まつりに参加した中で、スローガン内の「玉島への思い」は、玉島の町そのものや伝統に加え、玉島の人々を大切にし、ともに生きていきたい思いなのではないかと感じました。
世代を超えて手作りで祭りを運営していた姿、ハーバーダンスで仲間とともに本気でダンスに取り組んでいた姿、そして、市民総踊りで誰も取りこぼさず笑顔で大きな輪を作っていた姿はその証です。
かっこ良さと芯のあるあたたかさを持つ玉島の人々に、また会いに行きたい。
帰路につきながら、気づけば私は市民総踊りの振り付けを再現していました。
玉島まつりが紡いできた絆はこれからも大きくなり、新たに多くの人々の心にぬくもりを与えていくことでしょう。








































