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【仮店舗】手打ちうどん さるや 〜 「普段の生活」に戻ることを目標に、真備町の自宅で営業するうどん店

【仮店舗】手打ちうどん さるや 〜 「普段の生活」に戻ることを目標に、真備町の自宅で営業するうどん店

食べとこ / 2018.10.17

平成30年7月豪雨で被災した倉敷市真備町は、市街地の大半が冠水しました。

被災から3ヶ月以上経過した現在(2018年10月)、復興作業は進んでいるものの、当然ながら自宅が最優先です

大規模チェーン店は再開しているお店も多いのですが、個人経営のお店が多い飲食店は、特に再開が遅れているという現実があります。

ご自身も自宅・店舗が被災している状況のなかで、自宅の敷地内に仮店舗を設営し、営業再開したお店「手打ちうどん さるや」を紹介します。

▼2021年(令和2年)4月に、店舗を新築して新たなスタートしました!

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記載されている内容は、2018年10月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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仮店舗「手打ちうどん さるや」の外観

自宅の一部が「さるや」仮店舗
自宅の一部を仮店舗として利用している

仮店舗は、店主「柴田勇樹さん」のご自宅です

ここから徒歩10分程度のところに、本来の店舗がありました。

しかし、店舗も同時に被災しており、自宅の敷地内にテントを張り、仮店舗としています

以前の店舗では、パートのかたもおられたそうですが、被災しており、現在はご自身とお姉様など、ご家族中心での営業です

次々とお客さんが訪れる「さるや」

取材したのは、2018年10月12日(金)の午後2時頃です。

平日のランチタイム開けですが、お客さんが絶え間なく訪れていました。

営業日は仮店舗のため不定休

現在は仮店舗ということで、営業日も時間も不定休です。

基本的には、午前11時~午後3時での営業となります

SNSはInstagramにて
店舗の全景
「さるや」の応援メッセージが多数

たまたま、同席したお客様と会話しました。

「被災前からよく食べに来ていて、営業再開したと聞いて早速来たんですよ」

と嬉しそうに、うどんをすすりながら話してくれました。

仮営業中ということで、お客様は地元および近隣のかたが多いようです

店主の柴田さんも、訪れたお客様とよく会話をしていました。

仮店舗「手打ちうどん さるや」のメニュー

仮営業中の「さるや」メニュー

メニューは、以下のような内容でした。

名前価格(税込)
かけうどん500円
野菜かき揚げうどん600円
肉うどん600円
ぶっかけうどん(温/冷)500円
野菜かき揚げぶっかけ(温/冷)600円
肉ぶっかけ(温/冷)600円
肉天ぶっかけスペシャル(温/冷)700円
お店はセルフ方式

以前は違ったそうですが、仮店舗では「セルフ方式」となっています。

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「肉ぶっかけうどん」を食す

この日は「野菜のかき揚げ」が売り切れだったので、肉ぶっかけうどん(600円)をいただきました

肉ぶっかけうどん
肉ぶっかけうどんのアップ

濃いめの出汁がからんだ、定番のぶっかけうどんです。

ぶっかけうどんなので混ぜていただく

混ぜていただきます。

うどんのアップ

ちなみに麺は、本来手打ちだったそうですが、今は仮店舗ということで、「万寿製麺所」から仕入れているそうです

ですが、ダシは違います。

  1. 毎朝4時に起床
  2. みなし仮設住宅のアパートで、ダシの仕込み
  3. 8時頃に真備町の自宅(仮店舗)に移動し開店準備
  4. 11時に開店

と、今後自宅の解体などやることがたくさんある中で、並行してお店の再開へ向けて準備しながら生活して、今に至っているそうです。

僕は2018年7月7日以来、災害ボランティアセンターのお手伝いなどを通じて、真備町には何回か足を運んでいます。

しかし、真備で食事をすることはなかったので、感慨深い一杯です。

お時間をいただけたので、店主の柴田勇樹 さんにインタビューさせていただきました。

インタビューを読む

【仮店舗】手打ちうどん さるやのデータ

名前【仮店舗】手打ちうどん さるや
住所井原線「吉備真備駅」前
電話番号
駐車場なし
営業時間午前11時〜午後3時
※麺がなくなり次第終了
定休日不定休
支払い方法
  • 現金
予約の可否不可
座席テーブル数:4
※最大で20名程度
タバコ
トイレ
子育て
バリアフリー
ホームページさるや公式Instagram
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戸井健吾

戸井健吾

1979年生まれ、倉敷市在住
2児の父親

システムエンジニアの仕事に携わりながら、ブログ・イベント運営など様々な仕事を行っています。

現在は当メディアを運営する一般社団法人はれとこの代表理事を務めつつ、フリーランスとしても活動中。

自分自身が美観地区を楽しみながら、「行ってみたい」と思える情報を発信することをモットーにしています。

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店ができることが嬉しいと語る、店主の「柴田勇樹」さん

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