手打ちうどんさるや ～ みんなにおいしいと好まれる味を目指して。再スタートを切った真備町のうどん店

真備町の中心部・吉備真備駅(きびのまきび えき)近くに、幅広い年齢層のかたに愛されるうどん店があります。

そのうどん店の名前は、「手打ちうどんさるや」。

平成30年7月豪雨で店舗は被災しましたが、お店の場所を変え、新店舗として2020年4月1日にオープンしました。

「手打ちうどんさるや」の通いたくなるうどんの魅力と、店主・柴田勇樹(しばた ゆうき)さんに再スタートを切った今の想いについてお聞きしたので紹介します。

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「手打ちうどんさるや」とは

「手打ちうどんさるや(以下、さるや)」は、真備町出身の店主が真備町箭田(やた)に2011年にオープンしたうどん店です。

平成30年7月豪雨で店舗は全壊しましたが、9月には店主自宅ガレージにて仮設テントで営業を再開。その後、コンテナハウスで2019年5月から9月まで営業していました。

そして約半年の休業を経て、2020年4月1日に吉備真備駅の北口より徒歩約2分の場所にオープン。

愛嬌のある猿のイラストの看板が目印です。

店主と同じ申年(さるどし)生まれの店主の息子さんが、保育園のときに描いたイラストなんですよ。

お店の前には、屋外飲食および喫煙可能な席があります。

店内は日差しがたっぷり入ってとても明るく、まるでカフェのようなオシャレな空間。

木のテーブルや椅子から、あたたかみを感じます。

新型コロナウイス感染症の拡大対策として、パーテンションを設置しています。

「手打ちうどんさるや」のメニュー

▼さるやのメニューは、うどんが18種類です。

▼おでんは、冬季限定。うどんの持ち帰り(テイクアウト)も対応しています。

では、早速注文してみましょう。

揚げたての海老天と甘辛い牛肉！ボリュームたっぷりな肉天うどん

さるやのうどんといえば海老天！
外せないメニューです。
取材時は「肉天うどん」を注文しました。

どんぶりからはみ出る大きさの海老天。

注文が入ってから揚げるので、アツアツを楽しめます。

海老天をスープにつけると、パチッパチッとはじける音が！

海老天の油がすっきりしたスープにちょうど良く溶け合って、バランスが絶妙です。

海老天の下には、甘辛く味付けされた牛肉がたっぷり。

かまぼこ、ねぎ、わかめも入っています。

麺はやや細めで、ほどよいコシもありながら、もっちりとしたやわらかさ。

のどごしなめらかなうどんは、小田象製粉の麺白桃香を使用しています。

スッキリしたスープを味わえる。大きな揚げが特徴の「きつねうどん」

出汁をしっかり味わいたい場合は、かけうどんやきつねうどんなどがおすすめです。

バランスの整ったスープは、最後までゴクゴクと飲み干せるやさしい味わい。

きつねうどんの揚げはとても大きくて、食べ応えありますよ。

持ち帰りも可能！サクサクが魅力の「天ぷら盛り合わせ」

たっぷり食べたいかたには、天ぷらの盛り合わせもおすすめです。

天ぷら盛り合わせの具材は、以下の通り。

• 海老
• 玉ねぎ
• ちくわ
• なす
• かぼちゃ

揚げたての天ぷらは、サクッとした食感と具材の甘みを楽しめます。

地元のかたを中心とした、幅広い年齢層のお客さんが訪れる「手打ちうどんさるや」。

自分のお店を始めて約9年、今の気持ちを店主の柴田勇樹さんにお聞きしました。

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