倉敷市 歴史資料整備室主任 山本太郎さんからお話を聞きました

歴史資料の保存と活用に30年以上携わってきた、倉敷市総務局総務部総務課 歴史資料整備室主任の山本太郎さん。
山本さんは、国立公文書館が専門性を有すると認めた「認証アーキビスト」です。
山本さんから、「過去と現在の記録を未来へつなぐ仕事」について聞きました。
この仕事に携わるようになった経緯を教えてください。
山本(敬称略)
大学で日本史を専攻していまして、市役所には一般の行政職として入庁しました。1990年(平成2年)に市史編さん室ができた際、「日本史を学んだ職員がいる」ということで配属されたと思いますが、以来ずっとこの分野に携わっています。
通常、市役所の仕事は先輩から引き継いでいくものですが、当時はこの分野の先輩がいませんでした。それまで倉敷市があまり取り組んでこなかった「歴史公文書の保存」や「古文書の収集」といった新しい分野を立ち上げ、一つ一つ形にしてきました。
大きなやりがいと楽しさを感じています。
資料を利用したい人は、どのように資料を探したら良いのでしょうか?
山本
目録は公開していますが、調べたいことに合う資料を見つけるのは、慣れないとなかなか難しいと思います。
そのため「こういうことを調べたいのだけれど、何か資料はないか」というご相談をいただくことが多いです。ここには専門スタッフがいますので、可能な限り膨大な資料の中から目的に近いものを探すご案内もしています。
今後はどのように資料を未来に引き継いでいこうと考えていますか?
山本
これから先は、収集した歴史資料を市民の皆さんがいつまでも使いやすく、より身近に活用できる体制を、しっかりと整えて行くことが重要だと考えています。個人的には将来的な公文書館のあり方も一つの課題として意識しています。
倉敷市が誇る貴重な記録を、ルールに基づいて確実に後世に残せるよう、関係部署とも連携しながら、まずはできる仕組みづくりを少しずつ前に進めていきたいですね。
倉敷の過去・現在の記憶を、未来へ継ぐ

倉敷にこのような資料室があると今まで知りませんでした。
そして、貴重な資料の数々に驚きました。数々の歴史は興味深く、災害の記録からはこのようなことがあったのだと注意喚起につながります。
倉敷市 歴史資料整備室は公式Xを運用しています。「倉敷チボリ公園」の写真で多くの反応を集めるなど、貴重な資料を紹介しているので、ぜひ一度確認してみてください。
私たちが生きている「今の倉敷」や、地域で育まれた文化は、いずれ歴史の一部になるでしょう。それらが消えてしまわないよう、数百年後の未来へ届けられるような役割を歴史資料整備室は担っていると感じました。
倉敷市 歴史資料整備室のデータ

| 名前 | 倉敷市 歴史資料整備室 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県倉敷市真備町箭田1141-1 倉敷市真備支所3階 |
| 連絡先 | 電話:086-698-8151 Eメール:hisedit@city.kurashiki.okayama.jp |
| 駐車場 | あり |
| 開館時間 | 【開室時間】 午前9時~午後5時15分 【資料の請求時間】 午前9時~午後12時、午後1時~午後4時30分 |
| 休館日 | 土、日、祝日 年末年始 |
| 入館料(税込) | 無料 ※コピー機による資料の複写は1枚10円 |
| 支払い方法 |
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| 予約について | 可 事前予約が望ましいが、なくても可 |
| ホームページ | 倉敷市歴史資料整備室 |


































