夏休みシーズンは、さまざまな場所で実験や工作教室などが開催されます。夏休みの宿題も兼ねて、参加するお子さんもいるかもしれません。
児島では、パッケージ専門の制作会社による「夏のわくわく工作教室」が行われます。なんとプロのデザイナーと一緒に、ものづくりを楽しめるそうです。
一体どのようなものを作るのか。そして、制作会社ならではのこだわりについて話を聞きました。
記載されている内容は、2026年7月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
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目次
「夏のわくわく工作教室」とは

「夏のわくわく工作教室」は、2026年8月1日(土)に児島産業振興センターで開催される小学生対象のものづくりワークショップです。
主催の株式会社ジャスト(以下、「ジャスト」と記載)は、児島にあるパッケージ専門の制作会社です。パッケージの企画・制作で培った技術を生かし、子どもたちにものづくりの楽しさを伝える工作教室を2024年から毎年開催しています。
いろいろな鳥をデザインできる!「箱の森ランプ」
2026年の工作教室で作るのは、「箱の森ランプ」です。鳥の形をしたランプが、ダンボールの箱に包まれています。

箱を開いてみると、柔らかい光が翼のように広がります。

ランプと聞くと「難しい工作なのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、子どもたちがチャレンジするのは、箱の中にいる鳥のデザインです。危ない作業や、途中で諦めてしまいそうな難しい工程はありません。
事前に用意されている鳥の中から、好きな形を選び、さまざまな飾りや道具を使って、自由に鳥を作っていきます。
装飾に使うアイテムや素材は、持参してほしいとのことです。

鳥に貼り付ける素材は、シールや折り紙、毛糸、ボタン、ビーズ、さらには葉っぱや木の実など、なんでもOKです。なお、絵具は必須なので、参加時には持って行くことをおすすめします。


素材によって鳥の雰囲気も変わってきます。いろいろな素材を組み合わせて、個性あふれる鳥を作ってみましょう。
また、時間に余裕があれば、ランプの灯りもデザインできます。


また、今回からアフターサービスが始まりました。もし出来上がった作品が壊れてしまった場合は、ジャストに持ち込めば部品交換などの対応をしてくれます。
アフターサービスは、夏休みの宿題として学校に運ぶ際、壊してしまうのを嫌がる子どもが多かったことから始めたそうです。自分の作品と長く付き合えるのは、子どもにとってもうれしいですね。

工作教室で使われるキットは、ジャスト在籍のプロのデザイナーが一から考え、一つ一つ手作りしたものです。デザイナーと一緒に、世界に一つだけの作品を作れる、夏休みのチャレンジにぴったりな工作教室です。
参加する場合は、専用フォームから申込してください。締め切りは7月16日(木)午後6時です。申込数が多い場合は抽選となります。
担当者インタビュー

ジャストの工作教室には、一体どのようなこだわりがあるのでしょうか。イベントを主催している、ジャストの濱田真彰(はまだ まさあき)さんに話を聞きました。
「できた!」を体験する、こだわりの工作教室
キットも自社制作ということで、パッケージ制作会社ならではの要素はありますか?
濱田(敬称略)
工作教室のテーマには必ず、パッケージの「包む」という要素を入れています。
2024年はパッケージで包んだペットボトルランタン、2025年は動くパッケージビースト、そして2026年は箱型に鳥を収めるランプを企画しました。
また、参加者には事前にマニュアルをお送りしています。当日までわくわくしながら準備していただけるように、マニュアルもプロのデザイナーが本気で作っています。

こだわりポイントがあれば教えてください。
濱田
夏休みの宿題として提出する時に、先生から既製品と勘違いされないように、なるべく手作り感があふれるようなキットにしています。自分の力で作り上げたという自信を持ってほしいので、市販のキットに見えないように、できる限り紙やダンボールを生かしているのがこだわりです。
また、教え方も大切にしていて、ただ手取り足取り教えるのではなく、「コツ」を伝授しています。スタッフには「自分にもできる!」という成功体験を重視するように伝えているんですよ。

簡単過ぎず、難し過ぎず、子どもたちが達成感を味わえる体験を大事にしているのですね。
濱田
そうですね。工作教室のコンセプトは、子どもたちに成功体験を積んでもらうことです。難し過ぎて自信をなくすのも、簡単過ぎて手応えがないのも良くありません。
内容的に難しい部分はこちらで準備しますが、子どもが自分で乗り越えられそうな「ちょっと頑張ればできる」ポイントは必ず残しています。
私自身、子どもの頃は不器用でコンプレックスがありましたが、ものづくりのコツを知ってから一気に楽しくなりました。最短距離でものづくりがうまくなれるコツを、子どもたちにも伝授したいと思っています。
ものづくりを通じて、わくわくした地域貢献を

今回で3回目の開催となりますが、なぜ工作教室がスタートしたのですか?
濱田
私たちの得意なものづくりを通じて、地域とつながりたいと考えたのがきっかけです。
ジャストではもともと、近隣に住むご年配の方々への声掛け運動や、ゴミ拾い活動など、地域貢献に取り組んできました。そういった活動を続ける中で、「もっと密に地域の人と交流して、よりわくわくするような地域貢献をしたい」と思ったんです。
そこで考えたのが、子ども向けの工作教室でした。
事務所の前の道は小学生がよく通るのですが、ジャストがどのような会社なのかはあまり知られていません。私たちが仕事で小学生と接点を持つ機会はめったにないので、子どもたちと交流する企画に挑戦しました。
長年の地域貢献活動が、工作教室の企画につながったのですね。
濱田
実は2019年頃から「いつかやりたい」と温めてきた企画なんです。コロナ禍を経て、ようやく実現できるようになりました。
他にも社内研修としての側面もあるんですよ。プロのデザイナーが子どもたちに教えることで、改めて「教えることから学ぶ」といった経験を積んでほしいという狙いもあります。
過去に参加した子どもたちの反応はいかがでしたか?
濱田
みんな、無垢に喜んでくれますね。
完成した作品を宝物のように抱えて帰っていく子や、ずっと枕元に置いてくれている子もいて、うれしい限りです。私たちが想像もしなかったようなアイデアで作品を作ってくれるので、スタッフも毎回驚かされます。
2025年はここで作った作品で賞を取った女の子がいました。喜びのメッセージをいただいた時は、この活動を続けていて本当に良かったと思いましたね。

成功体験で自信を付ける夏休み

どのような人に参加をおすすめしたいですか?
濱田
ものづくりが大好きな子はもちろんですが、昔の私のように「好きだけど手先が不器用で自信がない」という子にこそ来てほしいです。
今は簡単に作れる既製品もありますし、SNSで調べればすぐに答えが見つかる時代だと思います。だからこそ、自分の手で試行錯誤して「自分で作れた!」という成功体験を味わってほしいです。そのために、私たちも全力でサポートします。
最後にメッセージをお願いします。
濱田
ものづくりの楽しさを伝えることはもちろん、子どもたちが成功体験を積んで、少しでも自信が持てるような工作教室を企画しています。満足していただくための努力は惜しみません。
「箱の森ランプ」を作れるのは、世界でジャストだけです。ただの工作で終わるのではなく、一生心に残るようなものづくりの原体験を、ぜひ一緒に作りましょう。
会場で、みなさんのアイデアに出会えるのを楽しみにしています。
おわりに
取材の際、筆者は完成した箱の森ランプの見応えに驚きました。
丈夫な紙の箱の中で、華やかな鳥が羽を広げており、「これを自分で作れたら自信につながるだろうな」と率直に思いました。
ジャストのホームページには、さまざまな鳥の作り方が紹介されていたので、気になる人はぜひチェックしてみてください。鳥の制作過程を見ているだけでも楽しめます。
「自分で何かを作れた」という経験は、年を重ねてもうれしい思い出として記憶に残るものです。手間をかけて作った作品には、きっと愛着が湧くと思います。
夏休みに、ぜひ宝物を作ってみてはいかがでしょうか。
夏のわくわく工作教室のデータ

| 名前 | 夏のわくわく工作教室 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年8月1日(土) 午前1時30分から午後4時30分 |
| 場所 | 岡山県倉敷市児島駅前1丁目37 倉敷市児島産業振興センター(2階 第3会議室) |
| 参加費用(税込) | 参加費1,000円 |
| ホームページ | 株式会社ジャスト 2026工作教室 |












































