藤戸饅頭とのコラボ「フローズンまるとムージー」！夢空間はしまやの新商品に大注目

倉敷美観地区の隠れ家カフェ「夢空間はしまや」に、新メニューが登場したと聞きつけさっそく行ってきました！

2020年9月5日から発売のテイクアウト商品、その名も「フローズンまるとムージー」です。

倉敷銘菓「藤戸饅頭」とのコラボレーションで生まれた新感覚のスムージー。

藤戸饅頭の美味しい「こし餡」を、そのまま生かした和のスムージーだそうですよ。

いったいどんな味がするのでしょう。藤戸饅頭ファンの筆者もワクワクしています！

道順を確認

新感覚の和スイーツ「フローズンまるとムージー」

さっそくですが、新商品「フローズンまるとムージー」800円(税込)をいただきます。

まるとスムージーではなく「まるとムージー」ですよ。名前もこだわりポイントだそうです。

テイクアウト商品なので、夢空間はしまやのお庭でいただきましょう。

まずはそのまま、グッと一口飲んでみてください。
エスプーマで作られた、こだわりの餡ムースが口の中に広がります。

「藤戸饅頭の餡」そのままの味を生かすべく、試行錯誤して完成した餡のムース。

おお、これはまさしく藤戸饅頭！
甘さもちょうど良く、餡とは思えない舌ざわりの滑らかさが素敵です。

餡ムースの下には、京都の高級抹茶を使用したスムージーに抹茶ゼリー、黒蜜が入っています。

抹茶ムースの隠し味には生のバナナを。なんでもスムージーは野菜か果物を入れることがルールなんだとか。

抹茶のほろ苦さ、鼻に抜ける爽やかな香りが素晴らしく、バナナのフレッシュさがとても効いています。

最後には黒蜜も一緒に混ぜて、餡、抹茶が一体となった味が楽しめますよ。

パッケージには、はしまや呉服店のシンボルマーク「〇と」が大きくデザインされています。

はしまや呉服店の創業者・楠戸徳吉(くすど とくきち)さんの「と」を取り、商標にされたそうです。

今後、倉敷美観地区で「〇とマーク」を目にすることが多くなりそうですね。

地元倉敷の銘菓「藤戸饅頭」への思い。まるとムージーができるまで

「夢空間はしまや」は、倉敷市指定重要文化財「楠戸家住宅」の米蔵を改装したカフェです。

「もともと和菓子が好きなので、餡を取り入れたスイーツを作りたいと考えていました」

と語る、夢空間はしまやプランナーの楠戸紀子(くすど のりこ)さん。

「餡のスイーツを」と考えたとき、真っ先に浮かんだのが「藤戸饅頭」のこし餡だったそうです。

さまざまなご縁やタイミングが重なり、こし餡の使用をお願いしたところ快く許可してもらい、新商品開発が進みます。

「藤戸饅頭の先代さんが、はしまや呉服店のお得意様だったので、ご縁をつないでもらえた気がします」

「藤戸饅頭のお店は、倉敷の人にとって特別な場所というか、地元の愛がつまっているような気がします。地元愛のある餡を使って新しい商品を作りたかったんです」

倉敷の人が愛する銘菓「藤戸饅頭」。

その餡をそのまま生かしたい、との思いから完成した「まるとムージー」。

まさに倉敷の歴史が生み出した、新しい時代のスイーツだなぁと感じました。

藤戸饅頭の詳しい記事はこちらからどうぞ。

倉敷指定重要文化財のカフェでランチやティータイムも

まるとムージーはテイクアウト商品ですが、カフェもとっても素敵なんですよ。

倉敷指定重要文化財の米蔵を改装したカフェでは、カレーランチや手作りスイーツなどがおすすめです。

お庭や店内には、アーティスト「徳持耕一郎(とくもち こういちろう)」氏による鉄筋アートがさりげなく展示されています。

思わずジャズの音色が聞こえてきそうな、臨場感あふれるアート作品と歴史ある米蔵のコラボも見逃せません。

夢空間はしまやの入り口には、まるとムージーの看板が出ています。

はしまや呉服店のとなりを目指して行きましょう。

新しくて懐かしい、倉敷の歴史が生んだ「フローズンまるとムージー」

夢空間はしまやと、藤戸饅頭のコラボレーション商品「フローズンまるとムージー」。

長い歴史のある倉敷だからこそできた、懐かしくて新しいスイーツが誕生しました。

食べなれた餡の味わいなのに、その食感や冷たさはまさに新感覚！

初めて食べるような、それでいてなんだかとっても懐かしいような…。

不思議な味わいのまるとムージー、これからやみつきになりそうです。

フローズンまるとムージーで、倉敷の歴史を丸ごと味わってみてください。