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たけのこ茶屋で働く、美藤有可里さんにインタビュー
たけのこ茶屋の店長 美藤有可里さん(取材をおこなった2018年12月当時)にインタビューをおこないました。
インタビューは2018年12月の初回取材時におこなった内容を掲載しています。
平成30年7月豪雨の発災時について
平成30年7月豪雨時の状況を教えてください。
美籐
堤防が決壊した高馬川に近いのですが、幸いまきび公園、まきび記念館、そしてたけのこ茶屋は浸水被害からは免れました。
7月7日の災害直後は水道が止まったため営業をお休みしましたが、7月24日に飲料可能な水道が復旧してすぐ営業を再開できました。
近くの公民館は現在、復旧工事のため以前と同じように使えません。
そのため、手芸などのワークショップで「たけのこ茶屋を使わせてください」と声をかけていただいて、たけのこ茶屋のフリースペースを半分は支援物資を置き、半分をミーティングルームとして利用していただいています。
たけのこ茶屋は被災しなかった施設だから、安定して場所を提供できています。
真備町産のお野菜や竹製品をそろえる、たけのこ茶屋
店内の販売商品について教えてください。
美籐
たけのこ茶屋では、地元のかたが作られた新鮮なお野菜を中心に、真備町の竹を使ったインテリアショップ「テオリ」さんの竹製品も置いています。
テオリさんの工場は平成30年7月豪雨で浸水被害にあわれましたが、がんばって復旧して製造されています。
人気の「鍋敷き」がずっと欠品していたのですが、最近やっと入荷しました。
家具製造が軌道にのって、端材で小物が作れるところまで製造ラインが戻ってきたのだと思います。
災害後の大きな変化、真備町のひとに知ってもらえたこと
災害前と比べて変化はありましたか?
美籐
お客様が増え、手が回らないほど忙しくなりました。
たけのこ茶屋は真備町の特産品を発信する場所なのに、真備町の多くのひとがこの公園のことを知らなかったんですよね。
たけのこ茶屋は豪雨災害後、残った施設のなかで唯一食べ物が食べられた施設です。
ボランティアのひとや、被災した真備町のひとがご飯を食べに、また休憩をしてお話をするために、たくさん来てくださいました。
支援物資が置いてあるので、初めて来てくださったかたもいます。
現在は支援物資の設置は終了しています
そういうお客様に2度、3度来ていただけるようにメニューを変え、サービスを変える工夫をしていこうというきっかけにもなりました。
玄米や黒米、旬の野菜をメニューに取り入れ、身体に良いものや元気になれるものを作るように心がけています。
おわりに
まきび公園は、春には桜、初夏にはホタル、秋には紅葉、冬はツバキの花など四季折々の景色を楽しめます。
とくに11月中旬に見ごろをむかえる紅葉は、異国情緒あふれる園内の建物と融合して、まきび公園でしか見られない格別な情景を眺められ、おすすめですよ。
自然と調和した魅力あるまきび公園、そして笑顔の絶えない休憩所・たけのこ茶屋のことをもっと多くのひとに知ってもらい、真備町のかたたちと交流が増えたらうれしいと思いました。
自然あふれるまきび公園を散策し、たけのこ茶屋で休憩してみてはいかがでしょうか。
たけのこ茶屋のデータ
名前 | たけのこ茶屋 |
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住所 | 岡山県倉敷市真備町箭田3652-1 |
電話番号 | 086-698-1514 |
駐車場 | あり 一般用:16台 障がい者用:2台 バス:2台 |
営業時間 | 営業時間:午前10時~午後4時 喫茶:午前10時~午後3時 お食事:午前11時~午後2時 |
定休日 | 月 月曜日が祝日の場合は営業し、翌日がお休み |
支払い方法 |
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予約の可否 | 可 |
座席 | 16席 |
タバコ | 禁煙(指定エリアのみ喫煙可能) |
トイレ | バリアフリートイレ 公衆トイレ |
子育て | |
バリアフリー | スロープ |
ホームページ | たけのこ茶屋 |