「うどんはコシが命」といいますよね。
しかし、必ずしもそうとは限りません。
うどんは、地域ごとにそれぞれの特徴があるんです。
「すぎ茶屋」は、岡山ならではのうどん「岡山うどん」にこだわる店。
噛んだときに押し戻してくるような、「たんわり」とした弾力のあるうどん麺。
そんなうどんをつくるため、すぎ茶屋では粉にとことんこだわっています。
そして、うどん粉へのこだわりを生かした饅頭「すぎ茶屋まんじゅう」も人気です。
希少な「阿波和三盆黒糖蜜」を使った上品な味わいを楽しめます。
さらに阿波和三盆黒糖蜜を使った、すぎ茶屋独自の菓子「生かりんと」にも注目です。
そんな、すぎ茶屋の倉敷天満屋店を紹介します。
2024年3月に閉店しました。
以下より記載の情報は、営業時のものです。
なお、テイクアウト商品は、瀬戸内市の厨房へ拠点を変えて製造販売を継続中です。
天満屋 倉敷店 地下1階の食彩館と諸国銘菓店では引き続き、山菜おこわ・天ぷら盛合せ・ざるうどん、すぎ茶屋まんじゅう・生かりんとを販売していますので、是非ご利用ください
【厨房移転先】
〒701-4276
岡山県瀬戸内市長船町服部290番5
瀬戸内記念病院1F
すぎ茶屋 せとうち厨房
TEL/FAX共通:0869-24-8083
記載されている内容は、2022年10月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
目次
すぎ茶屋 倉敷天満屋店のデータ
名前 | すぎ茶屋 倉敷天満屋店 |
---|---|
住所 | 岡山県倉敷市阿知1丁目7-1 天満屋倉敷店 6階 |
電話番号 | 086-426-2637 |
駐車場 | あり 天満屋倉敷店の提携駐車場を利用(参考:天満屋倉敷店 公式サイト) ※3,000円以上の買い物で2時間無料 |
営業時間 | 午前11時〜午後9時 |
定休日 | なし ※天満屋倉敷店の休日に準ずる |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 可 |
座席 | 全44席 ・2人がけテーブル:4卓 ・4人がけテーブル:2卓 ・6人がけテーブル:3卓 ・カウンター席:10脚 ※ テーブル席は配置変更可能 |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 洋式トイレ バリアフリートイレ |
子育て | 授乳室 オムツ替えシート ベビーカーでの入店可能 子供用の椅子あり 子供用の食器あり |
バリアフリー | バリアフリートイレ エレベーター 車椅子での入店可能 トイレは天満屋6階フロアにあるトイレを利用のこと |
ホームページ | すぎ茶屋 倉敷天満屋店 公式Facebook |
▼すぎ茶屋があるのは、天満屋倉敷店の6階です。
▼天満屋は、JR倉敷駅南口のすぐ東側に位置しています。
写真左がJR倉敷駅、右が天満屋 倉敷店。
▼天満屋の中に入ったら、エレベーターやエスカレーター・階段などで6階へ向かいましょう。
6階にフロア案内図がありますので、参考にしてください。
▼すぎ茶屋の外観
すぎ茶屋は岡山ならではの食感や味わいの「岡山うどん」にこだわったうどん店
すぎ茶屋は、倉敷天満屋6階の飲食店が集まるフロアの一角にある、うどん店です。
すぎ茶屋の本店は、岡山市の北部、北区建部(たけべ)の福渡(ふくわたり)地区にあります。
すぎ茶屋は、1973年(昭和48年)に本店を開業して以来「たんわり」とした食感の麺にこだわり、岡山独自の味わいがある「岡山うどん」を貫き通しています。
「たんわり」とは、岡山の方言で「モッチリ」のような意味です。
また、すぎ茶屋の名物はうどんだけではありません。
饅頭・かりんとうも名物なのです。
▼すぎ茶屋は、セルフではなく「フルサービス」のうどん店。
席についてから、ゆっくりとメニューを決められるのが、フルサービス店のいいところです。
▼店内は広々としていて、席数もたくさん用意されているので、ゆっくりと食事を楽しめます。
テーブル席は、人数に合わせて配置変更できるので、大人数でも安心です。
「上・天ざるうどん」は暑い時季に人気のざるうどんと自慢の天ぷらが楽しめる
私は「上・天ざるうどん」を食べました。
上天ざるうどんは、暑い時季に人気があるうどんです!
すぎ茶屋の看板メニューのひとつなんですよ。
なお、天ざるうどんには上と並があって、天ぷらの内容が変わります。
▼それぞれの天ざるうどんの価格は、以下のとおり。
上・天ざるうどん | 1,350円 |
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並・天ざるうどん | 1,100円 |
価格は消費税込。2022年(令和4年)10月時点のもの
▼美しい白い色をした、うどんの麺。
もちろん、天ぷらは揚げたて!
天ぷらの内容は、以下のとおり。
- エビ(2尾)
- シイタケ
- ピーマン
- サツマイモ
- 大葉(青ジソ)
▼うどんや天ぷらを浸す、つけ汁です。
▼薬味はネギとワサビ。口直し用の梅干しも。
▼天ぷら用の塩も付いています。
▼つけ汁にうどんを浸し、豪快にすするのが、ざるうどんの醍醐味です。
うどんを食べると、まずしっかりとしたコシを感じました。
そして、じょじょにアゴに力を入れていくと、麺に弾力があるのを感じます。
噛んだときの押し戻すような感覚、モッチリとした食感が絶妙です。
お店がうどんの麺を「たんわり」と表現しているのがよくわかりました。
これが讃岐うどんの力強いコシのある麺とは違った、「岡山うどん」ならではの味わいなのですね。
麺が太めなので、とても食べ応えがあって箸が止まりません。
そして麺にからんだつけ汁。
甘めの味わい、ダシの心地よい風味で、つけ汁もすべて飲み干しました。
天ぷらも合間に食べていきます。
どの天ぷらも衣がサクサクで香ばしかったです。
エビ天の身は、サクサクの衣と対照的なプルッとした食感でした。
身にプニッとした弾力が感じられ、ピーマンとは思えないおいしさ。
シイタケは肉厚で、揚げているのにプニプニとした適度な歯ごたえがありました。
天ぷらは、つけ汁に浸してもおいしいですが、塩で食べると素材の味わいがよりダイレクトに楽しめるので、おすすめです。
私は半分をつけ汁、半分を塩で食べてみました。
すぎ茶屋のそのほかのメニュー
価格は消費税込。2022年(令和4年)10月時点のもの
▼すぎ茶屋では、28種以上のうどんをラインナップ。
さらに、丼物やセットメニュー、うどんのトッピングも豊富にあります。
なお、英語メニューもあるとのこと。
▼地酒やビールなどの酒類、一品料理も。
軽く一杯やりたいとき、ちょうどいいと思いました。
お店イチオシの一品は「牛すじ煮込み入りうどん」(1,100円)です!
トロトロとした牛すじの味わいをお楽しみください。
牛すじ煮込み入りうどんは、牛すじ好きとしては一度は食べておきたいところ。
▼うどん屋の定番メニューでもある「天ぷらうどん」(890円)。
天ぷらうどんは、年間を通してすぎ茶屋の人気ナンバー・ワンのメニューです!
▼寒い時季にとても人気がある「鍋焼きうどん」(1,390円)。
▼「肉うどん」(820円)も寒い時季の人気メニューです。
▼岡山市の名物料理として有名な「デミカツ丼(デミグラスソース味のカツ丼)」(1,000円)もありました。
▼倉敷でデミカツ丼を食べられる店は希少なので、観光で来た場合などは、ぜひとも食べて欲しい一品です。
▼小さな子供連れで来た場合「お子様うどん」(690円)があるのは助かります。
ミニうどん(かけ/ざる)にミニハンバーグやフライドポテト、フルーツなどが付いていました。
セット・定食系でダントツの人気なのが「小町セット」(890円)です。
▼小町セットの内容は、ミニかやくうどん、いなり寿司が2個、ミニサラダ、小鉢、そして饅頭が1個というお得感のあるもの。
これで税込860円とは、コスト・パフォーマンスが抜群!
すぎ茶屋は「すぎ茶屋まんじゅう」や「生かりんと」も名物
すぎ茶屋はうどんをメインとした飲食店ですが、実はお土産向けの饅頭やかりんとうも名物なんです。
すぎ茶屋で販売されているのは「すぎ茶屋まんじゅう」と「生かりんと」。
すぎ茶屋まんじゅう・生かりんと、どちらも「阿波和三盆 黒蜜糖(あわ わさんぼん こくみつとう)」を使った菓子ですよ!
「すぎ茶屋まんじゅう」は黒糖の風味が広がるこし餡入りの饅頭
▼すぎ茶屋まんじゅうは、焦茶色の生地。
薄い円盤状の饅頭で、表面は艶があります。
▼中は、こし餡でした。
生地はフワッと軽やかな感触で、口の中に阿波和三盆 黒蜜糖の甘い風味が広がっていきます。
すぎ茶屋まんじゅうのポイントは黒糖!
阿波和三盆 黒蜜糖は、とても希少なものなんですよ。
こし餡はしっとりとしていて、口どけのよい上品な甘さです。
すぎ茶屋 倉敷天満屋店での、すぎ茶屋まんじゅうの価格は、以下のとおり。
入数 | 価格 |
---|---|
3個入 | 190円 |
8個入 | 490円 |
価格は消費税込。2022年(令和4年)10月時点のもの
「生かりんと」はふんわりとした食感と黒糖の濃い甘さが印象的
▼生かりんとは、見た目は普通のかりんとうとほぼ同じ。
一般のかりんとうは、カリッとした固い歯ごたえですよね。
しかし生かりんとは、かりんとうと思えないほどやわらかいんです!
食べてみると「生」という表現がピッタリだと思いました。
▼割ると、中央の色が変わっています。
この色の変わっているところは、黒糖蜜が染みこんでいない部分です。
実は、これが生かりんとの味のポイント。
たとえるなら、パスタのアルデンテ。
これによって柔らかいながらも、少し押し返すような弾力がある独自の食感を生み出します!
生かりんとは、まるで上質な黒飴を食べているかのような、阿波和三盆 黒蜜糖の深みある芳醇な甘さを楽しめます。
ふんわりとした軽やかな舌触りもおいしいです。
すぎ茶屋 倉敷天満屋店での、すぎ茶屋まんじゅうの価格は、以下のとおり。
入数 | 価格 |
---|---|
6本入 | 320円 |
8本入 | 430円 |
価格は消費税込。2022年(令和4年)10月時点のもの
すぎ茶屋まんじゅうも生かりんとも、手土産にピッタリです。
そんなすぎ茶屋まんじゅうと生かりんとは、すぎ茶屋 倉敷天満屋店だけでなく、倉敷天満屋の地下1階にある土産物売場でも販売されています。
さらに、すぎ茶屋のオンラインショップでも、すぎ茶屋まんじゅう・生かりんとが購入できます。
こだわりのうどんが楽しめるだけでなく、おいしい饅頭・かりんとうも販売しているすぎ茶屋。
そんなすぎ茶屋の代表取締役・杉本 正樹(すぎもと まさき)さんにインタビューをおこないました。
すぎ茶屋 倉敷天満屋店のデータ
名前 | すぎ茶屋 倉敷天満屋店 |
---|---|
住所 | 岡山県倉敷市阿知1丁目7-1 天満屋倉敷店 6階 |
電話番号 | 086-426-2637 |
駐車場 | あり 天満屋倉敷店の提携駐車場を利用(参考:天満屋倉敷店 公式サイト) ※3,000円以上の買い物で2時間無料 |
営業時間 | 午前11時〜午後9時 |
定休日 | なし ※天満屋倉敷店の休日に準ずる |
支払い方法 |
|
予約の可否 | 可 |
座席 | 全44席 ・2人がけテーブル:4卓 ・4人がけテーブル:2卓 ・6人がけテーブル:3卓 ・カウンター席:10脚 ※ テーブル席は配置変更可能 |
タバコ | 完全禁煙 |
トイレ | 洋式トイレ バリアフリートイレ |
子育て | 授乳室 オムツ替えシート ベビーカーでの入店可能 子供用の椅子あり 子供用の食器あり |
バリアフリー | バリアフリートイレ エレベーター 車椅子での入店可能 トイレは天満屋6階フロアにあるトイレを利用のこと |
ホームページ | すぎ茶屋 倉敷天満屋店 公式Facebook |