もったいない祭(2026年2月21日開催)~ 買い物がつなぐ、身近な社会貢献のかたち

もったいない祭(2026年2月21日開催)~ 買い物がつなぐ、身近な社会貢献のかたち

社会貢献」という言葉から何を思い浮かべますか。

なかには、「特別な活動」という印象を抱く人もいるかもしれません。ボランティアや寄付など、強い意志や覚悟が必要なもの、といったイメージを持つこともあるでしょう。

けれど、買い物や食事を楽しむことが、自然に社会貢献につながるとしたらどうでしょうか。そのような「買うだけで社会貢献」をテーマに掲げたイベント「もったいない祭」が、倉敷アイビースクエアで開催されました。

にぎわいを見せた当日のようすを紹介します。

記載されている内容は、2026年3月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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もったいない祭とは

もったいない祭

もったいない祭は、2023年にスタートし、2026年で4回目を迎えたイベントです。

ものづくりや飲食の現場で、やむを得ず生まれる規格外品や廃棄品。そうした捨てられてしまうものを「資源」として生かし、地域社会に還元する取り組みとしてスタートしました。この思いに賛同した地元企業や飲食店、高校などの31団体が出店しています

イベントにはもうひとつ、大きな特徴があります。それは、売上の約10%が地元の福祉団体に寄付されることです。

寄付先団体は以下のとおりです。

イベント当日のようす

当日は2月下旬と思えないほど暖かく、春の気配を感じるような1日となりました。

会場となった倉敷アイビースクエアは、美観地区内にある複合観光施設です。
そのため、偶然居合わせた旅行客、観光客がふらりと立ち寄る姿もよく見られました。

イベント当日のようす

アイビー学館内は規格外品やお買い得品などを販売するコーナーがメインです。食品や雑貨など、思わぬ掘り出しものに出会えるブースが並びます。

アイビー学館

一方、中庭広場では飲食ブースが中心となり、できたての料理から立ちのぼる湯気と、香ばしい匂いが広がります。

中庭広場

雲ひとつない青空のもと、お酒を片手にくつろぐ人や食事を楽しむ人でにぎわっていました。

クイズスタンプラリー&チョークアート体験

会場でパンフレットをもらい、クイズスタンプラリーに参加しました。会場内3か所に設置された看板には、それぞれ2問ずつクイズが用意されています。

クイズ

クイズの一部を紹介します。


“全国には、子ども食堂がどれくらいあるといわれているでしょう?”

  1. 1,100かしょ
  2. 1,000かしょ
  3. 10,000かしょ

正解は3です。
筆者は残念ながら不正解でした。このように思わず考え込んでしまう問題もあり、楽しみながら社会の取り組みについて知るきっかけになりました。

中庭広場では、チョークアーティストTURURI(つるり)さんによるチョークアート体験がおこなわれていました。

チョークアート体験

なおこのハートマークは、体験参加者の名札で形づくられているそうです。

ハート

子どもたちが使っているのは、使用済みのものや、製造の過程で規格外となったチョークです。このチョークで車や再利用素材へのお絵かき、ダンボール工作が楽しめました。

お絵描き

みんなで楽しみながら描いた絵は、とても素敵な作品になりました。

完成品

マイ箸&マイ皿でいただく、イベントグルメ

もったいない祭は、事前告知でマイ箸・マイ皿・マイバッグの持参が推奨されています。もちろん持参は義務ではなく、無理のない範囲での協力で大丈夫という雰囲気がありました。

グルメコーナー

筆者がお昼ごはんに選んだのは、「魚春+おべんとう、にちにち。」のブースの海鮮漬け丼です。せっかくなので、持参したマイ皿に入れてもらいました。

魚春+おべんとう、にちにち。
魚春+おべんとう、にちにち。の実物

家族が選んだのは「みんなのお家ハルハウス」の特製カレー。こちらは、イベントの寄付先団体のひとつです。

ハルハウス
ハルハウスのカレー

気になっていたけれど、なかなか足を運ぶ機会がなかったお店、今まで知らなかったけれど、家の近所にあるらしいお店。そのようなお店や団体との新しい出会いも、イベントならではの魅力かもしれません。

一期一会の掘り出しもの探し

お腹を満たしたあとは、会場内を自由にまわって買い物を楽しみました。

雑貨

お菓子・靴・雑貨・調味料など、ジャンルもさまざまな商品がいっせいに並ぶ会場は、宝探しのような楽しさがあります。

靴

あれもこれもと目移りしながら、気づけば大きな袋いっぱいに買い物をしていました。

商品1
商品2
商品3

ブースによっては、用意したお買い得品が、午前中でほぼ売り切れたところもあったようです。目当てのお店がある場合は、早めに足を運んだほうがよさそうです。

おわりに

スイーツ

正直なところ、会場でグルメや買い物を楽しんでいるときに「社会貢献をしよう」と強く意識していたわけではありません。「社会貢献」という言葉には、どこか身構えてしまうような、とっつきにくさを感じてしまうからです。

けれど、もったいない祭では、楽しんで使ったお金の一部が自然に寄付につながっています。強い意志も、特別な覚悟も必要ありません。

参加するだけで、地域の誰かの支えになる
この気軽でさり気ない循環の仕組みに、あたたかさを感じました。

家に購入品を持ち帰り、使うたびに寄付先団体のことがふと頭をよぎります。背筋が伸びるようなこの感覚もまた、イベントがくれた小さな変化なのかもしれません。

もったいない祭のデータ

もったいない祭
名前もったいない祭
開催日2026年2月21日(土)
午前10時〜午後4時
場所倉敷アイビースクエア
参加費用(税込)入場無料
ホームページもったいない祭

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情報提供者:たけち

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