「どこかに連れて行ってよ~」
日曜日になると恒例である、子供たちの催促が始まります。
出かけるのであれば、子供が楽しめるのはもちろん、大人だって満喫したいものです。
「至極の逸品くらしきフェア」は、倉敷市や周辺地域の特産品やグルメなどが集合するイベント。
子供に大人気の「ゆるキャラ」だってくるし、大人はグルメやお酒を楽しめます。
このようなフェアは、遠出しなくても一度に「味わえる」ので楽しいものです。
2019年(令和元年)10月6日に開催されたイベントへ行ってきたので、レポートします!
記載されている内容は、2019年10月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
至極の逸品くらしきフェアについて

至極の逸品くらしきフェアは、倉敷市を始めとする高梁(たかはし)川流域圏内の市・町が用意する、選りすぐりの特産品・グルメ・老舗の逸品を楽しめるイベントです。
2019年(令和元年)の開催は、平成30年7月豪雨の復興応援をした市町からも参加がありました。
▼県外から参加した市町は、以下のとおりです。
- 宮城県塩竈市
- 宮城県松島町
- 香川県高松市
- 長崎県佐世保市
- 鹿児島県鹿児島市
倉敷市や高梁川流域以外の特産品やグルメにも触れられるので、ありがたいですよね。
イベントが開催される場所は、JR倉敷駅北側にある「アリオ倉敷」と「三井アウトレットパーク倉敷」の間にある、倉敷みらい公園です。
そのため、イベント自体の入場料は無料。
公式情報としては「駐車場なし」となっていますが、「アリオ倉敷」と「三井アウトレットパーク倉敷」の駐車場が利用できました。
イベントついでに、普段の買い物ができるのもうれしい点です。
至極の逸品くらしきフェアのようす
至極の逸品くらしきフェアが開催される倉敷みらい公園は、子供づれでも歩いて回れるくらいの、程よい広さです。
それでも、たくさんの催しがありました。
僕が体験したものを紹介します。
魅どころステージ

倉敷みらい公園にある公園ステージでは、各種ステージが繰り広げられました。
▼ステージスケジュールは、以下のとおり。
時間 | イベント |
---|---|
午前9時30分~ | オープニングセレモニー |
午前9時50分~ | 倉敷商業高等学校 書道部 |
午前10時30分~ | まきび少年少女合唱団 |
午前11時~ | フラガール |
午前11時30分~ | お楽しみ抽選会1 |
午後0時40分~ | ご当地キャラクターPR |
午後1時10分~ | 真備町 竹のオーケストラ |
午後1時40分~ | ご当地キャラクター じゃんけん大会 |
午後2時10分~ | 倉敷高等学校 チアリーディング部 |
午後2時50分~ | お楽しみ抽選会2 |
午後3時30分 | 倉敷翠松(すいしょう)高等学校 吹奏楽部 |
子供も大人も楽しめる内容ですね。

▼まきび少年少女合唱団は、美しい歌声を披露していました。
子供たちが大勢の観客の前で、堂々と歌う姿はいいですね。

▼真備町 竹のオーケストラは、竹の楽器が印象的でした。
この2つの団体は、さまざまなイベントに出演しており、「真備・船穂総おどり」や「倉敷春宵あかり」でも見られます。

▼ご当地キャラクター(ゆるキャラ)の登場には、子供たちが大興奮!
ちなみに登場していたキャラクターは、以下のとおり。
市町など | キャラクター名 |
---|---|
総社市 | チュッピー |
真備町 | マービーちゃん |
井原市 | でんちゅうくん |
やかげ観光大使(矢掛町) | やかっぴー |
くらしき朝市三斎市 | くらモニ |
倉敷市児島 | Gパンだ |
倉敷市日本遺産スタンプラリー

「一輪の綿花」に続き、「北前船寄港地」「古代吉備の遺産」の3つのストーリーが日本遺産に認定されている倉敷市。
この日本遺産にちなんだスタンプラリーが、会場(倉敷みらい公園)に隣接されるアリオ倉敷と三井アウトレットパーク倉敷も会場にし、行われました。
スタンプラリーの用紙配布は、当初午前9時から午後2時までの予定でしたが、大人気すぎたのか、はたまた用意した枚数が不足したのか、午前10時30分ごろには配布終了…。

僕ら家族は運よく用紙をゲットでき、スタンプラリーに参加できました。

3カ所のスタンプを用紙に押し、受付で見せるとガラポンを回せます。
▼ガラポンの景品は、以下のとおりです。
賞 | 景品 |
---|---|
特賞 | ・アリオ倉敷お買い物券3,000円分 ・三井アウトレットパークお買い物券、お食事券3,000円分 ※いずれか1つ |
特産賞 | 高梁川流域の特産品 |
参加賞 | ・アリオ倉敷の200円グルメクーポン券 ・三井アウトレットパーク倉敷のクーポン券 |
特賞だった!!
といいたいところですが、当たったのは参加賞でしたよ。
残念……。
合計70店舗という規模の各種ブースが大賑わい
グルメや特産品を販売しているブースが、ところせましと並んでいました。
▼大きくわけて、以下のグループにわけられます。
- 特別エリア
- 飲食エリア
- 高梁川流域エリア
- 倉敷エリア
- 児島エリア
- 応援自治体エリア
- ワークショップ
- 真備町エリア
- 庄つくぼエリア
- 玉島エリア
一挙に「倉敷」を味わえる、すばらしいエリアわけだと思いました。

▼体験エリアでは大原美術館のブースで、子供たちが塗り絵を体験。
スタッフの岡崎さんが、優しく案内されていました。
▼塗り絵の題材は、こちら!
大原美術館で実物が見られる「和服を着たベルギーの少女(児島虎次郎 作)」です。

なお、塗り絵を完成させて大原美術館へ持って行くと、おとなが500円で入館できるチケットになります。
子供から大人へのプレゼントに最適で、粋な計らいを感じました。
倉敷市に住む小中学生は、なんと無料で入れるとのことです。

▼「真備町竹工芸同好会」のブースでは、竹のおもちゃを作る体験ができました。
息子が、一生懸命に竹トンボを作っている様子は、父として「なんか、いい…!」という感じ。

▼グルメエリアでは、真備町のウォールウォーレンをたずね、アップルパイを購入しました。

会場ではゆっくり食べられなかったので、帰宅後に午後のおやつとしていただきましたよ。
「ほかには、どんなところが参加していたのかな?」と気になった場合は、以下を開いて確認してみてくださいね。
参加ブース名 | |
---|---|
01 | 大原美術館 |
02 | 倉敷観光コンベンションビューロー |
03 | 倉敷市日本遺産推進協議会 |
04 | 倉敷天領大黒 |
05 | ぼっけーうめえ農マルシェ |
06 | 倉敷うどんぶっかけふるいち |
07 | kobacoffee(クラシキ庭苑) |
08 | もとや 倉敷おからクッキー |
09 | 岡山県漁連水産物展示直売所「ふぁ~ちぁ~」 |
10 | 倉敷うなぎ 本店 |
11 | お好み焼きあっちゃん |
12 | 玉島味噌醤油 |
13 | 平岡秀慶園 |
14 | うぶこっこ家 |
15 | JAかさや 倉敷営農センター |
16 | ふなおワイナリー |
17 | Patisserie Coa |
18 | かさおかブランド |
19 | 倉敷花桜ハム |
20 | 米見 |
21 | こだわりの千屋牛 中山精肉店 |
22 | 焼鳥 鳥星 |
23 | 美星のくんせいや |
24 | アグリケイエル |
25 | 浅口市観光協会 |
26 | リサイクル福祉面 |
27 | mk2 |
28 | 麻田百貨店 |
29 | 倉敷ベジ・ラボ |
30 | くらしきぬ |
31 | たたみのいしはら |
32 | おもちの黒川 |
33 | 阿知てまり&小林メガネ |
34 | 倉敷商店街復興連盟 |
35 | 渡辺酒造本店 |
36 | パティスリー ル・ヴェール |
37 | EDGE OF LINE「(株)アイスム」 |
38 | くらしき塩屋 |
39 | 十八盛酒造 |
40 | 坂本織物 |
41 | 髙田織物 |
42 | 三冠酒造 |
43 | 磯乃羊羹本舗 田中花正堂 |
44 | 吉又商店 |
45 | 松島町(宮城県) |
46 | 鹿児島市(鹿児島県) |
47 | 塩竃市(宮城県) |
48 | 佐世保市(長崎県) |
49 | 高松市(香川県) |
50 | なんば建築工房 |
51 | 玉華堂 |
52 | 玉島だるま虎製造所 |
53 | 孔雀 |
54 | ミヤケ |
55 | 道楽かん工房 |
56 | TEORI |
57 | 真備町竹工芸同好会 |
58 | 平松農産 |
59 | ウォールウォーレン |
60 | 井上ぶどう園 |
61 | 真備町若竹生活交流グループ |
62 | 真備竹林麦酒醸造所 |
63 | ネイチャーアプローチ |
64 | 丸五 |
65 | 岡本製甲 |
66 | 和洋菓子 松涛園 |
67 | 小幡商店 |
68 | 菓子処 ひらい |
69 | 菊池酒造 |
70 | 豊島屋 |
会場内の買い物500円ごとに抽選券が1枚もらえ、抽選会に参加!
会場では、抽選会も行われます。

▼500円以上の買い物で、抽選券がもらえました。

▼半券を抽選BOXに入れる作業は、子供にとって楽しいイベント。

▼ステージで直接当選番号の読み上げもありましたが、会場の別の場所にいたので直接聞けませんでした。
そのため、僕たち家族はボードに貼りだされた番号を見ましたよ。
結果は、残念ながら当たりませんでした…。
おわりに
子供たちの催促で、重い腰を上げて訪れた「至極の逸品くらしきフェア」。
いつも行き慣れた場所の、いつもとは違う風景に、子供たちはもちろん、大人もワクワクできました。
さまざまなグルメやブースを、一度に見られる点もよかったと思います。
またステージのプログラムや、出店ブースの一部からは「真備町」を感じられ、「平成30年7月豪雨の復興にはまだまだ時間がかかるけど、元気だよ!」というメッセージも受け取った気がしました。
来年も「至極の逸品くらしきフェア」が開かれるのであれば、このレポートとを参考にしつつ、楽しんでみてくださいね。