令和7年度くらしき防災フェア（2025年11月23日開催）〜最新の防災情報を楽しく学びました

「防災」の普及・啓発イベント「くらしき防災フェア」が、ボートレース児島駐車場で2025年11月23日（日）に開催されました。

今年（2025年度）で4回目の開催となる今回は、すべての展示を「体験」をメインテーマにしており、各種防災ワークショップが充実していました。

また、天候にも恵まれ、約12,000人が来場するなど大盛況でした。

当日のようすを紹介します。

記載されている内容は、2025年12月記事掲載時の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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「令和7年度くらしき防災フェア」とは

「くらしき防災フェア」は倉敷市が主催する、防災の普及・啓発イベントです。
2025年11月23日（日）午前10時〜午後3時まで、ボートレース児島駐車場で開催されました。

ボートレース児島駐車場内を「なるほど！体験エリア」「わくわく！体験エリア」「大集合！働く車エリア」の三つに分け、体験ブースを中心に次のような催し物がおこなわれました。

当日は午前11時頃、会場に到着しました。すでに多くの人で賑わっていました。

とくに人が多かったのは「働く車エリア」です。

パトカー・白バイ・消防車などの「定番」はもちろん、自衛隊のトラックなど普段はなかなか近くで見られない車も来ていました。

立ち寄ったブースで気になったのは、倉敷市水道局がおこなっていた給水体験と展示です。

給水専用の袋に水を入れて持ってみるという体験でしたが、「こんな仕組みになっているんだ」と勉強になりました。

近年は倉敷市も含め、全国の自治体で水道管などのインフラ設備が老朽化し、設備更新のため水道料金が値上げされるというニュースを多く聞きます。

そのとき、単純に既存設備を更新するのではなく、「耐震管」など災害にも対応できる設備に更新しているという説明を受けました。

ブース展示では、約60の協賛企業・団体が、趣向を凝らした楽しく学べる展示をおこなっていました。「体験」をメインテーマにしており、ワークショップなどが充実していました。

倉敷市防災危機管理室のブースでは、2025年10月1日から運用を開始した「くらしき緊急告知アプリ」のインストールをサポートしていました。

メインステージに到着した頃は、みんなで踊ろう！「ぼうさいPiPit!ダンス」をおこなっていました。

その後も人形劇など、さまざまなパフォーマンスが披露されていました。

とくに印象に残ったイベントは「岡山県警察機動隊による救出救助訓練の実演」でした。

「実演」とはいえ、車を本当に破壊しながら救助しており、緊迫した雰囲気が伝わってきました。

お昼12時前後になると、キッチンカーエリアの人出が明らかに増えてきました。

ボートレース児島駐車場の敷地は広く、例年のような行列が気になることもなく、快適に食事ができたように思います。

昨年度（2024年度/令和6年度）に引きつづき、天候にも恵まれ多くのかたが来場し、楽しく防災を学び、体験していました。

防災の情報は、備蓄など「定番」といえるものが多い一方で、行政などの取り組みは日々アップデートされています。

最新の取り組みを気軽に知られるという意味でも、貴重な体験となりました。

おそらく来年度も開催されると思いますし、防災意識を定期的に高め、最新の取り組みを知る機会として、また足を運ぼうと思います。