海とみどりのマーケット（令和5年5月28日開催）～ 絶景と優しい美味しいスイーツ・フードで玉島の魅力を再発見

倉敷市玉島の円通寺で初開催された「海とみどりのマーケット」（以下：マーケット）。

玉島の魅力を再認識し、さらに新しく創っていきたいという思いから開催されました。

当日のにぎわいのようすと、マーケットで感じた玉島の魅力をレポートします。

海とみどりのマーケットとは

海とみどりのマーケットは、倉敷市玉島で瓦まるしぇを開催しているチームが、「玉島から人・こと・もののご縁をつなぎ、地域を豊かに」と新たに立ち上げたイベントです。

第1回には、玉島を中心に活動されているお店や、体に優しいスイーツやドリンクのお店など、21店舗が出店しました。

会場の円通寺は歴史あるお寺で、桜や新緑、紅葉など四季折々の自然が楽しめる場所でもあります。

また高台にあり、展望台からは玉島の街と瀬戸内海が一望でき、「海とみどりのマーケット」というネーミングに円通寺の魅力が込められています。

当日のようす

人気店が多数出店することもあり、オープン時にはすでに30人以上の列ができ、数か所ある無料駐車場も満車となっていました。

オープンと同時に、早くも行列ができているお店もあります。

「絶対行こう」と決めていたお店に、私も早速向かいました。

コーヒーと焼き菓子のお店、OUR COFFEE

まず向かったのは、玉島のMatelial Library（マテリアルライブラリー）と浅口市金光町でおもに営業しているOUR COFFEE（アウワコーヒー）。

マーケットでは、エスプレッソマシンで淹れたコーヒーの他にキウイジュースやキッシュ、パウンドケーキなどの焼き菓子が販売されていました。

数人並んでいましたが、待つ間にメニューを見ながら「アイスコーヒーにしようかな、ジュースかな」と迷うのも楽しい時間です。

迷いに迷い、スパイスジンジャーソーダと酵母ドーナツを購入しました。

スパイスジンジャーソーダは生姜のピリリとした辛味を感じる辛口、暑い日にピッタリです。

スライスレモンやピンクペッパーも入っていて、爽やかさとかわいらしさを味わえます。

酵母ドーナツはふんわりもっちり。

シンプルだからこそ、ていねいに作られたことが伝わってきます。

酵素玄米のお弁当や米粉ヴィーガンスイーツのお店、ひとつ

次に向かったこちらのお店、お目当てはレーズンバターサンドです。

卵・乳製品不使用で、間に挟んであるクリームはココナッツオイルと豆乳で作られています。

また一般的なレーズンバターサンドはラム酒が多く使われますが、「ひとつ」では日本酒を使っているのが特徴です。

「クリームが溶けやすいので、早めにどうぞ」とのお声がけに、早速その場でいただくことにしました。

体に優しいお菓子は、甘さが控えめで物足りない印象ですが、このレーズンバターサンドはクリームにコクがあり、甘さも物足りなさを感じません。

レーズンには日本酒の風味がしっかりあり、和と洋が一緒に楽しめます。

あまりに気に入り、もう一つ購入して帰りました。

その他のお店

その他のお店を一部ですが、紹介します。

▼atelier&salon（アトリエ アンド サロン） はしまや

カラフルなピクルスが並んでいました。

金柑やごぼうなどの珍しいピクルスも購入できます。

▼小幡商店

地元玉島の老舗豆腐店も出店していました。

おぼろ豆腐や、素朴な豆腐ドーナツが販売されていました。

▼キッチンカーKaasa（カーサ）

こちらも地元玉島の沙美西海岸で営業しているキッチンカーです。

「甘ったれ唐揚げ」を購入しましたが、あっという間に息子二人が平らげてしまいました。

子どもが大好きな、甘辛い味です。

▼cyobitto（チョビット）

かわいい箸置きが30種類以上ありました。

食卓にあると癒やされそうです。

▼りんのひとさじ

みりん粕や規格外農産物を使用したドレッシングは、体にも環境にも優しい商品です。

おわりに

お昼前には商品が売り切れとなっているお店もありました。

お目当てのものがあったり、いろいろなお店で買い物を楽しみたいかたは、午前中に行くのがおすすめです。

また、買い物をする際は行列に並ぶ時間も楽しむ気持ちで行くのが良さそうです。

海とみどりのマーケットに来たことで、久しぶりに円通寺を訪れましたが、景色や自然など円通寺の魅力に改めて気づけました。

ただ買い物が楽しめるだけでなく、地域を盛り上げ、魅力を伝えてくれるマーケット、次回は令和5年（2023年）秋の開催を予定しているそうです。

次回もこの場を通じて、玉島の人・こと、ものとのご縁を見つけるのが、今から楽しみです。