生そば茶屋 藏座庵(ぞうざあん)～ 真備町でみんなが集まれる場所を提供する、蔵を改装したおそば屋さん

倉敷市真備町、竹やぶと田んぼが連なる幅の狭い道を進んだ奥に蔵を改造したおそば屋さんがあることを知っていますか？

お店の名前は生そば茶屋 藏座庵(ぞうざあん)。

食物や穀物を納めていた倉(くら)ではなく、家の家宝や着物など大事なものをもともと貯蔵していた蔵(くら)を改造し、座ってお食事できる場所を意味するのが店名の由来だそうです。

お店を始められる前は、デザイン会社を経営されていた店主。センスが光る内装と、こだわりの北海道産そば粉を使った十割そばを紹介します。

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おすすめは十割そばの風味をダイレクトに味わえる冷たいせいろそば

店主おすすめは、十割そばの風味をダイレクトに味わえるせいろ(冷たい)そばとのこと。

合わせて、定食と天ぷらも注文しました。

名前	価格(税込)
せいろ(冷たいそば)	700円
定食(御飯・おかず2品)	300円
天ぷら	400円

合計で1,400円(税込)です。

注文したものを並べると、豪華なセットになりました！

純度100％の北海道産そば粉で作られるおそばは、みずみずしくて喉ごしがよく、甘みを抑えたすっきりしたそばつゆが、そばの香りを引き立てます。

わさびと白ネギをそえて、空気と一緒におそばをずずっとすすると、風味が変わって更に楽しめます。

取材した日の定食は、炊き込みご飯と出汁巻き卵、茄子のマリネでした。

出汁巻き卵はぷるぷるで柔らかく、お出汁の風味を感じ、炊き込みご飯も優しい味わいでほっとします。

天ぷらは海老、しいたけ、茄子、南瓜、ピーマン。

ピンクソルトにつけて、サクッといただきます。

海老天ぷらのサクふわの食感は、是非食べほしい一品です。

そば湯もいただき、体が温まってほっと落ち着きますね。

お腹いっぱい味わえて大満足のランチタイムでした。

私も2018年11月現在真備町在住です。

真備町ご出身の店主自身もお店も浸水被害から幸いにもまぬがれて営業を続けていますが、災害前に比べてお店の集客が減ったとお聞きしました。

そういう厳しい状況化でも、お店を続けている想いや現在の心境について、同じ真備町在住者としてインタビューをさせていただきました。

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