2021年度高梁川流域はたらきかた発見マルシェ「くらボ～ロ」初回講座レポート ～ テレワークを知って、自分に合うはたらきかたを見つけよう

「くらボ～ロ」開催への思いは？主催者へインタビュー

イベント終了後は、「くらボ～ロ」への思いを主催者へインタビュー。

倉敷市の男女共同参画課主任の妹尾陽子(せのお ようこ)さんと、副主任の高塚唯史(たかつか ただし)さんに話を聞きました。

くらボ～ロをはじめた背景を教えてください。

高塚(敬称略)

くらボ～ロは2020年度からはじめた事業です。今年度(2021年度)で2年目となります。

2020年度以前は、事業所様向けには働き方改革についてのセミナーなどを開催していました。

今後は、個人のかたにも働き方のご提案をしていきたいと思い、企画したのがくらボ～ロなんです。

妹尾(敬称略)

倉敷市の男女共同参画課の事業の一環として実施しています。

根底には「女性が活躍できる社会を目指したい」という思いがあるんです。

やはり育児をされているかたなどは、企業に所属していないかたもいらっしゃいますよね。

個人のかたこそ、働き方の選択肢を広げていただきたいと考えています。

どのような目的で開講するのでしょうか？

高塚

「はたらきかた発見マルシェ」としているとおり、多様なかたが、多様な働き方を発見できる場にすることです。

女性がメインではあるものの、性別問わず参加できます。

ワークライフバランスの“ライフ”の部分はそれぞれで違いますから、ひとりひとりが自分の働き方を考えるきっかけとなる場を目指していますね。

2021年度の講座内容は、どのように決めたのですか？

高塚

インターネットを使った働き方が、より具体的にわかるような内容を取り入れています。

働き方を知るきっかけとなる講座から、実践的な講座まで幅広く用意しました。

まずは、どのようなテレワークがあるのかを知る。

そして、実際に体験してみる。

そうすると、実際に仕事をはじめたいと思ったときに、講座に参加する前よりはハードルが下がっていると思うんです。

複数回受けていただけたら、はたらくことへの考え方が変化していると思います。

どのような人に参加してほしいですか？

高塚

性別問わず、今までインターネットになじみがなかった人に参加してもらえたらうれしいです。

「東京の話」「エリートの話」と思っているかたに、そうではなくて誰でも挑戦できる働き方であることを知ってもらえたらと思います。

くらボ～ロの講座に参加して、他人ごとだったテレワークが自分ごとになるのがいちばんの期待です。

妹尾

育児や介護をされているかたなど、制約があるなかでの働き方を探している人に参加いただくと、可能性は広がると思います。

今は仕事の内容が変わってきていますし、「はたらく場所を問わずにできる仕事がある」とお伝えしたいですね。

最後にメッセージをお願いします。

高塚

くらボ～ロの講座は、1回につき2時間です。

オンラインでも参加できるので、参加へのハードルは低いと思います。

アーカイブも残すので、もう一度確認したいときには見直すことができます。

実りある時間になると思うので、ぜひ気軽にご参加ください！

おわりに

インターネットを使った仕事に興味があっても、なにから始めていいかわからない人は多いと思います。

くらボ～ロでは、リアルな仕事内容や必要なスキルを教えてもらえるので、安心して新しい働き方にチャレンジできそうだと感じました。

また、住んでいる場所や悩んでいることなど、参加者は共通点もあるはず。

現状を共有しあって、みんなで新しい働き方に挑戦できるのも安心できるかもしれません。

くらボ～ロは、2021年12月までさまざまな講座を開講しています。

働き方の選択肢が大きく広がる機会です。

気軽に参加してはいかがでしょうか。