Cafe Cascade(カフェ キャスケード) ～ 年中藤の花が咲き乱れる写真を撮りたくなるカフェ

倉敷駅から南にのびる倉敷中央通りに面したところに、藤の花で彩られた店があることを知っていますか。

外観も内観も藤で飾られたカフェ「Cafe Cascade(カフェ キャスケード)」です。

店の向かいには倉敷市中央図書館、後方には美観地区、倉敷駅には徒歩圏内の好立地にある店。

藤の花いっぱいの外観・内観は華やかで印象的です。

どのような店か気になってきましたか？それでは、しっかりとCascadeを紹介します。

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藤の花で彩られた店

倉敷中央通りを歩いていると、周りに比べひときわ目を引く店、Cafe Cascade(以下、Cascade)があります。

Cascadeはブライダル事業を手掛ける錦屋グループが運営しているカフェです。

錦屋が運営していたCafe LINES(カフェ ラインズ)が、2021年7月に移転のため休業することになり、新たに「ラインズ姉妹店」としてオープンしました。

店の壁いっぱいに飾られているのは藤の造花。

なぜ藤？と思うかたへ説明しましょう！

藤は倉敷市の市花なのです。

古民家風の建物に藤の組み合わせで、倉敷らしさを感じられませんか？

さて、店内も気になるところ。なかに入りましょう。

藤の花が色鮮やかに見えるように、白やグレーを基調とした色で統一された店内。

外観以上に藤の花が天井や壁から滝のように垂れ下がっています。

藤の花は濃い紫、ラベンダー、ピンク、白と色とりどり。それぞれのスポットで色分けされています。

特に「映え」が好きなひとは、店内に入っただけでキュンキュンするのではないでしょうか。

あっちもこっちも写真を撮りたい衝動に駆られるのは筆者だけではないはず。

店内にはカウンター席、ソファ席、中央に長テーブルがあります。

グループでもひとりでも利用しやすそう。

Cascadeのメニュー

Cascadeのメニューは大きく分けて2つ、フードとスイーツがあります。

フードメニュー

メニュー	単品	ドリンクセット	スイーツメニュー
和食	1,500円	1,700円	―
洋食	1,500円	1,700円	―
ヴィーガンカレー	1,250円	1,450円	1,700円

午前10時から午後2時に提供されるプレートランチは、和食と洋食の2種類。どちらも限定10食です。

ヴィーガンカレーはカフェの営業時間に提供しています。

スイーツメニュー

▼カフェ営業時間に提供しているスイーツです。

メニュー	価格(税抜)
焼き菓子盛り合わせ	550円
自家製ガトーショコラ	600円
ケーキセット(スイーツとコーヒーまたは紅茶)	1,000円

▼午後2時から午後7時に提供しているスイーツは、こちら。

メニュー	単品	ドリンクセット
フレンチトースト	800円	1,150円
プレーンワッフル	800円	1,150円
リコッタチーズパンケーキ	900円	1,228円

食事もスイーツもあるので、ランチでもカフェ使いにもできますね。

おすすめメニュー

なにを食べようかとメニューを眺めていると、どれも魅力的で…迷う！

迷ったらおすすめを聞くのが一番です！

店のかたにおすすめを尋ねると、3つ教えてくれました。

「ヴィーガンカレー、フレンチトースト、リコッタチーズパンケーキですね」

聞いたら全部食べたくなったので、2日に分けて3メニューを食べましたよ！

ヴィーガンカレー

ヴィーガンとは、肉・魚・卵乳製品といった動物性の食品を避け、植物性の食品だけを摂る、完全菜食主義のこと。

つまりヴィーガンカレーには肉は使われません。

Cascadeのヴィーガンカレーは、どのようなカレーか紹介します。

▼ルーとドレッシングは別皿

ドレッシングは、3種類から選べます。

• 人参ドレッシング
• 黒酢玉ねぎドレッシング
• 和風ごま醤油ドレッシング

葉物のサラダだけでなく、皿をぐるっと囲むように散りばめられた野菜にもドレッシングをかけて食べました。

人参ドレッシングは、ドロリとするほどニンジンがたっぷり。

お酢がしっかりと効いて身体がシャキッとします。

花の形のごはんに、ルーをたらーっとかけました。

自分でかけるひと手間が楽しいですね。

カレーの味はトマトと玉ねぎがたっぷり使われていて、甘みを感じました。

ルーは10種類以上の野菜が溶け込んだブイヨンでじっくり煮込まれ、スパイスも効いていますが、辛さはありません。どろどろよりはサラサラに近く、口当たりもさっぱりしています。

雑穀米のプチプチ食感を楽しみながら、パクパクとあっという間に食べてしまいました。

ヴィーガンカレーはプラス200円でドリンクセット、プラス450円でドリンクとヴィーガンスイーツが付きます。

ヴィーガンスイーツのメニューは固定ではないようで、注文した日はフルーツポンチでした。

ソーダ水と色とりどりのフルーツ。

シュワシュワする爽やかなスイーツでした。

フレンチトースト

イチゴやオレンジ、パイナップルのフルーツが散りばめられたフレンチトースト。

バニラアイスが添えられています。

ふわふわトロトロのフレンチトーストは少し甘さが強め。

よく見るとハート型のイチゴを発見！

「カワイイ」の仕掛けが細かいですね。

「フレンチトーストに備長炭 炭火珈琲が合うんですよ」と店のかたのおすすめで、コーヒーと一緒に食べることに。

備長炭で焙煎された炭火珈琲は深くて芳醇な香りが特徴で、しっかりとした味わいです。

甘さがしっかりあるスイーツとの相性はばっちり。

リコッタチーズパンケーキ

ふわっふわのリコッタチーズパンケーキ。

リコッタチーズは癖の少ないさっぱりとしたチーズです。

匂いだけではパンケーキにチーズが入っていると分からないのですが、コクがあるのはリコッタチーズのおかげ。

リコッタチーズパンケーキは、時間が経つとしぼんでしまうので要注意。

提供されてすぐ食べることをおすすめします。撮影時間は短めに。

甘さ控えめでスフレ状でふわふわしているので、口当たりも軽やかにペロリと食べられます。

藤の花のもと癒しの時間を

外観も内観も藤の花いっぱいに彩られたCascadeは、どの席に座っても写真映えします。

店にいるだけでも癒される空間は格別。

ひとりで過ごすのもよし、誰かと感動を共有するのもよし、英気を養うために立ち寄るのもよし。

さまざまな用途で利用できるCascade。プロデュースした大本眞基子(おおもと まきこ)さんに話を聞きました。

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